mission 23:bubble bath time ~裸の付き合い~
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「もう入ってきて大丈夫だよ」
「ああ」
シャワーで体を洗ったあと、体にバスタオルを巻き付けてダンテを呼ぶ。
ダンテは先にシャワーで体を流し終えており、すでに腰にタオルを巻いて待機している状態であった。
カララと扉を開けると、湯気でもやがかかるその向こうに、美しい天女…いや天使のディーヴァが湯に浸かっているのが目に入った。
長い髪の毛を一方に垂らし、それが湯の中にたゆたう様は、まさに絵画のそれ。
思わず立ち止まるダンテ。
「ほら、早く扉閉めないと。お湯が冷めちゃうでしょ」
立ち上がって湯船から上がったディーヴァが、洗い場に出てくる。
そして、いつまでたっても扉を閉めようとしないダンテの代わりに、扉を閉めた。
「おお、悪い」
それにしても、並んで立つとあいかわらず背の小ささが目立つディーヴァ。
背と同じ、やはり小さな腕でダンテをつついて呼び掛ける。
「ダンテ、髪の洗いっこしよ?」
「洗いっこ?」
「うん、ダンテがあたしの髪の毛洗って、あたしがダンテの髪の毛を洗うの」
言うが早いか、ダンテの手にシャンプーボトルを握らせ、小さな椅子に腰かけた。
「OK。お任せください、お客様」
女の髪なんて洗ったことがないが、とりあえずこれはディーヴァの大事な一部。
壊れ物を扱うように、そっと優しくしなければ。
シャワーで髪全体を塗らし、手に出したシャンプーでしっかり泡立てる。
あいかわらず、イチゴの香りのシャンプーがいい匂いだ。
絡むことのないサラサラな髪が指を流れていくのが洗い手側にも気持ちいい。
これだけ長いと枝毛の一本くらいあってもよさそうだが、傷んだ箇所すら見当たらなかった。
ダンテはこれ以上ないくらい丁寧に、力を抜いて洗った。
力加減が大変だが、これはある意味いい経験だったかもしれない。
近い将来、ディーヴァと繋がった時に少しでも加減するための予行練習にピッタリである。
「ふぁ、気持ちいい…!人に洗ってもらうのって気持ちいいね、お姫様気分だよ」
「そりゃよかった」
地肌に爪を立てぬよう気を付けて洗っていると、ディーヴァが呟くように話し出した。
「…ダンテ、いきなりお風呂入ろなんて言ってごめんね」
「嫌なわけじゃないから、別にいいって」
「あのね、髪洗うとき泡が入らないように目を閉じるでしょ?実はね、それがこわかったの。目をあけたら後ろにお化けがいそうで…」
「ハハ、ほんと怖がりだな、ウチの天使様は」
「でも、今はダンテがいるから平気…」
「あぁ。お前の背後はオレがしっかり守ってやる。だから目、ちゃんと閉じてろよ」
「うん、ありがとう」
ディーヴァの髪を洗い終えタオルで頭上にまとめあげると、続いてはダンテの髪をディーヴァが洗う番になった。
たまにタオル越しに背中に当たるディーヴァの胸の感触がサイコーだ!
「ダンテ、痒いとこはなーい?」
「んー、痒いわけじゃないが下半身がムラムラする」
「そ、そこは自分でなんとかしてよ…」
「へいへい」
軽く返事を返したが、自分でなんとか出来るならとっくにしている。
今日も今日とて、ダンテは人間としての理性を総動員して、我慢するのだ。
「ダンテの髪…少し伸びたねぇ」
「そうか?前髪は伸びた気がするけど、自分じゃ気にしないからな…」
出会った頃は肩につくかつかないかぐらいだったダンテの透き通るような銀髪。
今は肩まで完璧に届いてしまっているし、前髪もわけて流さないといけないくらいにまでなっている。
「切った方がいいか?」
「うーん。結べるくらいロングになってきたら切ってほしいけど、邪魔じゃないなら今はいいんじゃない?
