mission 22:The Gates of Hell ~天使と堕天使と悪魔~
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「なんの話してるんだ?」
少し話をしていれば、無傷のダンテが戻ってきた。
年々、ダンテの力は強くなってきている気がする。
「あたしのご先祖様について色々聞いてたの。基本的なこととか役職とか階級とかね」
面白おかしい逸話ではないものの、自分の祖先のことが少しわかって、ディーヴァはとても嬉しそうだ。
ディーヴァが笑顔ならダンテも笑顔になれる。
ダンテはディーヴァの頭をわしゃわしゃと撫でた。
「よかったな」
「うん」
ぎゅるるぅ~と、誰かの腹の虫が鳴いた。
発信源はダンテ。
「はは、ちょっと腹が減ってな」
戦闘してきたのだから、空腹になってもしかたないか…と思う。
ある程度想定済みだったか、カウンター下の冷蔵庫から、ロダンはサンドイッチを出してきた。
美味しそうであるものの、上にピックで刺し止められているのは、ブラックオリーブだ。
「うげ、オリーブは嫌いなんだよ…」
見た瞬間から、嫌そうに歪められるダンテの表情。
「あたしが食べてあげるからそんな声出さないの」
「へーい」
オリーブをディーヴァに食べさせ、オリーブが付着していたサンドイッチのブレッド部分を、剥がせる範囲だけ剥がし、これもディーヴァに食べてもらう。
どれだけオリーブ嫌いなのこの子。
残った美味い部分を租借し、飲み下す。
「あ。そういやディーヴァの嫌いな物、暗闇、一人きり、雷…全部揃ったんだったな」
「そうだね。気が気じゃなかった。こわかったよ」
「ごめんな…」
眉根を下げて謝るダンテだが、その直後、ニヤニヤ顔になる。
せっかく誠意を見せたのに台無しだ。
「でも、怖がってた割りにディーヴァがホラーな顔してたな。呪いの言葉吐いてたし」
「ホラーな顔とか失礼ね」
プリプリ怒るディーヴァもかわいいが、さすがにホラーな顔のときは一瞬逃げたくなった。
「ロダン、『恐怖の三種盛り』なんて名前のメニューないか?」
「作ろうと思えば作れる。…が、やめておこう」
ロダンがグラスを拭きながら、ダンテの隣を顎でしゃくる。
楽しそうなダンテが真横を確認すると…。
「え?」
ダンテの隣には怒りのオーラを纏ったディーヴァがいた。
「ダンテ…絶対許さない。1週間ストロベリーサンデー抜きだから」
「なんだってー!?一番イチゴの美味い時期にストサン抜きとかそりゃないぜ!」
「ふんだ」
両手で顔を覆い、落ち込むダンテ。
ディーヴァはドヤ顔で勝ち誇る笑みを見せるが…。
「…といいたいとこだが、 ディーヴァの働く喫茶店で頼めばいい。お客様として注文すれば、お前も断れないだろ?
それにここに来たってストサンは食えるもんな!残念でしたー!べー!」
この男、まったく落ち込んでいなかったようで、その真逆だった。
舌を出して笑うその仕草、殴りたい。
「むっかー!」
そのまま喧嘩しそうな雰囲気だ。
アホらしい理由だが、本人達には至って真剣な理由のひとつ。
「おっと、俺の店でそういうのはやめてくれ」
「そういや揉め事はご法度だったな」
追い出されてはかなわない。
ダンテも ディーヴァも即座に言い争うのをやめにした。
「と言っても、お前らの痴話喧嘩なんかかわいいもんだ。ただ…」
追い出さなきゃならない揉め事のレベルは、もっと過激なものである。
ロダンは最後にこう追加した。
「夫婦喧嘩は魔犬も食わん」
その言葉を聞いてキョトンと顔を見合わせるダンテと ディーヴァ。
そしてその直後、 ディーヴァは真っ赤になった。
「夫婦か…照れるなあ」
「か、からかわないでくださいっ!ダンテも何言ってんの!」
「はっはっはっはっ!おぉっと!そろそろ夕方になるぞ」
豪快に笑ったロダンが、設置したらしい置時計をみせた。
「お、もうそんな時間か。帰るか ディーヴァ」
「あー、そうね、夕飯の支度もあるし。ロダンさん、ごちそうさまでした」
帰ったら急いで夕飯を作り始めねば、寝るのが遅くなる。
そろそろおいとまするべく ディーヴァは、ダンテの手を借りて立ち上がった。
「今回はツケにしといてやる、だからまた来な。…今度はダンテと酒を飲みに、な」
「…はいっ!」
次に ディーヴァがここに来るのは飲酒が出来るようになってから。
…次回が楽しみだ。
