mission 30:going to travel ~日本~
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それから数10時間後、飛行機はようやく日本の空港に着陸した。
久しぶりの地上に降り立った2人は大きく酸素を吸い込み、上に向かって伸びをする。
「あ゛ーーーすっかり、体固まっちまったな」
「時間にしたら半日くらい、ずうっと座りっぱなしだったもんねー…」
「はは…そりゃ固まるわけだ」
半日、つまり約12、3時間も空の上にいた事になる。
太陽とすれ違ってまた夜を迎えて~の長旅だったので、日本時間では次の日の夜になってしまっている。
時計を見る限りでは、12時間ほどではなく24時間もかかった気分になるほどだ。
今夜はもう遅い。
ダンテとディーヴァは空港近くにあった適当なホテルに一泊し、次の日に移動を開始することにした。
時差ぼけで疲れているが、祖父母の家までの経路を今のうちに確認しておこう。
疲れで動き辛い体に鞭打ち、ようやく入れたホテルで欠伸を噛み殺してベッド上に地図を広げるディーヴァ。
確か祖父母の家までは列車に揺られて行くのだったか…?
…と、地図を見ていると後ろから腰に回されるダンテの腕。
「なぁに?ダンテ」
ぎゅっと抱きしめ、甘えるようにその顔をディーヴァの肩に乗せ頬擦り。
…重い。
ダンテは自分の方へとディーヴァの体ごと向かせると、熱っぽい目でじっと見つめてくる。
「ようやく2人っきりになれたな。なぁ……シようぜ?」
「いや」
火が付き始めているダンテとは反対、ディーヴァは即答。
ダンテの誘いを一言で蹴った。
「なんでだよ。お誂え向きな大きめベッドはある、ムード満点の室内ライトはある…さもどうぞお楽しみくださいと言わんばかりじゃないか」
しかもそのベッドの上にディーヴァはいるのだ。
誰から見ても…否、欲求不満状態のダンテから見れば、襲ってくれと言わんばかりのシチュエーションだった。
「疲れてるし、地図確認したいからだーめ」
「んなのあとだ」
ポイ。
ディーヴァの手の中から抜き取った地図を、ダンテは手の届かぬ場所へと投げた。
そのままディーヴァに再び向き直ると、ギラギラした目で顔を近づけてくる。
「せめて飛行機ン中で足りなかったキスくらいたっぷり味わせろ。
散っ々お預けさせられたんだ、それくらい…なあ?」
ダンテは時差ぼけもなんのその。
体が固まったとか言っていたが、ディーヴァのような疲れは特に感じていないようだった。
キスくらいならいいか…。
ダンテのために折れたディーヴァは、その唇を受け入れる。
自分からは動かないし動く気力もないが、おとなしくされるがままでダンテのしたいようにさせよう。
「…ん、……」
「……は、……ディーヴァの唇、甘ぃ…」
だが、ダンテの行動はキスだけに留まらなかった。
そのキスは、やがて深い深いものへと発展し、どんどんとエスカレートしてゆく。
そしてダンテはディーヴァを、そのままベッドの上へと押し倒してきたではないか。
下はふかふかのベッドだし、疲れていたので寝転がってのキスも別にいいや。
見上げればダンテと天井だけが目に入る。
初めて知ったが、壁だけでなくその天井はピンク色で統一されていて、ダンテが前述した通り室内のライトがムードを高めるため仄暗い明かりを投げかけているのだった。
なんだかフツーのホテルと違う…?
そんな事をキスを受けながら考えていれば……。
ダンテの手が胸に伸びてきた。
もう一方の手は、スカートの中にするりと入り込んでくる。
「きゃ……、ダン…テ、何を……?」
「やっぱ我慢出来なくなった」
キスで興奮したのだろう、ダンテはディーヴァの許可も得ず行動を進める。
もみっ!
「や、だぁ……」
「やめろ?………無理。
だって、ディーヴァのじーさんばーさんのとこ行ったら、こういうコト…出来ないんじゃないか?」
だからなんだと言うのだ。
今しようとしていることと、何か関係あると…?