それに、どんなダンテでもあたしは大好きだよ」
「ディーヴァ…!!」
泡が飛び散るのも構わず、振り向いたダンテがディーヴァに抱きついた。
ダンテの惜しげもなく晒された肉体と、タオル一枚だけのディーヴァの体が密着する。
「きゃ、この体勢で抱きつくのはダメだってば!どさくさに紛れてどこ触ってんのスケベッ!」
グーで殴られた…痛くないけど悲しい。
「ああ」
シャワーで体を洗ったあと、体にバスタオルを巻き付けてダンテを呼ぶ。
ダンテは先にシャワーで体を流し終えており、すでに腰にタオルを巻いて待機している状態であった。
カララと扉を開けると、湯気でもやがかかるその向こうに、美しい天女…いや天使のディーヴァが湯に浸かっているのが目に入った。
長い髪の毛を一方に垂らし、それが湯の中にたゆたう様は、まさに絵画のそれ。
思わず立ち止まるダンテ。
「ほら、早く扉閉めないと。お湯が冷めちゃうでしょ」
立ち上がって湯船から上がったディーヴァが、洗い場に出てくる。
そして、いつまでたっても扉を閉めようとしないダンテの代わりに、扉を閉めた。
「おお、悪い」
それにしても、並んで立つとあいかわらず背の小ささが目立つディーヴァ。
背と同じ、やはり小さな腕でダンテをつついて呼び掛ける。
「ダンテ、髪の洗いっこしよ?」
「洗いっこ?」
「うん、ダンテがあたしの髪の毛洗って、あたしがダンテの髪の毛を洗うの」
言うが早いか、ダンテの手にシャンプーボトルを握らせ、小さな椅子に腰かけた。
「OK。お任せください、お客様」
女の髪なんて洗ったことがないが、とりあえずこれはディーヴァの大事な一部。
壊れ物を扱うように、そっと優しくしなければ。
シャワーで髪全体を塗らし、手に出したシャンプーでしっかり泡立てる。
あいかわらず、イチゴの香りのシャンプーがいい匂いだ。
絡むことのないサラサラな髪が指を流れていくのが洗い手側にも気持ちいい。
これだけ長いと枝毛の一本くらいあってもよさそうだが、傷んだ箇所すら見当たらなかった。
ダンテはこれ以上ないくらい丁寧に、力を抜いて洗った。
力加減が大変だが、これはある意味いい経験だったかもしれない。
近い将来、ディーヴァと繋がった時に少しでも加減するための予行練習にピッタリである。
「ふぁ、気持ちいい…!人に洗ってもらうのって気持ちいいね、お姫様気分だよ」
「そりゃよかった」
地肌に爪を立てぬよう気を付けて洗っていると、ディーヴァが呟くように話し出した。
「…ダンテ、いきなりお風呂入ろなんて言ってごめんね」
「嫌なわけじゃないから、別にいいって」
「あのね、髪洗うとき泡が入らないように目を閉じるでしょ?実はね、それがこわかったの。目をあけたら後ろにお化けがいそうで…」
「ハハ、ほんと怖がりだな、ウチの天使様は」
「でも、今はダンテがいるから平気…」
「あぁ。お前の背後はオレがしっかり守ってやる。だから目、ちゃんと閉じてろよ」
「うん、ありがとう」
ディーヴァの髪を洗い終えタオルで頭上にまとめあげると、続いてはダンテの髪をディーヴァが洗う番になった。
たまにタオル越しに背中に当たるディーヴァの胸の感触がサイコーだ!
「ダンテ、痒いとこはなーい?」
「んー、痒いわけじゃないが下半身がムラムラする」
「そ、そこは自分でなんとかしてよ…」
「へいへい」
軽く返事を返したが、自分でなんとか出来るならとっくにしている。
今日も今日とて、ダンテは人間としての理性を総動員して、我慢するのだ。
「ダンテの髪…少し伸びたねぇ」
「そうか?前髪は伸びた気がするけど、自分じゃ気にしないからな…」
出会った頃は肩につくかつかないかぐらいだったダンテの透き通るような銀髪。
今は肩まで完璧に届いてしまっているし、前髪もわけて流さないといけないくらいにまでなっている。
「切った方がいいか?」
「うーん。結べるくらいロングになってきたら切ってほしいけど、邪魔じゃないなら今はいいんじゃない?
それに、どんなダンテでもあたしは大好きだよ」
「ディーヴァ…!!」
泡が飛び散るのも構わず、振り向いたダンテがディーヴァに抱きついた。
ダンテの惜しげもなく晒された肉体と、タオル一枚だけのディーヴァの体が密着する。
「きゃ、この体勢で抱きつくのはダメだってば!どさくさに紛れてどこ触ってんのスケベッ!」
グーで殴られた…痛くないけど悲しい。