mission 2:kiss me ~久しぶりのデートとそして…~
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「そう言えば」
思いついた風を装って、ダンテが1つの提案をする。
「オレが望むこと、何でもしてあげるとかこの間言ってなかったか?」
「へ?う……うん」
確かに言ったような…。
ディーヴァは思わず、頷いて返答した。
「つーことは、だ。お返ししたいならできるって事だよなー?
ディーヴァはオレになぁんでも!してくれるんだよなー?」
何でも。
というのを強調してダンテは言う。
その表情はいやらしいことを考える時のそれだ。
ディーヴァは嫌な予感がして少しだけダンテから離れた。
「でも、あの時…ダンテは何も望むものなんてないとか言ってた、…よ?」
「言ったかなー?覚えがないなあー?」
白を切るダンテに顔がひきつる。
「えぇぇっ」
「んー?オレが言ったという証拠はあるのか、ディーヴァ?テープに録音してあるとか?」
それどころか、ダンテは証拠を提示しろと言ってきた。
そんなものあるわけがない。
「じゃ…じゃあ、あたしも言った覚えがな「却下。ディーヴァは今さっき言ったことを認めた。うんって言った」ず…ずるいっ!」
自分はよくて、こっちはダメだというダンテ。
しかし、先ほど頷いてしまった手前、前言撤回することも出来ない状態である。
ダンテのようにディーヴァもしらばっくれて会話すればいいのだが、ディーヴァの性格でそれはできない。
「ずるかろうがなんだろうがディーヴァは言いました!」
「ぐぬぬ…」
唇を噛んで、ディーヴァは唸った。
ダンテはそれすら楽しいとでもいうようにニマニマ笑いながら、頬杖をつきディーヴァの頭を撫でた。
「つーわけで、何でも願いを叶えてくれるという天使様にオレの今の望みを聞いてもらおうか?」
手をこまねくようにバラバラに動かしては、ディーヴァにこっちに来るよう手招きしている。
「うわぁ…。変なのはいやだよ?」
本当にいやなのだろう。
嫌そうに表情を歪ませながら、ダンテの答えを待つ。
ダンテはゆっくりとその指を伸ばして、ディーヴァの唇に触れた。
トン…。
唇を指でなぞるでもなく叩き、にこりと笑みを浮かべる。
「ディーヴァからのディープキスが欲しい」
悪魔の微笑とはこのこと。
ダンテの無茶ぶりなお願いに叫ぶディーヴァ。
「やっぱり変なのきたぁぁぁーー!」
ぶんぶんと首を振って嫌だと言うディーヴァ。
そんなに首を振ったら千切れるだろう。
「やだーっ!ぜーったい!やだっ!
べろちゅーなんて、無理無理無理ぃっ!
あんな苦しくて恥ずかしいのをあたしからなんて出来るわけがないでしょーっ!?」
嫌がるディーヴァが相手でも何のその。
一度決めたことはやるダンテだ。
ジタバタと暴れるディーヴァをその腕にギューっと閉じ込めて逃がさないようにし、自分の方へ向かせた。
「恥ずかしい?…その恥じらう姿がみたいんだ!」
ドーン!
胸を張って言い切るダンテ。
こ、この人は……全くもう~っ!!
ディーヴァはもはや何も言えず、赤い顔をしたまま口を開けて固まった。
そんなダンテが思い出したように言う。
「あ。そういえばバージルと別れの際に口づけをかわしてたよな」
ぎくり。
思い出したように言っていても、きっとそれは確信犯のそれ。
今持ち出すとは…さらに嫌な予感しかしない。
やばい、なんだかやばい。
とにかくやばい。
一刻も早くダンテの腕から逃れなくては。
ディーヴァは冷や汗たらたらでダンテの腕から逃れるべくもがいた。
「ちょ、ちょっと唇という臓器と臓器同士がぶつかっただけだもん」
「それなんだか知ってるか?明らかにキスだ。
バードキスだろうが、キスはキス」
ディーヴァの力は弱い。
それは一生懸命になってもがいてもダンテの片手一本で簡単に抑えることが出来てしまうほどに。
ディーヴァを腕に収め目を細めるダンテは、その口調に怒気をわずかに含ませている。
今さらだが、思い出して腸が煮えてきたのだ。
「…つまり、ディーヴァはバージルにキスを許したわけだよな?」
「ちょ、ダンテ…お、怒らないで?あたしからしたわけじゃないんだから!一瞬のことで、防ぎようもなかったんだから!!」
ひやひやするディーヴァに、ダンテは表情を一変させる。
怒っていたように見えた表情からからかうような物へ。
「だったら…その消毒もかねて、なぁ?」
「なぁ?じゃないよー!」
「往生際が悪いぜディーヴァ」
からかわれたと知ったディーヴァだったが、そのダンテの願いは本当のこと。
しかたなしに、ため息をついてはダンテに顔を向けた。
「う……言っておくけどあたし、ダンテと違って下手だからね?」
「いきなりでそんなに期待してないさ」
くつくつと笑うダンテにちょっぴり腹がたつ。
「むぅ…それも何だかむかつく…」
「じゃあ、オレをとろけさせるようなキス、してみろよ?」
挑戦的な熱視線で、ダンテはエメラルドの瞳を覗き込んだ。
思いついた風を装って、ダンテが1つの提案をする。
「オレが望むこと、何でもしてあげるとかこの間言ってなかったか?」
「へ?う……うん」
確かに言ったような…。
ディーヴァは思わず、頷いて返答した。
「つーことは、だ。お返ししたいならできるって事だよなー?
