mission 28:sleepy hollow ~都市伝説~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「下がってろディーヴァ!」
恐怖で泡をふきそうになっているディーヴァにダンテは下がるよう指示し、相手へと発砲した。
だが相手はその弾丸を、持っていた剣で弾き飛ばす。
まるで、バージルの使った技のそれだ。
「やるな…」
ダンテは唇をペロリと舐め、違う攻撃に移行した。
「ならこれならどうだ!」
反対の手にエボニーを構え、二丁の銃での発砲。
連射性に長けたアイボリーと、対象に正確に当てて破壊性に長けるエボニーに、さらに高まる連射率。
だがその弾丸が命中する前に、奴は周りにまとっていた暗い空気で自身を覆い尽くすと、フッとかき消えてしまった。
「ちっ、逃げられたか」
相手が消えたことで、金縛りのような状態が解除されたか、ディーヴァは立ち上がってダンテに飛び付いた。
そしてその肩を掴み、ガクンガクンと揺さぶる。
「ひぃぃ!死の予兆見ちゃった!どうしよう、あたし見ちゃったよダンテ!!」
「はいはい、わかったから揺らさないでくれ」
どうどうとディーヴァを落ち着かせてから、ダンテは相手の消えた方を見据える。
「ふーん。悪魔のようだが、こっちを傷つける気はなさそうだな」
それを証拠に、剣で弾丸を弾きこそすれ、こちらに攻撃をする機会があったにも関わらず、剣を振るうことはなかった。
「とりあえずあいつをなんとかするのが依頼内容だ。追うぞ、ディーヴァ」
「やだ!あたし帰るっ!ダンテと一緒なら安心だとしても今すぐ帰るぅぅぅ…っ!!」
「今さら遅ぇよ!」
ここで帰ると言っても、土地勘もなく真っ暗な夜に、その辺にひとりディーヴァを置いていくのは危ないし、ダンテとしても敵を追わなくてはいけない。
つまり、連れていかざるを得ない…と。
嫌がるディーヴァを無視し、ダンテはお姫様だっこで抱えて走った。
スリーピーホロウ独特のうすら寒い気配を追ってしばらく、曲がりくねって捻り曲がった大木がダンテとディーヴァの前に姿を現した。
「首無し野郎よりも、あの樹の方が悪魔の気配ビンビンだな。
掃き溜めと腐ったような血の臭いで鼻が曲がりそうだぜ」
ディーヴァからはただの気持ち悪い樹にしか見えぬそれ。
だが、ダンテは半魔だからか、樹から臭う死臭と腐臭がやけに鼻についた。
よく見れば、幹がまるで息をしているかのように脈打っており、中から臭いも漏れていた。
「ふむ…」
「ダンテ、どうするの…?」
ダンテはディーヴァを地面に下ろすと、しばし考えこむ。
「こうするのさ。…そいやっさ!!」
そして幹に両手をかけると、左右に引きちぎるようにその木肌を割いた。
ぶしゅ、ぶしゃあああああ!