「日本にいる間はしなきゃいいじゃん!」
「……本気で言ってるのか?オレに我慢しろ、と?」
「そんなに毎日してないし……今までだって我慢、出来てた…よ?」
「ディーヴァの味を占めちまった今じゃ無理だ」
ダンテの手を遮り押して抵抗するディーヴァと、その頑張りを軽~くあしらいつつもギリギリで相手してやるダンテ。
ディーヴァの力などダンテの前には赤子に等しいが、自分の出せる限りでダンテに抵抗を試みる。
「無理だ、じゃなーい!諦めないで我慢してみなさーい!!」
「やーだね。せっかく『ココ』に来たのに勿体無い」
「?」
不思議そうな顔をしつつ、グググとまだ抵抗。
ダンテは片手で楽に抑えてニヤニヤしながら、今泊まっているホテルの真の意味を教えた。
「知らなかったのか?このホテル……他が空いてなかったから入ったがラブホテルなんだぜ」
「ラブ…ッ!?」
ラブホテルといえばそういうコトする場所ではないか。
そういえばライトがやたらピンク色でムーディーだし、そこかしこのアメニティグッズの中には何に使うかわからない物もある。
カアアアアと聞こえてきそうなほどディーヴァの顔が赤くなり、抵抗の手までが止まる。
その隙を逃すダンテではない。
ギシ、とのしかかるように馬乗りになると、ディーヴァが逃げられないよう両手でその退路を断ってニコリと笑う。
嫌な予感がしたディーヴァも、ぎこちなく笑みを返した。
「基本的なジャパニーズのダブルベッドは少し小さいが、ラブホのダブルベッドはクイーンかキングサイズに出来てるみたいだな。
でかく出来てて助かるぜ」
ダンテからすれば日本のクイーンサイズやキングサイズのベッドは、自分が寝転がるのに丁度良いダブルベッドくらいに相当する。
つまりディーヴァとそういうコトするにはもってこいの大きさだ。
抵抗の際に乱れに乱れた衣服。
その隙間から手を入れたダンテは、ディーヴァが侵入を許そうとしないスカートの裾を思い切りまくりあげた。
「ひゃぁ………っ」
「ラブホに来て何もしないなんて勿体無い。さーて…観念しろよ、ディーヴァ」
ダンテは舌なめずりしてディーヴァという獲物に向き直るのだった。
久しぶりの地上に降り立った2人は大きく酸素を吸い込み、上に向かって伸びをする。
「あ゛ーーーすっかり、体固まっちまったな」
「時間にしたら半日くらい、ずうっと座りっぱなしだったもんねー…」
「はは…そりゃ固まるわけだ」
半日、つまり約12、3時間も空の上にいた事になる。
太陽とすれ違ってまた夜を迎えて~の長旅だったので、日本時間では次の日の夜になってしまっている。
時計を見る限りでは、12時間ほどではなく24時間もかかった気分になるほどだ。
今夜はもう遅い。
ダンテとディーヴァは空港近くにあった適当なホテルに一泊し、次の日に移動を開始することにした。
時差ぼけで疲れているが、祖父母の家までの経路を今のうちに確認しておこう。
疲れで動き辛い体に鞭打ち、ようやく入れたホテルで欠伸を噛み殺してベッド上に地図を広げるディーヴァ。
確か祖父母の家までは列車に揺られて行くのだったか…?
