mission 4:invitation of promenade ~嫉妬と乱入~
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「まあ、一曲だしいいよね?」
説明を無事に終えたディーヴァはあっけらかんと笑う。
だが、ダンテは理解はしたものの、納得していなかった。
「ちょっと待った。オレという者がありながらダンスの誘いを受けたってのか?」
「…うん。だってどうしても一緒に行ってほしいっていうんだもん。一曲だけでいいみたいだし、友達の頼みだし断りづらくってさ…」
断りづらい、というか断れなかったようなものでもある。
たとえ断ったとしても、きっと誘いを受けるまでまとわりつきそうな、そんな執念があの先輩から見てとれたのだ。
何度も断られ続け、先輩にももうあとがない。
きっとディーヴァを逃せば誰とも行けなくなると思ったのだろう、かなり追い詰められていた。
ボソボソと理由を述べるディーヴァに、クワッと目を見開いたダンテが声を荒げる。
「一曲だけになるわけないだろ!そんなの、そのままお持ち帰りパターンに決まってる!浮気だ、浮気!」
「浮気じゃないってば!
だいたい相手は、女の子を自分を飾る花みたいに考えてる人だもん。きっと一曲どころか、一緒に行っただけで満足するよ?」
「いーや、そのつもりだったとしても最後はぺろっといただかれるな」
ディーヴァの話を否定し、ダンテが拳を握りこみ、声高に叫ぶ。
その言葉の意味がいまいちわからないお子ちゃまなディーヴァだった。
「お持ち帰りもぺろっといただくも意味わかんない、わかるように言って。
あたしお土産や料理じゃないんだからね?」
声高なダンテにくすくすと笑みがこぼれる。
ダンテはそんな何もわかっちゃいないディーヴァにやれやれとため息を吐いた。
「これだから純粋培養のお嬢さんは…」
「む。世間知らずって言いたいの?」
世間知らずもそうだが、箱入り娘すぎる。
だいたいのニュアンスでわかりそうだが…
『セックス』の単語はわかっていて、淫語や性をほのめかした言葉だと通じない。
先はまだまだ長そうだ。
「ったく。……えっちなことされるってこった」
えっちなこと。
これだけストレートに言えばさすがにわかる。
案の定、ディーヴァは耳まで真っ赤にしてしまった。
だが、相変わらず人のよいことだ。
軽くだが、笑い飛ばしている。
「えっ。……ま、まっさかぁ~!あーいうタイプは潔癖症だったりするしそういうことなんて「甘いっ!ストサンより甘いな、ディーヴァ!」えー…」
ディーヴァの言葉を遮り、ダンテがまたも叫んだ。
「男はヤるときはヤるもんだ!それに、ディーヴァを目の前にしてヤらないわけがない!」
「ダンテじゃあるまいし…」
「そんなやついたらオレは聞きたいね、『ディーヴァ以外とヤるとか頭おかしいんじゃねーの?テメェはホントに男かっ!』…ってな」
「は、はぁ…」
そこまで想われると嬉しいと言うより、なんだかあきれる。
「…オレも行く」
ボソッとダンテが呟いた。
「えっ」
「オレも行くーっ!!」
「だ、だめに決まってるでしょ!チケットないんだからダンテは入れません!」
地団駄を踏んで暴れ、ダンテが行きたがっている。
だが、こちらもそんなダンテに飛び付き大人しくするよう言い聞かせて対応した。
でないと、ダンテの怪力で二階の床が抜け落ちそうだった。
説明を無事に終えたディーヴァはあっけらかんと笑う。
だが、ダンテは理解はしたものの、納得していなかった。
「ちょっと待った。オレという者がありながらダンスの誘いを受けたってのか?」
「…うん。だってどうしても一緒に行ってほしいっていうんだもん。一曲だけでいいみたいだし、友達の頼みだし断りづらくってさ…」
断りづらい、というか断れなかったようなものでもある。
たとえ断ったとしても、きっと誘いを受けるまでまとわりつきそうな、そんな執念があの先輩から見てとれたのだ。
何度も断られ続け、先輩にももうあとがない。
きっとディーヴァを逃せば誰とも行けなくなると思ったのだろう、かなり追い詰められていた。
ボソボソと理由を述べるディーヴァに、クワッと目を見開いたダンテが声を荒げる。
「一曲だけになるわけないだろ!そんなの、そのままお持ち帰りパターンに決まってる!浮気だ、浮気!」
「浮気じゃないってば!
だいたい相手は、女の子を自分を飾る花みたいに考えてる人だもん。きっと一曲どころか、一緒に行っただけで満足するよ?」
「いーや、そのつもりだったとしても最後はぺろっといただかれるな」
ディーヴァの話を否定し、ダンテが拳を握りこみ、声高に叫ぶ。
その言葉の意味がいまいちわからないお子ちゃまなディーヴァだった。
「お持ち帰りもぺろっといただくも意味わかんない、わかるように言って。
あたしお土産や料理じゃないんだからね?」
声高なダンテにくすくすと笑みがこぼれる。
ダンテはそんな何もわかっちゃいないディーヴァにやれやれとため息を吐いた。
「これだから純粋培養のお嬢さんは…」
「む。世間知らずって言いたいの?」
世間知らずもそうだが、箱入り娘すぎる。
だいたいのニュアンスでわかりそうだが…
『セックス』の単語はわかっていて、淫語や性をほのめかした言葉だと通じない。
先はまだまだ長そうだ。
「ったく。……えっちなことされるってこった」
えっちなこと。
これだけストレートに言えばさすがにわかる。
案の定、ディーヴァは耳まで真っ赤にしてしまった。
だが、相変わらず人のよいことだ。
軽くだが、笑い飛ばしている。
「えっ。……ま、まっさかぁ~!あーいうタイプは潔癖症だったりするしそういうことなんて「甘いっ!ストサンより甘いな、ディーヴァ!」えー…」
ディーヴァの言葉を遮り、ダンテがまたも叫んだ。
「男はヤるときはヤるもんだ!それに、ディーヴァを目の前にしてヤらないわけがない!」
「ダンテじゃあるまいし…」
「そんなやついたらオレは聞きたいね、『ディーヴァ以外とヤるとか頭おかしいんじゃねーの?テメェはホントに男かっ!』…ってな」
「は、はぁ…」
そこまで想われると嬉しいと言うより、なんだかあきれる。
「…オレも行く」
ボソッとダンテが呟いた。
「えっ」
「オレも行くーっ!!」
「だ、だめに決まってるでしょ!チケットないんだからダンテは入れません!」
地団駄を踏んで暴れ、ダンテが行きたがっている。
だが、こちらもそんなダンテに飛び付き大人しくするよう言い聞かせて対応した。
でないと、ダンテの怪力で二階の床が抜け落ちそうだった。