mission 28:sleepy hollow ~都市伝説~
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無事に初夜を済ませた次の朝。
「うぅー…腰が痛い」
ディーヴァは腰の痛みで目を覚ました。
もぞ…とすっぽり被っていたらしいシーツから顔を出し、動こうと試みる。
しかし、起き上がろうとしたら、腰がまるでたたなかった。
腰の奥底から断続的に襲い来る鈍痛は、ディーヴァが動くことを良しとしなかった。
「う、動けない……。ダンテ手を貸し…」
ダンテに抱き起こしてもらおうと、首を反対側に向ける。
だがそこに、眠っているとばかり思っていたダンテの姿はなかった。
「ダンテ…どこ?」
体があまり動かないので、目でキョロキョロ見て探す。
部屋のどこにも、ダンテの姿はおろか、気配すら何もなかった。
いないと静かでいいな、なんて思う時もある。
だが、今のディーヴァは昨晩の行為のこともあり、ダンテの姿が見えないだけで、幼子のように不安に陥った。
気持ちいいとダンテは言っていたが、実はそうでもなくて、ディーヴァのもとから離れてしまったのだとしたらどうしよう。
ダンテがどんなにディーヴァを好きだと言っても、どんなに愛を囁いても、ディーヴァはいつも不安でたまらない。
…自分に自信がもてない。
シーツを引き寄せて寂しさをまぎらわしていれば、衣の擦れる音が。
行為のあと、そのまま気絶して眠ってしまったから、裸のままだったと思ったが、何故布を纏っている感覚があるのだろう。
自分の格好を見てみる。
「え?」
あんなに汗をかいたのに、そんなことは微塵も感じさせぬほど綺麗になっている。
髪も洗ってあるのかサラサラでとても綺麗。
そして…高校の制服を着込んでいた。
「何であたし、高校の制服着てるの?」
懐かしいが、いつ着てもその中身は変わらぬ自分の見た目。
成長の止まっている証拠でもあり、自分としてはあまり好きではない服装だ。
眉をひそめながら見ていけば、シーツも交換してあることに気がついた。
今敷いてあるシーツは、かなりぐちゃぐちゃだったが。
制服はともかく、この腰の痛みをなんとかしなくてはどうにもならない。
力を使い果たしたのか、お腹も空いていることだし…。
「ああ、起きたか?今、起こそうと思ってたんだぜ」
と、ここで扉が開いてダンテが入ってきた。
「ダンテ…おはよう」
「おはようディーヴァ。今はもう10時で、どっちかっていうとおそようだけどな」
ダンテの知らせるまま時計を見てびっくり。
今日は仕事も休みだからいいが、かなり寝坊をしてしまったようだ。
…それはともかく、だ。
「すっごい腰痛いんだけど?」
「そりゃそうだろ。あんだけ激しくすれば、普通の女は腰も痛くなるさ」
その言いぐさが気に入らない。
ディーヴァは、むすっと唇を尖らした。
「激しくしないでよ…あたし、途中から何も覚えてないよ」
「気を失うからだ。普段からオレくらい体力つけろ」
「ダンテみたいな体力悪魔と一緒にしないで!うっ、大きな声だしたら、腰に響いたぁ…」
ベッドに逆戻り。
突っ伏したまま、ディーヴァはダンテに向かって不満げに漏らした。
枕に顔を押し付けての言葉だったので、至極くぐもっている。
「お腹も空いたし、朝御飯作らなきゃだし。
なのに、このあたしの状態…どーすんのよこれ」
「悪いな」
今日のディーヴァは使い物にならない、…というかご飯どころか家事全般休むほかない。
だというに腹の虫は大合唱。
ディーヴァの口からため息が漏れた。
「うぅー…腰が痛い」
ディーヴァは腰の痛みで目を覚ました。
もぞ…とすっぽり被っていたらしいシーツから顔を出し、動こうと試みる。
しかし、起き上がろうとしたら、腰がまるでたたなかった。
腰の奥底から断続的に襲い来る鈍痛は、ディーヴァが動くことを良しとしなかった。
「う、動けない……。ダンテ手を貸し…」
ダンテに抱き起こしてもらおうと、首を反対側に向ける。
だがそこに、眠っているとばかり思っていたダンテの姿はなかった。
「ダンテ…どこ?」
体があまり動かないので、目でキョロキョロ見て探す。
部屋のどこにも、ダンテの姿はおろか、気配すら何もなかった。
いないと静かでいいな、なんて思う時もある。
だが、今のディーヴァは昨晩の行為のこともあり、ダンテの姿が見えないだけで、幼子のように不安に陥った。
気持ちいいとダンテは言っていたが、実はそうでもなくて、ディーヴァのもとから離れてしまったのだとしたらどうしよう。
ダンテがどんなにディーヴァを好きだと言っても、どんなに愛を囁いても、ディーヴァはいつも不安でたまらない。
…自分に自信がもてない。
シーツを引き寄せて寂しさをまぎらわしていれば、衣の擦れる音が。
行為のあと、そのまま気絶して眠ってしまったから、裸のままだったと思ったが、何故布を纏っている感覚があるのだろう。
自分の格好を見てみる。
「え?」
あんなに汗をかいたのに、そんなことは微塵も感じさせぬほど綺麗になっている。
髪も洗ってあるのかサラサラでとても綺麗。
そして…高校の制服を着込んでいた。
「何であたし、高校の制服着てるの?」
懐かしいが、いつ着てもその中身は変わらぬ自分の見た目。
成長の止まっている証拠でもあり、自分としてはあまり好きではない服装だ。
眉をひそめながら見ていけば、シーツも交換してあることに気がついた。
今敷いてあるシーツは、かなりぐちゃぐちゃだったが。
制服はともかく、この腰の痛みをなんとかしなくてはどうにもならない。
力を使い果たしたのか、お腹も空いていることだし…。
「ああ、起きたか?今、起こそうと思ってたんだぜ」
と、ここで扉が開いてダンテが入ってきた。
「ダンテ…おはよう」
「おはようディーヴァ。今はもう10時で、どっちかっていうとおそようだけどな」
ダンテの知らせるまま時計を見てびっくり。
今日は仕事も休みだからいいが、かなり寝坊をしてしまったようだ。
…それはともかく、だ。
「すっごい腰痛いんだけど?」
「そりゃそうだろ。あんだけ激しくすれば、普通の女は腰も痛くなるさ」
その言いぐさが気に入らない。
ディーヴァは、むすっと唇を尖らした。
「激しくしないでよ…あたし、途中から何も覚えてないよ」
「気を失うからだ。普段からオレくらい体力つけろ」
「ダンテみたいな体力悪魔と一緒にしないで!うっ、大きな声だしたら、腰に響いたぁ…」
ベッドに逆戻り。
突っ伏したまま、ディーヴァはダンテに向かって不満げに漏らした。
枕に顔を押し付けての言葉だったので、至極くぐもっている。
「お腹も空いたし、朝御飯作らなきゃだし。
なのに、このあたしの状態…どーすんのよこれ」
「悪いな」
今日のディーヴァは使い物にならない、…というかご飯どころか家事全般休むほかない。
だというに腹の虫は大合唱。
ディーヴァの口からため息が漏れた。