mission 19:her wish, his feeling ~天使のおしごと~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ディーヴァの体調が戻ってしばらく。
「違う仕事探さないとね!」
ダンテが朝起きると、そう言って息巻くディーヴァがいた。
その手元には求人情報の冊子やお馴染みの新聞広告がずらりと並んでいる。
「はあ?まぁた仕事探すのか!?」
「当たり前なこと言わないで」
性懲りもなくまた探すとは、諦めの悪い恋人だ。
「やっぱお前、仕事なんかしないで専業主「婦はしないよ、兼業します」…そうかよ」
あんな危ない仕事がウヨウヨ転がってる世の中にディーヴァを放り出すのはダンテとしてももう嫌だ。
しかしディーヴァは前にした仕事の実態を…自分がどれほど危ない目にあったかを知らないのだからしかたない。
ディーヴァはまだまだやる気満々だ。
「でもダンテが許可してくれそうなお仕事…見つからないんだよねぇ。はぁぁぁ…」
深く深くため息を吐き出すディーヴァ。
開いているページには該当する仕事先はないようで×印ばかり目立つ。
そして、ダンテとしてはディーヴァがどんな仕事を提示してきても、何かしらの理由をつけて却下する気でいた。
こんなところにばかり、ダンテの知恵はよくまわる。
「見つからないなら仕事なんてするな」
用意されていた朝食を摂りながら、ダンテはサラッと言う。
今日の朝飯はポーチドエッグを載せたサラダとピザトーストか。
…うむ、今日も美味い。
「どうして?」
「んなの決まってらぁ。元々ディーヴァが仕事する必要はねぇ」
ディーヴァは苦手だが、珍しくコーヒーを飲みながらダンテは続けた。
砂糖が足りない。
ディーヴァに見つからないよう大量の砂糖を投入する。
「前も言っただろ?」
「むー…なんでそんなあたしの心を折るようなこというの?怠けちゃうじゃない…」
すでに怠けるように、ぺた~とテーブルに片頬をくっつけて不服そうなディーヴァ。
「好きなだけ怠けてろ。生活費くらいはオレがなんとかするさ」
「えー…ほんとに?」
仕事に対する姿勢だけは、信用できない。
ディーヴァがジトッと睨むと、ダンテは肩を竦めてこうのべた。
「ま、悪魔関連しか仕事したくねぇけどな」
やる気はなさそうだ。
「ダメじゃん!そうじゃなくてもあたしは、親の残したお金やダンテのお金にばかり頼りたくないの。
だから仕事見つける!近日中に、絶っ対!!」
「やめとけ」
コーヒーを飲み干して朝食は終了。
食べ終えて重ねた皿を流し台へと置き、ダンテはディーヴァの額を軽く小突いた。
痛くはないが、その刺激を加えられたそこを両手で押さえてディーヴァは悲しげに言った。
「なんで…なんでわかってくれないの?」
「いいからこの話しはおわりだ、その冊子や新聞広告は捨てておけ。…いいな?」
ダンテは珍しくディーヴァに強い口調で睨んだ。
ディーヴァは何も言えなかった。
「違う仕事探さないとね!」
ダンテが朝起きると、そう言って息巻くディーヴァがいた。
その手元には求人情報の冊子やお馴染みの新聞広告がずらりと並んでいる。
「はあ?まぁた仕事探すのか!?」
「当たり前なこと言わないで」
性懲りもなくまた探すとは、諦めの悪い恋人だ。
「やっぱお前、仕事なんかしないで専業主「婦はしないよ、兼業します」…そうかよ」
あんな危ない仕事がウヨウヨ転がってる世の中にディーヴァを放り出すのはダンテとしてももう嫌だ。
しかしディーヴァは前にした仕事の実態を…自分がどれほど危ない目にあったかを知らないのだからしかたない。
ディーヴァはまだまだやる気満々だ。
「でもダンテが許可してくれそうなお仕事…見つからないんだよねぇ。はぁぁぁ…」
深く深くため息を吐き出すディーヴァ。
開いているページには該当する仕事先はないようで×印ばかり目立つ。
そして、ダンテとしてはディーヴァがどんな仕事を提示してきても、何かしらの理由をつけて却下する気でいた。
こんなところにばかり、ダンテの知恵はよくまわる。
「見つからないなら仕事なんてするな」
用意されていた朝食を摂りながら、ダンテはサラッと言う。
今日の朝飯はポーチドエッグを載せたサラダとピザトーストか。
…うむ、今日も美味い。
「どうして?」
「んなの決まってらぁ。元々ディーヴァが仕事する必要はねぇ」
ディーヴァは苦手だが、珍しくコーヒーを飲みながらダンテは続けた。
砂糖が足りない。
ディーヴァに見つからないよう大量の砂糖を投入する。
「前も言っただろ?」
「むー…なんでそんなあたしの心を折るようなこというの?怠けちゃうじゃない…」
すでに怠けるように、ぺた~とテーブルに片頬をくっつけて不服そうなディーヴァ。
「好きなだけ怠けてろ。生活費くらいはオレがなんとかするさ」
「えー…ほんとに?」
仕事に対する姿勢だけは、信用できない。
ディーヴァがジトッと睨むと、ダンテは肩を竦めてこうのべた。
「ま、悪魔関連しか仕事したくねぇけどな」
やる気はなさそうだ。
「ダメじゃん!そうじゃなくてもあたしは、親の残したお金やダンテのお金にばかり頼りたくないの。
だから仕事見つける!近日中に、絶っ対!!」
「やめとけ」
コーヒーを飲み干して朝食は終了。
食べ終えて重ねた皿を流し台へと置き、ダンテはディーヴァの額を軽く小突いた。
痛くはないが、その刺激を加えられたそこを両手で押さえてディーヴァは悲しげに言った。
「なんで…なんでわかってくれないの?」
「いいからこの話しはおわりだ、その冊子や新聞広告は捨てておけ。…いいな?」
ダンテは珍しくディーヴァに強い口調で睨んだ。
ディーヴァは何も言えなかった。