mission 24:grown-up and alcohol ~酔ったのはどちら?~
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中身のほとんど空になった皿達を前に、グッと伸びをする。
「はぁ~おなかいっぱい!」
「食べすぎた…でも美味かったなぁ」
満足そうにティーカップの中身を飲み干すディーヴァとダンテ。
やはり甘いものは別腹。
ケーキなどはワンホールすべてとはいかないが、それなりの量を食べてしまった。
…残りは明日食べよう。
とりあえず、腹ごなしに少し運動しなくてはいけないレベルだ。
ダンテならば「食後の運動はベッドでの共同作業がいい」と言いそうである。
だがそこはディーヴァ。
いくら成人したといっても、そんなことは1ミリたりとも思っていない。
ダンテに背を向けて、腹ごなしの後片付けを始めてしまった。
「にゃ~にゃにゃにゃ~ふんふんふ~ん♪」
鼻歌なんぞ歌って皿洗いをするディーヴァの後ろ姿。
その小さく細い愛しい姿を見ていると、悪戯心がムクムクと顔を出す。
「ふぅ、これである程度乾いたら、食器棚にしまうだけ、と」
ダンテはその作業が一段落するのを見計らって後ろに立った。
ダンテの影がディーヴァにかかる。
ディーヴァは後ろを見ずに、ダンテに話しかけた。
「んー?ダンテ、お皿拭かなくていいよ、乾くの待つから」
ダンテがいつものように手伝うと思ってのこの言葉のようだ。
だが、おなかが膨れ過ぎたダンテが手伝いなんかをするわけがない!
ダンテはその手を伸ばし、ディーヴァのエプロンのリボンを紐解いた。
尻尾か何かのように大きく背中を飾っていたピンク色のリボンが、シュルシュルと衣擦れの音をたててただの幅広の紐と化す。
「ちょっ、ダンテ?」
外れてしまったエプロンが、ディーヴァの肩からずり落ちた。
まだ家事はわずかに残っているというのに、これでは困るではないか。
咎めようと振り向こうとしたのだが、その顔は前に固定された。
「前向いてシンクでも磨いてろって」
「えー…」
文句ありそうなディーヴァを無視し、邪魔だとばかりにエプロンの肩紐を固定しているボタン類を取り外して、あさっての方向にポイと投げる。
シンクを磨いてろ、とか言ったくせにエプロンをとってしまうとは何事か!
だが、エプロンを取ってしまえばあとに残るのは、薄い茶色の大きなサテンリボンが胸の下に結ばれた、赤のパイピングと黒レースの意匠がついた純白のツーピース、それに黒いニーソックスだけだ。
相変わらずダンテプロデュース衣装の絶対領域は眩しい。
ダンテはそのまま、腕の中にディーヴァを閉じ込め抱きしめた。
そしてディーヴァの上に頭を軽く乗せて、その髪をひと房、手に取る。
「んー、イイ匂いだ。ディーヴァは甘い匂いがする」
「ダンテ、くすぐったいよ。さっきケーキ食べたからじゃないの?」
「ほお…?ならディーヴァを食べたら甘いに違いないな」
「そんなこと言ったら、ケーキ食べたダンテも甘くなってるはずだよね」
「どうだろうな?」
抱きしめてその香りをひとしきり楽しんだダンテは、今度はディーヴァのトップスとボトムスの間からその手を忍ばせる。
そして、腰から背中にかけてをすすすーっと撫でた。
「ひゃんっ!」
ぞわり、慣れぬ感覚に声が漏れる。
吸い付いてくるような、滑らかで瑞々しい肌を楽しみながら、ダンテはクツリと笑う。
「くくく、ディーヴァはどこに手をやっても弱いな」
「~~~ッ」
口に出して言ったりしないが、まるで全身が性感帯。
若干、息が上がっているのがその証拠だ。
そのまま今度は長い髪を掻き分けて手を滑り込ませ、うなじをあらわにする。
ダンテはスッと空気にさらされて涼しくなったソコに、ちゅ。というリップ音とともに口付けを落とした。
「…ぁ、」
ビクン、ディーヴァの体が跳ねる。
ダンテは口付けしたまま、その首筋をペロリと舐め上げた。
「ひぅっ!」
「ん…、やっぱり甘い……」
「そ、そんなわけないでしょ!…もうっ…からかわないでよ」
ダンテの拘束から逃れるように、体を捻って後ろに振り向くディーヴァ。
「おっと!」
パッとその体から手を離れさせたダンテは、ポカポカ殴ろうとするディーヴァのこぶしを、その胸でうれしそうに受け止めた。
…相変わらず威力の弱いパンチである。
効かぬ攻撃に、はあ、とひとつため息。
そして顔を逸らしながら、ディーヴァは小さく言葉を紡いだ。
「そ、そんなにイチャイチャしたいなら、…お……お片付け全部終わってからでも…いいでしょ?」