●あとがき
はい、安定の捏造おつです。
今回は苦手な物のお話と、『ベヨネッタ』からロダンさんが登場です。
少し話をしていれば、無傷のダンテが戻ってきた。
年々、ダンテの力は強くなってきている気がする。
「あたしのご先祖様について色々聞いてたの。基本的なこととか役職とか階級とかね」
面白おかしい逸話ではないものの、自分の祖先のことが少しわかって、ディーヴァはとても嬉しそうだ。
ディーヴァが笑顔ならダンテも笑顔になれる。
ダンテはディーヴァの頭をわしゃわしゃと撫でた。
「よかったな」
「うん」
ぎゅるるぅ~と、誰かの腹の虫が鳴いた。
発信源はダンテ。
「はは、ちょっと腹が減ってな」
戦闘してきたのだから、空腹になってもしかたないか…と思う。
ある程度想定済みだったか、カウンター下の冷蔵庫から、ロダンはサンドイッチを出してきた。
美味しそうであるものの、上にピックで刺し止められているのは、ブラックオリーブだ。
「うげ、オリーブは嫌いなんだよ…」
見た瞬間から、嫌そうに歪められるダンテの表情。
「あたしが食べてあげるからそんな声出さないの」
「へーい」
オリーブをディーヴァに食べさせ、オリーブが付着していたサンドイッチのブレッド部分を、剥がせる範囲だけ剥がし、これもディーヴァに食べてもらう。
どれだけオリーブ嫌いなのこの子。
残った美味い部分を租借し、飲み下す。
「あ。そういやディーヴァの嫌いな物、暗闇、一人きり、雷…全部揃ったんだったな」
「そうだね。気が気じゃなかった。こわかったよ」
「ごめんな…」
眉根を下げて謝るダンテだが、その直後、ニヤニヤ顔になる。
せっかく誠意を見せたのに台無しだ。
「でも、怖がってた割りにディーヴァがホラーな顔してたな。呪いの言葉吐いてたし」
「ホラーな顔とか失礼ね」
プリプリ怒るディーヴァもかわいいが、さすがにホラーな顔のときは一瞬逃げたくなった。
「ロダン、『恐怖の三種盛り』なんて名前のメニューないか?」
「作ろうと思えば作れる。…が、やめておこう」
ロダンがグラスを拭きながら、ダンテの隣を顎でしゃくる。
楽しそうなダンテが真横を確認すると…。
「え?」
ダンテの隣には怒りのオーラを纏ったディーヴァがいた。
「ダンテ…絶対許さない。1週間ストロベリーサンデー抜きだから」
「なんだってー!?一番イチゴの美味い時期にストサン抜きとかそりゃないぜ!」
「ふんだ」
両手で顔を覆い、落ち込むダンテ。
ディーヴァはドヤ顔で勝ち誇る笑みを見せるが…。
「…といいたいとこだが、 ディーヴァの働く喫茶店で頼めばいい。お客様として注文すれば、お前も断れないだろ?
それにここに来たってストサンは食えるもんな!残念でしたー!べー!」
この男、まったく落ち込んでいなかったようで、その真逆だった。
舌を出して笑うその仕草、殴りたい。
「むっかー!」
そのまま喧嘩しそうな雰囲気だ。
アホらしい理由だが、本人達には至って真剣な理由のひとつ。
「おっと、俺の店でそういうのはやめてくれ」
「そういや揉め事はご法度だったな」
追い出されてはかなわない。
ダンテも ディーヴァも即座に言い争うのをやめにした。
「と言っても、お前らの痴話喧嘩なんかかわいいもんだ。ただ…」
追い出さなきゃならない揉め事のレベルは、もっと過激なものである。
ロダンは最後にこう追加した。
「夫婦喧嘩は魔犬も食わん」
その言葉を聞いてキョトンと顔を見合わせるダンテと ディーヴァ。
そしてその直後、 ディーヴァは真っ赤になった。
「夫婦か…照れるなあ」
「か、からかわないでくださいっ!ダンテも何言ってんの!」
「はっはっはっはっ!おぉっと!そろそろ夕方になるぞ」
豪快に笑ったロダンが、設置したらしい置時計をみせた。
「お、もうそんな時間か。帰るか ディーヴァ」
「あー、そうね、夕飯の支度もあるし。ロダンさん、ごちそうさまでした」
帰ったら急いで夕飯を作り始めねば、寝るのが遅くなる。
そろそろおいとまするべく ディーヴァは、ダンテの手を借りて立ち上がった。
「今回はツケにしといてやる、だからまた来な。…今度はダンテと酒を飲みに、な」
「…はいっ!」
次に ディーヴァがここに来るのは飲酒が出来るようになってから。
…次回が楽しみだ。
●あとがき
はい、安定の捏造おつです。
今回は苦手な物のお話と、『ベヨネッタ』からロダンさんが登場です。
