mission 24:grown-up and alcohol ~酔ったのはどちら?~
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何やらもう既に次のお酒は決まっていた様子。
予約を入れた前日にでも話をしていたかのような用意周到っぷりである。
「エンジェルキッス…天使の口づけだ」
「見た目も名前もかわいいね」
届いたカクテルの入っているのはリキュールグラスという、とても小さなグラス。
本当に一息で飲み干せてしまうくらいの人形サイズだ。
そこには二層に分かれた黒い液体と、生クリームだろうか、濃厚なミルク色の層が出来ており、クリームの部分に半分浸るような形で、カクテルピンに刺さったマラスキーノチェリーがグラスに差し渡されていた。
まるで小さなコーヒーゼリーだ。
こういう風に、層にわけて入れるカクテルをプーススタイルというらしい。
匂いを嗅いでみれば、チョコレートのようなあまーい匂いがそこからは漂っていた。
「あれ?チョコレートの匂いする…」
聞けば、クレームドカカオというカカオ豆を使用したチョコレートのようなリキュールを使っていることが分かった。
生クリームも使っているところを見れば、デザートのようなカクテルと言えなくない。
「ちっちゃーい。かわいい…。これなら飲むのラクそうだね」
「だがマンハッタンと変わらないくらいの強さだから、少しずつ飲んだ方がいい」
「でも、さっきのと違って甘めだぞー。ぐいっと行け、ぐいっと」
ロダンは心配するが、ダンテは逆にそう言って急かす。
ダンテに白い目を向けて、ディーヴァはグラスに口を付けた。
「!!…ほぇー…クリーミーであまーい!おいちー!!」
さっきのと違いディーヴァの好みの甘さが口いっぱいに広がる。
だが、これは2人の言った通り、度数の高い酒…一気に酔いが体を巡った。
「う~…なんかふわふわするぅ…?はれ…?んー…でも、まあ…なんか気持ちいいから、いっか!」
調子に乗ってぐっと飲んだせいか、飲み終わる頃にはへろへろになっていた。
その事実にディーヴァ本人は気が付いていない。
目は潤んでとろんとし、頬は朱に染まり、完全に酔っぱらい。
にぱっ!と笑っているところを見ると、笑い上戸ということだろうか…。
飲み干したあと、取っておいたマラスキーノチェリーを最後にはむっと嬉しそうに食べている。
まだまだ子どもだ。
「えへへ、甘くって美味しいー!また飲みたいー!ロダンさんもう一杯!」
一応酔ったディーヴァを見れたからこれでいいだろう。
ダンテはそこでディーヴァに酒を飲ませるのはおしまいにした。
「はいはい、今のでおしまいな。これ以上飲んだら急性アルコール中毒を引き起こすぞ」
「えー…やだ、まだ飲みたい」
「こら、言うこときけって。ちゅーすんぞ、ちゅー」
「いーよ、ちゅーしよ、ちゅー」
「………。
ロダン、ケーキかアイス…なんでもいいから本物のデザートあるか?」
そう言うと、パッとカウンター裏の冷凍庫からは冷気を纏う赤と白のコントラストが目に眩しいシロモノが。
どっからどう見てもストロベリーサンデーにしか見えない。
ダンテ専用デザートだろうが、今回はディーヴァに譲ろう。
「ほら、これ食って待ってろ」
「ぅわーい!」
ストロベリーサンデーを食べるディーヴァを少し恨めしそうに見ながら、ダンテももう一杯くらいは…とドリンクを選ぶことにした。
目に止まる、見た事のあるようなないような文字。
「その瓶の酒はなんだ?ラベル…ニホンゴ?っぽいな」
「日本酒だ。いってみるか?」
「いいねぇ。
ディーヴァは日本人の血も入ってっからな。日本について調べてた時に気になって、飲んでみたいと思ってたんだよ」
「なるほどな。さて、俺もたまには飲むとするか…」
ストロベリーサンデーをちまちま口に運ぶディーヴァをたまに見ながら、お互い酌をして徳利と猪口で日本酒をあおる。
「カーッとクるな。胃に染みるぜ…」
「この時期なら熱燗にするとさらに美味い」
「へぇ、そりゃいいな」
「うー、ふにゃむ…」
何杯目かの酌で、デザートを食べ終えて酔いも回り腹もふくれたディーヴァが隣で突っ伏しているのが目に入った。
つぶれたディーヴァの顔には、ほやほやと赤みが差したままだ。
「お?いい感じに酔ってるなー…」
「そのようだ。お前もいい加減やめておけ」
「ああ、そうする。んじゃ、そろそろおいとまするよ。…ディーヴァ、帰るぞー」
