mission 20:a cold and spoiled child ~寝込んだ彼に優しくしよう~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ずずいと身を乗り出してくるディーヴァにちょっぴりたじろぐ。
しかし、ダンテ自身も汗で肌に衣服が張り付いているのが嫌だったこともあり、素直に上半身裸になった。
途端、昼間の明かりの下に惜しげもなく晒されるダンテの上半身。
ディーヴァは息を飲んだ。
昨日は少し暗い中で作業したし慌てていたりで気にしていなかったが、汗でしっとりと濡れている素肌を見ていると何だか胸がドキドキする。
その均整のとれた肉体を直視するのはとても恥ずかしく感じ、ディーヴァは視線を逸らして拭いた。
その心の機微に気がつかないダンテではない。
「なんだ、恥ずかしいのか?」
「ん、んー?まあ、ちょっとばかし…」
ごにょごにょもにょもにょ言いながらダンテの体の汗をぬぐいとっていくディーヴァ。
真っ赤になっているであろうディーヴァの顔を一目見ようと、ダンテが首を後ろに回そうとする。
「ダ、ダンテ…今はこっち向いちゃやー!」
ぐい、と首を押し戻された。
見なくとも思う。
その動作、言葉ひとつひとつがいじらしくてかわいらしい。
「かわいいな。早く治してディーヴァとキスしたい。何も気にせず思いっきり抱きしめて眠りたいぜ」
「ダンテ…」
「うつしたくないからもうしばらく我慢するけどな」
ダンテはケラケラ笑っているが、その背からは寂しいという感情が漂ってきていた。
ディーヴァはたまらず、ダンテの首に腕をまわし、抱きしめた。
「!?…ディーヴァ」
「後ろからなら大丈夫でしょ?…あたしも早くダンテと……そ、その…ちゅー、したい…よ……?」
ディーヴァの気持ちが嬉しい。
だが、ダンテに限らず、男というものは基本的に変態だ。
その思考は素肌のままの背中に、ダイレクトに当たる柔らかなものへと集中していた。
気持ちいい弾力のせいで、余計に熱が上がる気がする。
「あー…。ディーヴァ、オレも同じ気持ちだ。でもな、うん。今は…今だけは離れてくれると嬉しい」
「えー何でよー?」
ぷくーと頬を膨らませて抗議するディーヴァは、更にぎゅーぎゅーとダンテの背中に抱きつく。
うぉわ、頼むからそれ以上イイものを押し付けるんじゃないーっ!
押し付けるならオレの元気な時にしてくれー!!そしたら、オレも元気なものをディーヴァに押し付け…いやこれ以上言うまい。
「ディーヴァ…うつしたくないから、な?」
「うん…わかった」
素直に離れたディーヴァにホッとすると共に、少しだけ残念な思いもよぎる。
「ダンテが眠ったら、何か食べられそうなもの作ってくるよ」
「ああ、頼むな」
ディーヴァに手伝ってもらって着替え、ダンテはようやくベッドの中に潜り込んだ。
「ゆっくりおやすみ、ダンテ…」
「おやすみ、ディーヴァ」
ディーヴァが等間隔でポンポンと優しく布団を叩く。
そのリズムが心地よくて、ダンテはすぐに眠りについた。
しかし、ダンテ自身も汗で肌に衣服が張り付いているのが嫌だったこともあり、素直に上半身裸になった。
途端、昼間の明かりの下に惜しげもなく晒されるダンテの上半身。
ディーヴァは息を飲んだ。
昨日は少し暗い中で作業したし慌てていたりで気にしていなかったが、汗でしっとりと濡れている素肌を見ていると何だか胸がドキドキする。
その均整のとれた肉体を直視するのはとても恥ずかしく感じ、ディーヴァは視線を逸らして拭いた。
その心の機微に気がつかないダンテではない。
「なんだ、恥ずかしいのか?」
「ん、んー?まあ、ちょっとばかし…」
ごにょごにょもにょもにょ言いながらダンテの体の汗をぬぐいとっていくディーヴァ。
真っ赤になっているであろうディーヴァの顔を一目見ようと、ダンテが首を後ろに回そうとする。
「ダ、ダンテ…今はこっち向いちゃやー!」
ぐい、と首を押し戻された。
見なくとも思う。
その動作、言葉ひとつひとつがいじらしくてかわいらしい。
「かわいいな。早く治してディーヴァとキスしたい。何も気にせず思いっきり抱きしめて眠りたいぜ」
「ダンテ…」
「うつしたくないからもうしばらく我慢するけどな」
ダンテはケラケラ笑っているが、その背からは寂しいという感情が漂ってきていた。
ディーヴァはたまらず、ダンテの首に腕をまわし、抱きしめた。
「!?…ディーヴァ」
「後ろからなら大丈夫でしょ?…あたしも早くダンテと……そ、その…ちゅー、したい…よ……?」
ディーヴァの気持ちが嬉しい。
だが、ダンテに限らず、男というものは基本的に変態だ。
その思考は素肌のままの背中に、ダイレクトに当たる柔らかなものへと集中していた。
気持ちいい弾力のせいで、余計に熱が上がる気がする。
「あー…。ディーヴァ、オレも同じ気持ちだ。でもな、うん。今は…今だけは離れてくれると嬉しい」
「えー何でよー?」
ぷくーと頬を膨らませて抗議するディーヴァは、更にぎゅーぎゅーとダンテの背中に抱きつく。
うぉわ、頼むからそれ以上イイものを押し付けるんじゃないーっ!
押し付けるならオレの元気な時にしてくれー!!そしたら、オレも元気なものをディーヴァに押し付け…いやこれ以上言うまい。
「ディーヴァ…うつしたくないから、な?」
「うん…わかった」
素直に離れたディーヴァにホッとすると共に、少しだけ残念な思いもよぎる。
「ダンテが眠ったら、何か食べられそうなもの作ってくるよ」
「ああ、頼むな」
ディーヴァに手伝ってもらって着替え、ダンテはようやくベッドの中に潜り込んだ。
「ゆっくりおやすみ、ダンテ…」
「おやすみ、ディーヴァ」
ディーヴァが等間隔でポンポンと優しく布団を叩く。
そのリズムが心地よくて、ダンテはすぐに眠りについた。
