mission 2:kiss me ~久しぶりのデートとそして…~
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ソファにはダンテがどっかりと腰をかけている。
ディーヴァは跪くような体勢でダンテに近づくと、その膝に手を置いて寄りかかり顔を近づけた。
自分にとって、キスはいつまでたっても慣れない行為だ。
ディープキスなんてなおさら無理。
そう思いながら、ディーヴァはたどたどしくも小さなキスをダンテに送った。
唇の真ん中、右頬、左頬に一回ずつ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…と音をたてゆっくりと送り、一旦放してダンテの目を見つめる。
互いの目が絡み合ったところで、2人は再び唇を重ね合わせた。
今度は長く、ダンテの唇を食むようにくわえ、開いた口から出した舌で小さくダンテの上唇と下唇の間をノックする。
開いていくダンテの口。
その隙間からゆっくりと舌先を侵入させると、待ち焦がれていたのか、ダンテの舌がねっとりとディーヴァの舌に絡んできた。
「んん…」
くぐもった声を時おり出しながらも、ずっとディーヴァはダンテの唇の上を覆うように食み続ける。
「…は、っぁ……」
いつしか、ディーヴァはその手と身をさらに乗り出しダンテの頭を抱えていた。
しっかり固定し、お互いの唇を貪っては水音を響かせ絡め合わせる。
ディーヴァは自分で自分が何をしているのか判断がしづらい状況にまでなっていた。
頭がこんがらがって思考回路が上手く働かない。
酸欠で脳に酸素が上手く行き渡っていないからだ。
頭がぼーっとする…なんだかあったかーい……。
ダンテは鼻で呼吸しろというが、慣れていないディーヴァにはとても難しく、呼吸する余裕がなかったのだ。
おかげで酸欠でだけでなく、目は潤み、顔は赤く染まり、口元には銀糸が伝う。
「はぁ…はぁ……っ」
ようやく唇を離したところで、自分のしたことを思い出し真っ赤になる。
「あ、あたし…なんて恥ずかしいことを…っ!!」
「みんなそんなもんだろ。なあ、もう一回…」
「ぇ……う、うん。わか、った…」
もじもじと恥じらいを見せ、まぶたを震わせてまつげを揺れ動かし、それに答えるディーヴァ。
一生懸命ダンテにディープキスを施していく。
「もっと強く、吸ってみろ…よ、ディーヴァ…」
「ふぁ、…そんな、こと…言ったってぇ……なかなか、…むずかし…っ…!」
一生懸命なのはわかるが、まだまだ経験不足…ダンテには刺激が少々足りなかったようだ。
しかし、すべてはダンテのためにやっていることであり、ダンテのためにこんな状態になっている。
それを考えるとかわいくてたまらない。
愛しいと、そう思う感情が爆発しそうだった。
我慢できなくなったダンテは、ソファにディーヴァを押し倒し覆いかぶさった。
「きゃ…」
「ご苦労様、ディーヴァ。
ここまではお前がリードするターンだったが、こっからはオレからお返しのターンな」
ペロリと舌舐めずりして微笑む狼がそこにはいた。
若干恐ろしいなにかを感じながらも、相手は自分より経験豊富なんだから…と諦め、ディーヴァはゆっくりと頷き返した。
ダンテは、ディーヴァの首筋から顎にかけてのラインをツツツ…と指で優しくなぞりあげる。
その終着駅は、唇の上。
指をぷっくりとした唇にゆっくりした動きで到達させると沈み込ませるように押し付けた。
指を放したダンテは自らの唇でディーヴァのそれを塞ぐ。
「んっ…!!」
それはディーヴァが送ったような優しいディープキスとは違う。
テメンニグルで体験した時にも感じた、激しく身を狂わせるようなキス。
脳髄に電流を流すような痺れる感覚があの時と同様、再びディーヴァを侵す。
エメラルドグリーンの瞳は困惑気味に揺れた。
ダンテはなおもディーヴァの舌を手をひくように誘導し、そして翻弄して激しく吸い上げる。
「んんぅ…ッ!!」
しばらくは、涙目になりながらも必死になってその舌を受け入れていたディーヴァ。
だが、角度を変えつつ激しいキスを送るダンテに、ついには酸欠もあいまってか、ディーヴァは意識を手放した。
「ん…?」
反応を示さなくなったディーヴァにようやく気が付いたダンテ。
「ちょ、おいっ!ディーヴァ!?しっかりしろー!!
