mission 22:The Gates of Hell ~天使と堕天使と悪魔~
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…と。
呪いを吐き出していたはずのディーヴァが、ポロポロと涙をこぼしていることに気がついた。
「なんでこんな嵐の…真っ暗な……しかも雷が鳴ってるこわい夜にひとりぼっちにしたの…?途中…停電になっちゃったし…」
そこでようやく思い出した。
ディーヴァの苦手なものは、暗闇と雷、そしてひとりぼっちだ。
ディーヴァが初めて悪魔に襲われ家族を失った時も、しばらくの間、暗闇の中にひとりぼっちだった。
元々雷は嫌いだったが、途中から強い雷が落ちていた時もあったという。
そのすべてが一緒に襲ってきたとすると…もう、言わずともわかるだろう。
苦手というよりむしろ、トラウマと言った方がしっくりくるレベル。
「ディーヴァ……すまん」
ギュッとディーヴァを安心させるように抱き締めるダンテ。
ディーヴァは、その包まれる安心感に身を委ねながらも、拗ねたように言った。
「ダンテは肝心な時にいない…。ダンテだけじゃない、魔具のみんなもいないし。いるのなんて…」
ちら、と壁の方を見るディーヴァ。
そこには夜中に見たら卒倒するであろう、悪魔のオブジェがずらっとかかっていた。
「あまりあたしにいい感情を向けてこない壁にかかったダンテが狩ってきた悪魔の首よ?
く・び!つまり、ゾンビじゃん!ホラーじゃん!!ああなんておそろしい!!」
…ちなみにホラーも苦手だったりするディーヴァ。
「あたしがどれだけこわかったか…うぅっ……」
ダンテには暗闇や雷をこわいと思う感情はない。
だが、幼い頃はどうだっただろうか…ひとりぼっちで迷子になれば、バージルや母親が迎えに来るまで泣いていたし、暗闇や雷をこわいと思っていたはずだ。
それに、今一番、自分で想像して『こわい』と思うこと。
…ディーヴァを失うこと。
それが現実になったらどうだ?
そう考えれば、ディーヴァがどれだけこわい思いをしたかが見えてきた。
「…悪い、悪かった。武器のメンテナンスとかあったからな。…ごめんな。…大丈夫か?」
「…ずび。ぅん……、もう、大丈夫…。ダンテがこうして帰ってきてくれたから」
前に回されたダンテの腕をキュッと自分からも抱き締めてくっつく。
「オレの心配はしてくれなかったのか?」
「う…ま、まあ…依頼で何かあったのかとか、そういう心配もしてたけどさ…ごにょごにょ」
抱き締めるのをやめ、やっと泣き止んだディーヴァの顔を覗き込むダンテ。
ディーヴァは真っ赤になって目を泳がせた。
「そ、そいえばメンテナンスって!?」
慌てて話題を変える。
すると、思いもよらぬ真実がわかった。
「いい悪魔(?)と、最近知り合いになってさ。魔具はそいつにあずけてるのさ」
「あー…、だからケルとかいなかったんだ。家出しちゃったのかと思ったぁ…悪魔さんにって、預けて大丈夫?」
「人間社会にも溶け込んでるような、かな~りいい奴だから大丈夫だ。しかも強い」
その途端、顔では笑顔を浮かべつつ、口からは刺々しい言い分を出すディーヴァ。
「すみませんねぇ、あたしなんかダンテと一緒に戦えるような悪魔じゃないし、なーんもできない役立たず天使だもんね」
「オレを癒すことができるだろ?それで十分だって。拗ねるなよ」
ただ拗ねているだけと、ダンテにはわかったみたいだ。
「女の悪魔さん…?」
「男。何だディーヴァ、嫉妬か~?」
嫉妬しているに決まっている。
…が、認めるのは何だか腹立たしい。
ディーヴァはスルースキルを発動させた。
「悪魔(?)ってどういうこと?」
「んー。悪魔だけど、なんつーか、元天使?みたいなモンだって言ってたぜ。だが、天使らしさの欠片もねぇ厳つい男だ。聖なる力は感じねぇで魔力しか感じなかったが、どこら辺が元天使なんだか…」
元天使!