…と、地図を見ていると後ろから腰に回されるダンテの腕。
「なぁに?ダンテ」
ぎゅっと抱きしめ、甘えるようにその顔をディーヴァの肩に乗せ頬擦り。
…重い。
ダンテは自分の方へとディーヴァの体ごと向かせると、熱っぽい目でじっと見つめてくる。
「ようやく2人っきりになれたな。なぁ……シようぜ?」
「いや」
火が付き始めているダンテとは反対、ディーヴァは即答。
ダンテの誘いを一言で蹴った。
「なんでだよ。お誂え向きな大きめベッドはある、ムード満点の室内ライトはある…さもどうぞお楽しみくださいと言わんばかりじゃないか」
しかもそのベッドの上にディーヴァはいるのだ。
誰から見ても…否、欲求不満状態のダンテから見れば、襲ってくれと言わんばかりのシチュエーションだった。
「疲れてるし、地図確認したいからだーめ」
「んなのあとだ」
ポイ。
ディーヴァの手の中から抜き取った地図を、ダンテは手の届かぬ場所へと投げた。
そのままディーヴァに再び向き直ると、ギラギラした目で顔を近づけてくる。
「せめて飛行機ン中で足りなかったキスくらいたっぷり味わせろ。
散っ々お預けさせられたんだ、それくらい…なあ?」
ダンテは時差ぼけもなんのその。
体が固まったとか言っていたが、ディーヴァのような疲れは特に感じていないようだった。
キスくらいならいいか…。
ダンテのために折れたディーヴァは、その唇を受け入れる。
自分からは動かないし動く気力もないが、おとなしくされるがままでダンテのしたいようにさせよう。
「…ん、……」
「……は、……ディーヴァの唇、甘ぃ…」
だが、ダンテの行動はキスだけに留まらなかった。
そのキスは、やがて深い深いものへと発展し、どんどんとエスカレートしてゆく。
そしてダンテはディーヴァを、そのままベッドの上へと押し倒してきたではないか。
下はふかふかのベッドだし、疲れていたので寝転がってのキスも別にいいや。
見上げればダンテと天井だけが目に入る。
初めて知ったが、壁だけでなくその天井はピンク色で統一されていて、ダンテが前述した通り室内のライトがムードを高めるため仄暗い明かりを投げかけているのだった。
なんだかフツーのホテルと違う…?
そんな事をキスを受けながら考えていれば……。
ダンテの手が胸に伸びてきた。
もう一方の手は、スカートの中にするりと入り込んでくる。
「きゃ……、ダン…テ、何を……?」
「やっぱ我慢出来なくなった」
キスで興奮したのだろう、ダンテはディーヴァの許可も得ず行動を進める。
もみっ!
「や、だぁ……」
「やめろ?………無理。
だって、ディーヴァのじーさんばーさんのとこ行ったら、こういうコト…出来ないんじゃないか?」
だからなんだと言うのだ。
今しようとしていることと、何か関係あると…?
「日本にいる間はしなきゃいいじゃん!」
「……本気で言ってるのか?オレに我慢しろ、と?」
「そんなに毎日してないし……今までだって我慢、出来てた…よ?」
「ディーヴァの味を占めちまった今じゃ無理だ」
ダンテの手を遮り押して抵抗するディーヴァと、その頑張りを軽~くあしらいつつもギリギリで相手してやるダンテ。
ディーヴァの力などダンテの前には赤子に等しいが、自分の出せる限りでダンテに抵抗を試みる。
「無理だ、じゃなーい!諦めないで我慢してみなさーい!!」
「やーだね。せっかく『ココ』に来たのに勿体無い」
「?」
不思議そうな顔をしつつ、グググとまだ抵抗。
ダンテは片手で楽に抑えてニヤニヤしながら、今泊まっているホテルの真の意味を教えた。
「知らなかったのか?このホテル……他が空いてなかったから入ったがラブホテルなんだぜ」
「ラブ…ッ!?」
ラブホテルといえばそういうコトする場所ではないか。
そういえばライトがやたらピンク色でムーディーだし、そこかしこのアメニティグッズの中には何に使うかわからない物もある。
カアアアアと聞こえてきそうなほどディーヴァの顔が赤くなり、抵抗の手までが止まる。
その隙を逃すダンテではない。
ギシ、とのしかかるように馬乗りになると、ディーヴァが逃げられないよう両手でその退路を断ってニコリと笑う。
嫌な予感がしたディーヴァも、ぎこちなく笑みを返した。
「基本的なジャパニーズのダブルベッドは少し小さいが、ラブホのダブルベッドはクイーンかキングサイズに出来てるみたいだな。
でかく出来てて助かるぜ」
ダンテからすれば日本のクイーンサイズやキングサイズのベッドは、自分が寝転がるのに丁度良いダブルベッドくらいに相当する。
つまりディーヴァとそういうコトするにはもってこいの大きさだ。
抵抗の際に乱れに乱れた衣服。
その隙間から手を入れたダンテは、ディーヴァが侵入を許そうとしないスカートの裾を思い切りまくりあげた。
「ひゃぁ………っ」
「ラブホに来て何もしないなんて勿体無い。さーて…観念しろよ、ディーヴァ」
ダンテは舌なめずりしてディーヴァという獲物に向き直るのだった。