ディーヴァはオレになぁんでも!してくれるんだよなー?」
何でも。
というのを強調してダンテは言う。
その表情はいやらしいことを考える時のそれだ。
ディーヴァは嫌な予感がして少しだけダンテから離れた。
「でも、あの時…ダンテは何も望むものなんてないとか言ってた、…よ?」
「言ったかなー?覚えがないなあー?」
白を切るダンテに顔がひきつる。
「えぇぇっ」
「んー?オレが言ったという証拠はあるのか、ディーヴァ?テープに録音してあるとか?」
それどころか、ダンテは証拠を提示しろと言ってきた。
そんなものあるわけがない。
「じゃ…じゃあ、あたしも言った覚えがな「却下。ディーヴァは今さっき言ったことを認めた。うんって言った」ず…ずるいっ!」
自分はよくて、こっちはダメだというダンテ。
しかし、先ほど頷いてしまった手前、前言撤回することも出来ない状態である。
ダンテのようにディーヴァもしらばっくれて会話すればいいのだが、ディーヴァの性格でそれはできない。
「ずるかろうがなんだろうがディーヴァは言いました!」
「ぐぬぬ…」
唇を噛んで、ディーヴァは唸った。
ダンテはそれすら楽しいとでもいうようにニマニマ笑いながら、頬杖をつきディーヴァの頭を撫でた。
「つーわけで、何でも願いを叶えてくれるという天使様にオレの今の望みを聞いてもらおうか?」
手をこまねくようにバラバラに動かしては、ディーヴァにこっちに来るよう手招きしている。
「うわぁ…。変なのはいやだよ?」
本当にいやなのだろう。
嫌そうに表情を歪ませながら、ダンテの答えを待つ。
ダンテはゆっくりとその指を伸ばして、ディーヴァの唇に触れた。
トン…。
唇を指でなぞるでもなく叩き、にこりと笑みを浮かべる。
「ディーヴァからのディープキスが欲しい」
悪魔の微笑とはこのこと。
ダンテの無茶ぶりなお願いに叫ぶディーヴァ。
「やっぱり変なのきたぁぁぁーー!」
ぶんぶんと首を振って嫌だと言うディーヴァ。
そんなに首を振ったら千切れるだろう。
「やだーっ!ぜーったい!やだっ!
べろちゅーなんて、無理無理無理ぃっ!
あんな苦しくて恥ずかしいのをあたしからなんて出来るわけがないでしょーっ!?」
嫌がるディーヴァが相手でも何のその。
一度決めたことはやるダンテだ。
ジタバタと暴れるディーヴァをその腕にギューっと閉じ込めて逃がさないようにし、自分の方へ向かせた。
「恥ずかしい?…その恥じらう姿がみたいんだ!」
ドーン!
胸を張って言い切るダンテ。
こ、この人は……全くもう~っ!!
ディーヴァはもはや何も言えず、赤い顔をしたまま口を開けて固まった。
そんなダンテが思い出したように言う。
「あ。そういえばバージルと別れの際に口づけをかわしてたよな」
ぎくり。
思い出したように言っていても、きっとそれは確信犯のそれ。
今持ち出すとは…さらに嫌な予感しかしない。
やばい、なんだかやばい。
とにかくやばい。
一刻も早くダンテの腕から逃れなくては。
ディーヴァは冷や汗たらたらでダンテの腕から逃れるべくもがいた。
「ちょ、ちょっと唇という臓器と臓器同士がぶつかっただけだもん」
「それなんだか知ってるか?明らかにキスだ。
バードキスだろうが、キスはキス」
ディーヴァの力は弱い。
それは一生懸命になってもがいてもダンテの片手一本で簡単に抑えることが出来てしまうほどに。
ディーヴァを腕に収め目を細めるダンテは、その口調に怒気をわずかに含ませている。
今さらだが、思い出して腸が煮えてきたのだ。
「…つまり、ディーヴァはバージルにキスを許したわけだよな?」
「ちょ、ダンテ…お、怒らないで?あたしからしたわけじゃないんだから!一瞬のことで、防ぎようもなかったんだから!!」
ひやひやするディーヴァに、ダンテは表情を一変させる。
怒っていたように見えた表情からからかうような物へ。
「だったら…その消毒もかねて、なぁ?」
「なぁ?じゃないよー!」
「往生際が悪いぜディーヴァ」
からかわれたと知ったディーヴァだったが、そのダンテの願いは本当のこと。
しかたなしに、ため息をついてはダンテに顔を向けた。
「う……言っておくけどあたし、ダンテと違って下手だからね?」
「いきなりでそんなに期待してないさ」
くつくつと笑うダンテにちょっぴり腹がたつ。
「むぅ…それも何だかむかつく…」
「じゃあ、オレをとろけさせるようなキス、してみろよ?」
挑戦的な熱視線で、ダンテはエメラルドの瞳を覗き込んだ。