ダンテは会計をポンとロダンに渡し、ディーヴァの耳元に呼びかけた。
ディーヴァは夢心地のまま、大好きなダンテの声にふにゃと笑ってゆっくり起きるのだった。
予約を入れた前日にでも話をしていたかのような用意周到っぷりである。
「エンジェルキッス…天使の口づけだ」
「見た目も名前もかわいいね」
届いたカクテルの入っているのはリキュールグラスという、とても小さなグラス。
本当に一息で飲み干せてしまうくらいの人形サイズだ。
そこには二層に分かれた黒い液体と、生クリームだろうか、濃厚なミルク色の層が出来ており、クリームの部分に半分浸るような形で、カクテルピンに刺さったマラスキーノチェリーがグラスに差し渡されていた。
まるで小さなコーヒーゼリーだ。
こういう風に、層にわけて入れるカクテルをプーススタイルというらしい。
匂いを嗅いでみれば、チョコレートのようなあまーい匂いがそこからは漂っていた。
「あれ?チョコレートの匂いする…」
聞けば、クレームドカカオというカカオ豆を使用したチョコレートのようなリキュールを使っていることが分かった。
生クリームも使っているところを見れば、デザートのようなカクテルと言えなくない。
「ちっちゃーい。かわいい…。これなら飲むのラクそうだね」
「だがマンハッタンと変わらないくらいの強さだから、少しずつ飲んだ方がいい」
「でも、さっきのと違って甘めだぞー。ぐいっと行け、ぐいっと」
ロダンは心配するが、ダンテは逆にそう言って急かす。
ダンテに白い目を向けて、ディーヴァはグラスに口を付けた。
「!!…ほぇー…クリーミーであまーい!おいちー!!」
さっきのと違いディーヴァの好みの甘さが口いっぱいに広がる。
だが、これは2人の言った通り、度数の高い酒…一気に酔いが体を巡った。
「う~…なんかふわふわするぅ…?はれ…?んー…でも、まあ…なんか気持ちいいから、いっか!」
調子に乗ってぐっと飲んだせいか、飲み終わる頃にはへろへろになっていた。
その事実にディーヴァ本人は気が付いていない。
目は潤んでとろんとし、頬は朱に染まり、完全に酔っぱらい。
にぱっ!と笑っているところを見ると、笑い上戸ということだろうか…。
飲み干したあと、取っておいたマラスキーノチェリーを最後にはむっと嬉しそうに食べている。
まだまだ子どもだ。
「えへへ、甘くって美味しいー!また飲みたいー!ロダンさんもう一杯!」
一応酔ったディーヴァを見れたからこれでいいだろう。
ダンテはそこでディーヴァに酒を飲ませるのはおしまいにした。
「はいはい、今のでおしまいな。これ以上飲んだら急性アルコール中毒を引き起こすぞ」
「えー…やだ、まだ飲みたい」
「こら、言うこときけって。ちゅーすんぞ、ちゅー」
「いーよ、ちゅーしよ、ちゅー」
「………。
ロダン、ケーキかアイス…なんでもいいから本物のデザートあるか?」
そう言うと、パッとカウンター裏の冷凍庫からは冷気を纏う赤と白のコントラストが目に眩しいシロモノが。
どっからどう見てもストロベリーサンデーにしか見えない。
ダンテ専用デザートだろうが、今回はディーヴァに譲ろう。
「ほら、これ食って待ってろ」
「ぅわーい!」
ストロベリーサンデーを食べるディーヴァを少し恨めしそうに見ながら、ダンテももう一杯くらいは…とドリンクを選ぶことにした。
目に止まる、見た事のあるようなないような文字。
「その瓶の酒はなんだ?ラベル…ニホンゴ?っぽいな」
「日本酒だ。いってみるか?」
「いいねぇ。
ディーヴァは日本人の血も入ってっからな。日本について調べてた時に気になって、飲んでみたいと思ってたんだよ」
「なるほどな。さて、俺もたまには飲むとするか…」
ストロベリーサンデーをちまちま口に運ぶディーヴァをたまに見ながら、お互い酌をして徳利と猪口で日本酒をあおる。
「カーッとクるな。胃に染みるぜ…」
「この時期なら熱燗にするとさらに美味い」
「へぇ、そりゃいいな」
「うー、ふにゃむ…」
何杯目かの酌で、デザートを食べ終えて酔いも回り腹もふくれたディーヴァが隣で突っ伏しているのが目に入った。
つぶれたディーヴァの顔には、ほやほやと赤みが差したままだ。
「お?いい感じに酔ってるなー…」
「そのようだ。お前もいい加減やめておけ」
「ああ、そうする。んじゃ、そろそろおいとまするよ。…ディーヴァ、帰るぞー」
ダンテは会計をポンとロダンに渡し、ディーヴァの耳元に呼びかけた。
ディーヴァは夢心地のまま、大好きなダンテの声にふにゃと笑ってゆっくり起きるのだった。
