mission 23:bubble bath time ~裸の付き合い~
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しかし…これは本当にR20で、しかも大ヒット映画なのだろうか。
胸の悪くなるようなシーンばかりだ。
ディーヴァが始めに述べたように、恐怖を与えるのを目的とする映画としては、間違いなく大ヒットである。
だが、R30くらい…それもホラー耐性がものすごく高い人限定にした方がいいのではなかろうかと、そう思った。
ちなみにダンテは全く怖がることなく、始終嬉しそうである。
恐怖でぎゅっとすがりついてきたりするディーヴァが嬉しくてたまらないのだ。
…胸は当たるし、涙目で恐怖にうち震える表情はかわいいし、いいことづくめ。
怖がる彼女を見て楽しむとは、まったく…いい趣味をお持ちの半魔だ。
だが、気持ちはわからないでもないので、ここは見逃しておくとしよう。
『キャーーー!』
「キャーーー!」
テレビの中の女性の叫びに合わせて、ディーヴァも叫ぶ。
だが、叫んだかと思いきや、そのままクタッとソファーに身を沈ませた。
ダンテがディーヴァの様子を見ると、その目が閉じている。
…意識がない。
「ディーヴァ?…やれやれ、またか」
人は自分で処理しきれない恐怖に遭遇すると、意識を失うらしい。
クライマックスに近づくに従い、その恐怖シーンは苛烈さを極める。
ディーヴァは先程から、自らの脳がキャパオーバーした恐怖シーンの度に、何度も気を失っていた。
「ま、いいけどな」
キ ス で き る し 。
お姫様は王子のキスで目が覚めると相場が決まっている。
そう考えたダンテは、ディーヴァが気を失う度にキスして起こしていたのだ。
ダンテはペロリと舌舐めずりすると、ディーヴァの顎に手をやり上向かせ、その熱い唇を押し付けた。
「ン…」
いつもプルプルふにふにとやわらかなディーヴァの唇は、蕩けそうなほど気持ち良い。
それになぜかイイ匂いがする。
…クセになる。
舌で口をこじ開けて、貪りたい思いがムクムクとわくが、今は起こすためにキスをしている。
激しいキスなんてしたら、今のディーヴァは酸欠で本格的に意識を失ってしまう。
こういうキスをすると、今から何年か前…ディーヴァと出会った時にしたキスを思い出す。
あの時もキスをしてディーヴァを覚醒させた。
いつもはディーヴァから与えられる天使としてのエネルギーだが、今回は逆に与え返すという行為。
ここでいうダンテのエネルギーとは悪魔の力。
天使の血族たるディーヴァにとっては薬にもならないだろうが、気付け薬にはなるのだ。
それこそがディーヴァの成長を妨げる原因であるとは知っているが、なーに、今さらな話だ。
ディーヴァも諦めて、いつか成長出来るとのほほんと構えているに違いない。
「ディーヴァ、起きろ」
ツンツンとぷにぷにほっぺをつつく。
年を取れば老化とともに、弾力のなくなっていく頬も、成長しないことによっていつまでもハリがあるままだ。
女性にとっていいことだらけじゃないか!
胸の悪くなるようなシーンばかりだ。
ディーヴァが始めに述べたように、恐怖を与えるのを目的とする映画としては、間違いなく大ヒットである。
だが、R30くらい…それもホラー耐性がものすごく高い人限定にした方がいいのではなかろうかと、そう思った。
ちなみにダンテは全く怖がることなく、始終嬉しそうである。
恐怖でぎゅっとすがりついてきたりするディーヴァが嬉しくてたまらないのだ。
…胸は当たるし、涙目で恐怖にうち震える表情はかわいいし、いいことづくめ。
怖がる彼女を見て楽しむとは、まったく…いい趣味をお持ちの半魔だ。
だが、気持ちはわからないでもないので、ここは見逃しておくとしよう。
『キャーーー!』
「キャーーー!」
テレビの中の女性の叫びに合わせて、ディーヴァも叫ぶ。
だが、叫んだかと思いきや、そのままクタッとソファーに身を沈ませた。
ダンテがディーヴァの様子を見ると、その目が閉じている。
…意識がない。
「ディーヴァ?…やれやれ、またか」
人は自分で処理しきれない恐怖に遭遇すると、意識を失うらしい。
クライマックスに近づくに従い、その恐怖シーンは苛烈さを極める。
ディーヴァは先程から、自らの脳がキャパオーバーした恐怖シーンの度に、何度も気を失っていた。
「ま、いいけどな」
キ ス で き る し 。
お姫様は王子のキスで目が覚めると相場が決まっている。
そう考えたダンテは、ディーヴァが気を失う度にキスして起こしていたのだ。
ダンテはペロリと舌舐めずりすると、ディーヴァの顎に手をやり上向かせ、その熱い唇を押し付けた。
「ン…」
いつもプルプルふにふにとやわらかなディーヴァの唇は、蕩けそうなほど気持ち良い。
それになぜかイイ匂いがする。
…クセになる。
舌で口をこじ開けて、貪りたい思いがムクムクとわくが、今は起こすためにキスをしている。
激しいキスなんてしたら、今のディーヴァは酸欠で本格的に意識を失ってしまう。
こういうキスをすると、今から何年か前…ディーヴァと出会った時にしたキスを思い出す。
あの時もキスをしてディーヴァを覚醒させた。
いつもはディーヴァから与えられる天使としてのエネルギーだが、今回は逆に与え返すという行為。
ここでいうダンテのエネルギーとは悪魔の力。
天使の血族たるディーヴァにとっては薬にもならないだろうが、気付け薬にはなるのだ。
それこそがディーヴァの成長を妨げる原因であるとは知っているが、なーに、今さらな話だ。
ディーヴァも諦めて、いつか成長出来るとのほほんと構えているに違いない。
「ディーヴァ、起きろ」
ツンツンとぷにぷにほっぺをつつく。
年を取れば老化とともに、弾力のなくなっていく頬も、成長しないことによっていつまでもハリがあるままだ。
女性にとっていいことだらけじゃないか!