樹に出来た裂け目からふきだすどす黒い血。
「う、わ…!」
「ぎにゃあああああ!」
ダンテにもディーヴァにも間一髪かからなかったが、辺り一面が真っ赤に染まった。
そして、この樹には死人の樹という名前でもつけるべきか、樹の中からゴロゴロ転がり落ちる無数の生首。
ほとんどは腐れ落ちており、頭蓋骨と化しているものが多いが、樹の中には大量にあるようだった。
「ひょええええっ!!」
ホラーだ。
血と生首で、ものすごくホラーだ。
ディーヴァの恐怖は許容範囲を越えたようで、変な叫び声をあげながらダンテのTシャツの中に顔を突っ込んだ。
その体はひたすら震えており、マナーモード状態。
「ディーヴァ、気持ちはわかるがそれじゃオレが動けねぇよ」
周りの霧深い森がザワザワと蠢いている。
ここにいては危険な気がする…主にディーヴァが、だが。
ダンテは移動しずらそうにしながら、そこから少し離れ、樹の様子をうかがうことにした。
恐怖で泡をふきそうになっているディーヴァにダンテは下がるよう指示し、相手へと発砲した。
だが相手はその弾丸を、持っていた剣で弾き飛ばす。
まるで、バージルの使った技のそれだ。
「やるな…」
ダンテは唇をペロリと舐め、違う攻撃に移行した。
「ならこれならどうだ!」
反対の手にエボニーを構え、二丁の銃での発砲。
連射性に長けたアイボリーと、対象に正確に当てて破壊性に長けるエボニーに、さらに高まる連射率。
だがその弾丸が命中する前に、奴は周りにまとっていた暗い空気で自身を覆い尽くすと、フッとかき消えてしまった。
「ちっ、逃げられたか」
相手が消えたことで、金縛りのような状態が解除されたか、ディーヴァは立ち上がってダンテに飛び付いた。
そしてその肩を掴み、ガクンガクンと揺さぶる。
「ひぃぃ!死の予兆見ちゃった!どうしよう、あたし見ちゃったよダンテ!!」
「はいはい、わかったから揺らさないでくれ」
どうどうとディーヴァを落ち着かせてから、ダンテは相手の消えた方を見据える。
「ふーん。悪魔のようだが、こっちを傷つける気はなさそうだな」
それを証拠に、剣で弾丸を弾きこそすれ、こちらに攻撃をする機会があったにも関わらず、剣を振るうことはなかった。
「とりあえずあいつをなんとかするのが依頼内容だ。追うぞ、ディーヴァ」
「やだ!あたし帰るっ!ダンテと一緒なら安心だとしても今すぐ帰るぅぅぅ…っ!!」
「今さら遅ぇよ!」
ここで帰ると言っても、土地勘もなく真っ暗な夜に、その辺にひとりディーヴァを置いていくのは危ないし、ダンテとしても敵を追わなくてはいけない。
つまり、連れていかざるを得ない…と。
嫌がるディーヴァを無視し、ダンテはお姫様だっこで抱えて走った。
スリーピーホロウ独特のうすら寒い気配を追ってしばらく、曲がりくねって捻り曲がった大木がダンテとディーヴァの前に姿を現した。
「首無し野郎よりも、あの樹の方が悪魔の気配ビンビンだな。
掃き溜めと腐ったような血の臭いで鼻が曲がりそうだぜ」
ディーヴァからはただの気持ち悪い樹にしか見えぬそれ。
だが、ダンテは半魔だからか、樹から臭う死臭と腐臭がやけに鼻についた。
よく見れば、幹がまるで息をしているかのように脈打っており、中から臭いも漏れていた。
「ふむ…」
「ダンテ、どうするの…?」
ダンテはディーヴァを地面に下ろすと、しばし考えこむ。
「こうするのさ。…そいやっさ!!」
そして幹に両手をかけると、左右に引きちぎるようにその木肌を割いた。
ぶしゅ、ぶしゃあああああ!
樹に出来た裂け目からふきだすどす黒い血。
「う、わ…!」
「ぎにゃあああああ!」
ダンテにもディーヴァにも間一髪かからなかったが、辺り一面が真っ赤に染まった。
そして、この樹には死人の樹という名前でもつけるべきか、樹の中からゴロゴロ転がり落ちる無数の生首。
ほとんどは腐れ落ちており、頭蓋骨と化しているものが多いが、樹の中には大量にあるようだった。
「ひょええええっ!!」
ホラーだ。
血と生首で、ものすごくホラーだ。
ディーヴァの恐怖は許容範囲を越えたようで、変な叫び声をあげながらダンテのTシャツの中に顔を突っ込んだ。
その体はひたすら震えており、マナーモード状態。
「ディーヴァ、気持ちはわかるがそれじゃオレが動けねぇよ」
周りの霧深い森がザワザワと蠢いている。
ここにいては危険な気がする…主にディーヴァが、だが。
ダンテは移動しずらそうにしながら、そこから少し離れ、樹の様子をうかがうことにした。