誰だ!ディーヴァをこんなにしたやつは!!」
お前がやったんだろうが。
そう言いたくともここは2人きりのリビング。
誰も指摘するものはいなかった。
●あとがき
コートを新調し、見た目は初代やアニメ版へ。
「You mean the world to Me. I'm so glad that I found you.」
あたしにとってダンテは世界そのもの。見つけられてよかった。
ディーヴァは跪くような体勢でダンテに近づくと、その膝に手を置いて寄りかかり顔を近づけた。
自分にとって、キスはいつまでたっても慣れない行為だ。
ディープキスなんてなおさら無理。
そう思いながら、ディーヴァはたどたどしくも小さなキスをダンテに送った。
唇の真ん中、右頬、左頬に一回ずつ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…と音をたてゆっくりと送り、一旦放してダンテの目を見つめる。
互いの目が絡み合ったところで、2人は再び唇を重ね合わせた。
今度は長く、ダンテの唇を食むようにくわえ、開いた口から出した舌で小さくダンテの上唇と下唇の間をノックする。
開いていくダンテの口。
その隙間からゆっくりと舌先を侵入させると、待ち焦がれていたのか、ダンテの舌がねっとりとディーヴァの舌に絡んできた。
「んん…」
くぐもった声を時おり出しながらも、ずっとディーヴァはダンテの唇の上を覆うように食み続ける。
「…は、っぁ……」
いつしか、ディーヴァはその手と身をさらに乗り出しダンテの頭を抱えていた。
しっかり固定し、お互いの唇を貪っては水音を響かせ絡め合わせる。
ディーヴァは自分で自分が何をしているのか判断がしづらい状況にまでなっていた。
頭がこんがらがって思考回路が上手く働かない。
酸欠で脳に酸素が上手く行き渡っていないからだ。
頭がぼーっとする…なんだかあったかーい……。
ダンテは鼻で呼吸しろというが、慣れていないディーヴァにはとても難しく、呼吸する余裕がなかったのだ。
おかげで酸欠でだけでなく、目は潤み、顔は赤く染まり、口元には銀糸が伝う。
「はぁ…はぁ……っ」
ようやく唇を離したところで、自分のしたことを思い出し真っ赤になる。
「あ、あたし…なんて恥ずかしいことを…っ!!」
「みんなそんなもんだろ。なあ、もう一回…」
「ぇ……う、うん。わか、った…」
もじもじと恥じらいを見せ、まぶたを震わせてまつげを揺れ動かし、それに答えるディーヴァ。
一生懸命ダンテにディープキスを施していく。
「もっと強く、吸ってみろ…よ、ディーヴァ…」
「ふぁ、…そんな、こと…言ったってぇ……なかなか、…むずかし…っ…!」
一生懸命なのはわかるが、まだまだ経験不足…ダンテには刺激が少々足りなかったようだ。
しかし、すべてはダンテのためにやっていることであり、ダンテのためにこんな状態になっている。
それを考えるとかわいくてたまらない。
愛しいと、そう思う感情が爆発しそうだった。
我慢できなくなったダンテは、ソファにディーヴァを押し倒し覆いかぶさった。
「きゃ…」
「ご苦労様、ディーヴァ。
ここまではお前がリードするターンだったが、こっからはオレからお返しのターンな」
ペロリと舌舐めずりして微笑む狼がそこにはいた。
若干恐ろしいなにかを感じながらも、相手は自分より経験豊富なんだから…と諦め、ディーヴァはゆっくりと頷き返した。
ダンテは、ディーヴァの首筋から顎にかけてのラインをツツツ…と指で優しくなぞりあげる。
その終着駅は、唇の上。
指をぷっくりとした唇にゆっくりした動きで到達させると沈み込ませるように押し付けた。
指を放したダンテは自らの唇でディーヴァのそれを塞ぐ。
「んっ…!!」
それはディーヴァが送ったような優しいディープキスとは違う。
テメンニグルで体験した時にも感じた、激しく身を狂わせるようなキス。
脳髄に電流を流すような痺れる感覚があの時と同様、再びディーヴァを侵す。
エメラルドグリーンの瞳は困惑気味に揺れた。
ダンテはなおもディーヴァの舌を手をひくように誘導し、そして翻弄して激しく吸い上げる。
「んんぅ…ッ!!」
しばらくは、涙目になりながらも必死になってその舌を受け入れていたディーヴァ。
だが、角度を変えつつ激しいキスを送るダンテに、ついには酸欠もあいまってか、ディーヴァは意識を手放した。
「ん…?」
反応を示さなくなったディーヴァにようやく気が付いたダンテ。
「ちょ、おいっ!ディーヴァ!?しっかりしろー!!
誰だ!ディーヴァをこんなにしたやつは!!」
お前がやったんだろうが。
そう言いたくともここは2人きりのリビング。
誰も指摘するものはいなかった。
●あとがき
コートを新調し、見た目は初代やアニメ版へ。
「You mean the world to Me. I'm so glad that I found you.」
あたしにとってダンテは世界そのもの。見つけられてよかった。