「…ディーヴァ」
真っ赤になってごにょごにょいう彼女がかわいくて、ダンテがもう一度強く抱きしめたのは言うまでもない。
「はぁ~おなかいっぱい!」
「食べすぎた…でも美味かったなぁ」
満足そうにティーカップの中身を飲み干すディーヴァとダンテ。
やはり甘いものは別腹。
ケーキなどはワンホールすべてとはいかないが、それなりの量を食べてしまった。
…残りは明日食べよう。
とりあえず、腹ごなしに少し運動しなくてはいけないレベルだ。
ダンテならば「食後の運動はベッドでの共同作業がいい」と言いそうである。
だがそこはディーヴァ。
いくら成人したといっても、そんなことは1ミリたりとも思っていない。
ダンテに背を向けて、腹ごなしの後片付けを始めてしまった。
「にゃ~にゃにゃにゃ~ふんふんふ~ん♪」
鼻歌なんぞ歌って皿洗いをするディーヴァの後ろ姿。
その小さく細い愛しい姿を見ていると、悪戯心がムクムクと顔を出す。
「ふぅ、これである程度乾いたら、食器棚にしまうだけ、と」
ダンテはその作業が一段落するのを見計らって後ろに立った。
ダンテの影がディーヴァにかかる。
ディーヴァは後ろを見ずに、ダンテに話しかけた。
「んー?ダンテ、お皿拭かなくていいよ、乾くの待つから」
ダンテがいつものように手伝うと思ってのこの言葉のようだ。
だが、おなかが膨れ過ぎたダンテが手伝いなんかをするわけがない!
ダンテはその手を伸ばし、ディーヴァのエプロンのリボンを紐解いた。
尻尾か何かのように大きく背中を飾っていたピンク色のリボンが、シュルシュルと衣擦れの音をたててただの幅広の紐と化す。
「ちょっ、ダンテ?」
外れてしまったエプロンが、ディーヴァの肩からずり落ちた。
まだ家事はわずかに残っているというのに、これでは困るではないか。
咎めようと振り向こうとしたのだが、その顔は前に固定された。
「前向いてシンクでも磨いてろって」
「えー…」
文句ありそうなディーヴァを無視し、邪魔だとばかりにエプロンの肩紐を固定しているボタン類を取り外して、あさっての方向にポイと投げる。
シンクを磨いてろ、とか言ったくせにエプロンをとってしまうとは何事か!
だが、エプロンを取ってしまえばあとに残るのは、薄い茶色の大きなサテンリボンが胸の下に結ばれた、赤のパイピングと黒レースの意匠がついた純白のツーピース、それに黒いニーソックスだけだ。
相変わらずダンテプロデュース衣装の絶対領域は眩しい。
ダンテはそのまま、腕の中にディーヴァを閉じ込め抱きしめた。
そしてディーヴァの上に頭を軽く乗せて、その髪をひと房、手に取る。
「んー、イイ匂いだ。ディーヴァは甘い匂いがする」
「ダンテ、くすぐったいよ。さっきケーキ食べたからじゃないの?」
「ほお…?ならディーヴァを食べたら甘いに違いないな」
「そんなこと言ったら、ケーキ食べたダンテも甘くなってるはずだよね」
「どうだろうな?」
抱きしめてその香りをひとしきり楽しんだダンテは、今度はディーヴァのトップスとボトムスの間からその手を忍ばせる。
そして、腰から背中にかけてをすすすーっと撫でた。
「ひゃんっ!」
ぞわり、慣れぬ感覚に声が漏れる。
吸い付いてくるような、滑らかで瑞々しい肌を楽しみながら、ダンテはクツリと笑う。
「くくく、ディーヴァはどこに手をやっても弱いな」
「~~~ッ」
口に出して言ったりしないが、まるで全身が性感帯。
若干、息が上がっているのがその証拠だ。
そのまま今度は長い髪を掻き分けて手を滑り込ませ、うなじをあらわにする。
ダンテはスッと空気にさらされて涼しくなったソコに、ちゅ。というリップ音とともに口付けを落とした。
「…ぁ、」
ビクン、ディーヴァの体が跳ねる。
ダンテは口付けしたまま、その首筋をペロリと舐め上げた。
「ひぅっ!」
「ん…、やっぱり甘い……」
「そ、そんなわけないでしょ!…もうっ…からかわないでよ」
ダンテの拘束から逃れるように、体を捻って後ろに振り向くディーヴァ。
「おっと!」
パッとその体から手を離れさせたダンテは、ポカポカ殴ろうとするディーヴァのこぶしを、その胸でうれしそうに受け止めた。
…相変わらず威力の弱いパンチである。
効かぬ攻撃に、はあ、とひとつため息。
そして顔を逸らしながら、ディーヴァは小さく言葉を紡いだ。
「そ、そんなにイチャイチャしたいなら、…お……お片付け全部終わってからでも…いいでしょ?」
「…ディーヴァ」
真っ赤になってごにょごにょいう彼女がかわいくて、ダンテがもう一度強く抱きしめたのは言うまでもない。