mission 19:her wish, his feeling ~天使のおしごと~
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翌日仕事に行くと、なんだか視線を感じた。
何度も送られる視線の先にいたのは言わずもがなあのバイト君。
ミスこそ起こさなかったものの、ディーヴァは気になって仕事に熱中できなかった。
そして仕事帰り。
「あの…告白の返事が聞きたいんですけど」
「え!?」
店を出た時に呼び止められた。
そんな気はしていたため、急いで帰ろうとしたのだが、相手の方が早かったのだ。
「あたし、ごめんなさいってお断りしたはずだよね」
昨日、断るときに声が小さかったのかもしれない。
強い口調でもう一度言い直す。
「だって、急だったから驚いただけですよね?少し落ち着いて考える時間を与えてあげようと思いまして」
「はい?」
どういうことだろう。
自分の都合のいいように考えていて、ディーヴァの気持ちをまるで無視している感じがする。
なんだかその言い方がとても恐ろしく思えた。
「いきなりの告白で恥ずかしくなっちゃったんですよね?気持ちはわかるけど、僕はあまり焦らされるの好きじゃないんですよ」
にっこり笑って言うその表情に狂気すら感じる。
悪魔となんら変わらない、否…悪魔の方がまだましかもしれない。
相手が人間だからこそもっと恐ろしく思えた。
ハッとした。
そうだ、肝心なことを言っていなかった。
ダンテという、最愛の恋人がいることをきちんと言うのを忘れていた。
「言うの忘れていて悪いんだけど、あたし付き合ってる人がいるの」
「またまたぁ!そんな嘘言って僕の気がひきたいんですか?かわいいですね」
この人、何をバカなこと言ってるの?
あまり刺激したくないが、ここできっちり言っておかないとあとあと面倒そうだ。
「とにかくあたしは貴方と付き合う気はないんです!恋人もいるし、考える気も、気をひく気もな…きゃ!」
腕を強く掴まれ、一瞬にして引き寄せられるディーヴァ。
「何するの!は、放しっ!~~~っ!!」
そのまま口を手で塞がれ、両手を後ろでひとまとめに拘束された。
これでは叫ぶにも叫べやしない。
裏手は仄暗い路地裏だ。
彼はそこにゆっくりとディーヴァを引っ張っていく。
「僕がどれだけ貴女を好きかわからせてあげる……!!」
「~、~~~っ!」
悪魔よりも、何よりも人間が一番恐ろしい。
やっぱり、ダンテ以外の男の人…こわい……っ!!
もうやだ…ダンテなんとかして……!
衣服に伸びてくる男の腕。
ディーヴァは恐怖を感じてぎゅ、と目をつぶった。
バキッ!
「ぐぁっ!」
拘束が解けて一気に自由になった。
体が動く。
「え…?」
目を開けてみると、目の前には男が倒れている。
そして…。
「おい、オレのディーヴァに何してる」
青筋浮かべたダンテがそこに立ち尽くしていた。
「ダ、ンテ…」
ようやく長期に渡る仕事を終わらせたのだろう、ダンテはバイクをかっ飛ばして帰り、そのままやってきたようだ。
後ろにバイクが停まっているのがチラと見えた。
ディーヴァは震えて動かない足を無理矢理動かし、縺れさせながらもダンテに抱きついた。
「ダンテ…ッ!ふぇぇ…こわかった、こわかったよぉ……っ!」
「よしよし。ディーヴァ、もう大丈夫だからな」
泣きじゃくるディーヴァの背中をさすり落ち着かせたダンテは、男に近づき無理に立たせる。
「おらっ!立てよっ!」
「くっ…!誰だよ、あんた!!」
殴られて口の端が切れたらしい男が、ダンテに食って掛かった。
半魔たるダンテの強い力にやられてもなお、やる気満々というのは意外にすごいことだ。
「ディーヴァの恋人だよ」
小さく言い放つと、再び拳を振り上げるダンテ。
だが、ディーヴァはその手に飛び付いてダンテを止めた。
「ダンテ待って!」
「あ?強姦魔をかばうのかよディーヴァ」
「違うの…彼、新しい仕事仲間なの」
「はあ!?…こんな危ない奴がアルバイト!?」
こくり、頷くディーヴァと目の前の男を交互にみやる。
やっぱりディーヴァには仕事をさせられない。
オレから離れた場所に置いておけない。
どこにでも危険が転がっている。
「……我慢の限界だ。ディーヴァ、今すぐ仕事やめろ。
どこに仕事行ってもこんなんじゃだめだ。…大人しく家にいろ」
「そ、そんな……ゃだ、よ…ダンテ。せっかく、せっかく…お仕事に慣れてきたトコなんだよ……っ!?」
目を見開いて驚くディーヴァは、イヤイヤと首を振ってダンテに繕った。
だが、当のダンテは断固として許可しない。
「嫌だと言おうがダメだ。…オレが直接マスターに言う」
「そんなぁ…」