その言葉を聞いた瞬間、ディーヴァの目がキラーンと輝いた。
「会ってみたい!」
「ああ、そうだな会ってみたい……って、はあぁぁっ!?会ってみたい!?…スラムのど真ん中だぞ?」
「ちゃんとダンテが守ってくれる…デショ?」
「う…」
結局明日…いや、正確には今日になっているが、天気が回復していたら行くことになった。
呪いを吐き出していたはずのディーヴァが、ポロポロと涙をこぼしていることに気がついた。
「なんでこんな嵐の…真っ暗な……しかも雷が鳴ってるこわい夜にひとりぼっちにしたの…?途中…停電になっちゃったし…」
そこでようやく思い出した。
ディーヴァの苦手なものは、暗闇と雷、そしてひとりぼっちだ。
ディーヴァが初めて悪魔に襲われ家族を失った時も、しばらくの間、暗闇の中にひとりぼっちだった。
元々雷は嫌いだったが、途中から強い雷が落ちていた時もあったという。
そのすべてが一緒に襲ってきたとすると…もう、言わずともわかるだろう。
苦手というよりむしろ、トラウマと言った方がしっくりくるレベル。
「ディーヴァ……すまん」
ギュッとディーヴァを安心させるように抱き締めるダンテ。
ディーヴァは、その包まれる安心感に身を委ねながらも、拗ねたように言った。
「ダンテは肝心な時にいない…。ダンテだけじゃない、魔具のみんなもいないし。いるのなんて…」
ちら、と壁の方を見るディーヴァ。
そこには夜中に見たら卒倒するであろう、悪魔のオブジェがずらっとかかっていた。
「あまりあたしにいい感情を向けてこない壁にかかったダンテが狩ってきた悪魔の首よ?
く・び!つまり、ゾンビじゃん!ホラーじゃん!!ああなんておそろしい!!」
…ちなみにホラーも苦手だったりするディーヴァ。
「あたしがどれだけこわかったか…うぅっ……」
ダンテには暗闇や雷をこわいと思う感情はない。
だが、幼い頃はどうだっただろうか…ひとりぼっちで迷子になれば、バージルや母親が迎えに来るまで泣いていたし、暗闇や雷をこわいと思っていたはずだ。
それに、今一番、自分で想像して『こわい』と思うこと。
…ディーヴァを失うこと。
それが現実になったらどうだ?
そう考えれば、ディーヴァがどれだけこわい思いをしたかが見えてきた。
「…悪い、悪かった。武器のメンテナンスとかあったからな。…ごめんな。…大丈夫か?」
「…ずび。ぅん……、もう、大丈夫…。ダンテがこうして帰ってきてくれたから」
前に回されたダンテの腕をキュッと自分からも抱き締めてくっつく。
「オレの心配はしてくれなかったのか?」
「う…ま、まあ…依頼で何かあったのかとか、そういう心配もしてたけどさ…ごにょごにょ」
抱き締めるのをやめ、やっと泣き止んだディーヴァの顔を覗き込むダンテ。
ディーヴァは真っ赤になって目を泳がせた。
「そ、そいえばメンテナンスって!?」
慌てて話題を変える。
すると、思いもよらぬ真実がわかった。
「いい悪魔(?)と、最近知り合いになってさ。魔具はそいつにあずけてるのさ」
「あー…、だからケルとかいなかったんだ。家出しちゃったのかと思ったぁ…悪魔さんにって、預けて大丈夫?」
「人間社会にも溶け込んでるような、かな~りいい奴だから大丈夫だ。しかも強い」
その途端、顔では笑顔を浮かべつつ、口からは刺々しい言い分を出すディーヴァ。
「すみませんねぇ、あたしなんかダンテと一緒に戦えるような悪魔じゃないし、なーんもできない役立たず天使だもんね」
「オレを癒すことができるだろ?それで十分だって。拗ねるなよ」
ただ拗ねているだけと、ダンテにはわかったみたいだ。
「女の悪魔さん…?」
「男。何だディーヴァ、嫉妬か~?」
嫉妬しているに決まっている。
…が、認めるのは何だか腹立たしい。
ディーヴァはスルースキルを発動させた。
「悪魔(?)ってどういうこと?」
「んー。悪魔だけど、なんつーか、元天使?みたいなモンだって言ってたぜ。だが、天使らしさの欠片もねぇ厳つい男だ。聖なる力は感じねぇで魔力しか感じなかったが、どこら辺が元天使なんだか…」
元天使!
その言葉を聞いた瞬間、ディーヴァの目がキラーンと輝いた。
「会ってみたい!」
「ああ、そうだな会ってみたい……って、はあぁぁっ!?会ってみたい!?…スラムのど真ん中だぞ?」
「ちゃんとダンテが守ってくれる…デショ?」
「う…」
結局明日…いや、正確には今日になっているが、天気が回復していたら行くことになった。