そんなダンテとディーヴァの会話の中、そろ~りと逃げようとする男が目に入る。
「てめぇもこい!」
「ひぇぇ!」
ダンテは男の首根っこを掴んだ。
何度も送られる視線の先にいたのは言わずもがなあのバイト君。
ミスこそ起こさなかったものの、ディーヴァは気になって仕事に熱中できなかった。
そして仕事帰り。
「あの…告白の返事が聞きたいんですけど」
「え!?」
店を出た時に呼び止められた。
そんな気はしていたため、急いで帰ろうとしたのだが、相手の方が早かったのだ。
「あたし、ごめんなさいってお断りしたはずだよね」
昨日、断るときに声が小さかったのかもしれない。
強い口調でもう一度言い直す。
「だって、急だったから驚いただけですよね?少し落ち着いて考える時間を与えてあげようと思いまして」
「はい?」
どういうことだろう。
自分の都合のいいように考えていて、ディーヴァの気持ちをまるで無視している感じがする。
なんだかその言い方がとても恐ろしく思えた。
「いきなりの告白で恥ずかしくなっちゃったんですよね?気持ちはわかるけど、僕はあまり焦らされるの好きじゃないんですよ」
にっこり笑って言うその表情に狂気すら感じる。
悪魔となんら変わらない、否…悪魔の方がまだましかもしれない。
相手が人間だからこそもっと恐ろしく思えた。
ハッとした。
そうだ、肝心なことを言っていなかった。
ダンテという、最愛の恋人がいることをきちんと言うのを忘れていた。
「言うの忘れていて悪いんだけど、あたし付き合ってる人がいるの」
「またまたぁ!そんな嘘言って僕の気がひきたいんですか?かわいいですね」
この人、何をバカなこと言ってるの?
あまり刺激したくないが、ここできっちり言っておかないとあとあと面倒そうだ。
「とにかくあたしは貴方と付き合う気はないんです!恋人もいるし、考える気も、気をひく気もな…きゃ!」
腕を強く掴まれ、一瞬にして引き寄せられるディーヴァ。
「何するの!は、放しっ!~~~っ!!」
そのまま口を手で塞がれ、両手を後ろでひとまとめに拘束された。
これでは叫ぶにも叫べやしない。
裏手は仄暗い路地裏だ。
彼はそこにゆっくりとディーヴァを引っ張っていく。
「僕がどれだけ貴女を好きかわからせてあげる……!!」
「~、~~~っ!」
悪魔よりも、何よりも人間が一番恐ろしい。
やっぱり、ダンテ以外の男の人…こわい……っ!!
もうやだ…ダンテなんとかして……!
衣服に伸びてくる男の腕。
ディーヴァは恐怖を感じてぎゅ、と目をつぶった。
バキッ!
「ぐぁっ!」
拘束が解けて一気に自由になった。
体が動く。
「え…?」
目を開けてみると、目の前には男が倒れている。
そして…。
「おい、オレのディーヴァに何してる」
青筋浮かべたダンテがそこに立ち尽くしていた。
「ダ、ンテ…」
ようやく長期に渡る仕事を終わらせたのだろう、ダンテはバイクをかっ飛ばして帰り、そのままやってきたようだ。
後ろにバイクが停まっているのがチラと見えた。
ディーヴァは震えて動かない足を無理矢理動かし、縺れさせながらもダンテに抱きついた。
「ダンテ…ッ!ふぇぇ…こわかった、こわかったよぉ……っ!」
「よしよし。ディーヴァ、もう大丈夫だからな」
泣きじゃくるディーヴァの背中をさすり落ち着かせたダンテは、男に近づき無理に立たせる。
「おらっ!立てよっ!」
「くっ…!誰だよ、あんた!!」
殴られて口の端が切れたらしい男が、ダンテに食って掛かった。
半魔たるダンテの強い力にやられてもなお、やる気満々というのは意外にすごいことだ。
「ディーヴァの恋人だよ」
小さく言い放つと、再び拳を振り上げるダンテ。
だが、ディーヴァはその手に飛び付いてダンテを止めた。
「ダンテ待って!」
「あ?強姦魔をかばうのかよディーヴァ」
「違うの…彼、新しい仕事仲間なの」
「はあ!?…こんな危ない奴がアルバイト!?」
こくり、頷くディーヴァと目の前の男を交互にみやる。
やっぱりディーヴァには仕事をさせられない。
オレから離れた場所に置いておけない。
どこにでも危険が転がっている。
「……我慢の限界だ。ディーヴァ、今すぐ仕事やめろ。
どこに仕事行ってもこんなんじゃだめだ。…大人しく家にいろ」
「そ、そんな……ゃだ、よ…ダンテ。せっかく、せっかく…お仕事に慣れてきたトコなんだよ……っ!?」
目を見開いて驚くディーヴァは、イヤイヤと首を振ってダンテに繕った。
だが、当のダンテは断固として許可しない。
「嫌だと言おうがダメだ。…オレが直接マスターに言う」
「そんなぁ…」
そんなダンテとディーヴァの会話の中、そろ~りと逃げようとする男が目に入る。
「てめぇもこい!」
「ひぇぇ!」
ダンテは男の首根っこを掴んだ。
