mission 18:praceful and lively days ~長い長い日々の始まり~
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ベッドでお互い眠りにつく直前の小さな会話をする。
その声は眠いのか、どちらも少し途切れ気味だった。
「あたしも、悪魔退治でなにかお手伝い…できれば、いいんだけど…」
「なら、するか…ディーヴァ」
「んー?」
「手伝いを、さ」
すでに微睡んでいた2人は、そのまままぶたを下げ、眠りに落ちた。
もちろん、かたく抱き締めあったまま…。
***
「うし、今日の悪魔退治の依頼にはディーヴァにも手伝ってもらうかな」
ある朝、裏庭にひっそりと育てているハーブ達にシャワーホースで水を与えていると、起きてきたダンテが開口一番にそう言ってきた。
「ほぇっ!?」
「なーに、変な声だしてる。お前が手伝いたいって言ったんだろ」
「うん、まあ、そだけど」
ディーヴァ本人はいつも本気だが、まさかダンテが本気にしていたとは驚きだ。
ベッドでの小さな口約束は寝ぼけていただけ、と忘れられ守られないと思いきや、ダンテはしっかり覚えていた。
「今日、悪魔退治の依頼あったんだね」
「ああ、昨日ディーヴァが風呂入ってる時に依頼の電話が来た」
「そうだったんだ。って、…まずは上に何か着ようか」
朝みた時には上半身裸ではなく、薄いながらもTシャツを着ていたはず。
今は逞しい胸板や腹筋を惜しげもなく晒している。
「ん~ディーヴァちゃんは恥ずかしいんでちゅか~?いい加減慣れちまえ」
「ダンテ、バカにすると怒るよ。強力ジェットのだし方にして、シャワーホースの水かけるよ?」
強力ジェットで水が当たるとけっこう痛い。
怪我もしないし叫ぶほどの痛みでもないが、マゾでもないのだしわざわざ痛い思いはしたくない。
「おっと。水浴びなら今じゃなくても依頼先で出来る」
「?」
「泳ぎたいなら水着持ってけ。ただし、かなりの数がお出ましになってるみたいだからな。気ぃはってけよ」
シャワーホースの蛇口を閉めて水を止めたダンテは、ニヤリとした笑みをディーヴァに向けた。
それから小一時間ほど。
ダンテ、ディーヴァ、そして魔具達はとある湖の湖畔にいた。
静かな湖畔の森の陰から~などと歌いたくなるほど、静かで美しい湖だ。
ここには水棲のうねうねした蛭のような悪魔が大量にわいてでるという話であり、泳ぐために湖に入った人間や動物達にとりついて血を吸うのだという。
綺麗な湖には似つかわしくないその悪魔を想像したディーヴァはとても気持ち悪くなった。
「ん、ダンテ。何でパラソルなんか…」
何故かダンテが、湖のほとりにパラソルと椅子を設置しだした。
「まあまあ。それより、水着は持ってきたか?」
「うん、いちおう持ってきたよ」
「へー。オレと同じで中に着てるのか?」
「きゃ…覗かないでよ」
ディーヴァのトップスの胸ぐりをくいっと引っ張り中を覗いてそう言うダンテは、すでに水着姿であり肉体を晒していた。
水の中に出没する悪魔に対抗するためらしいが、まさかそのまま泳ぐ気ではと勘ぐってしまう。
「着てるわけないでしょ。荷物に入ってますぅ~」
反対にディーヴァが着ているのは水着ではない。
やわらかな淡い色あいに大柄の花柄が描かれたミディアムフレアスカートを履いており、ディーヴァの白い肌に映えていた。
ハイウエストのそれに合わせたレース編みの白いトップスと、中のキラキラしたラメ混じりのインナーが印象的な服装だ。
「実はブラストラップが見えてるから知ってる」
インナーであるキャミソールに紛れて奥のブラジャーのストラップだろう、ピンク色の紐が見えてダンテの妄想と欲をかきたてていたらしい。
「うぇぇっ!?」
ディーヴァは慌ててブラジャーのストラップを見えない位置へ直す。
「もうっ恥ずかしいじゃない、早く言ってよ!」
恥ずかしさから、ディーヴァは自分を守るように抱き締めた。
その声は眠いのか、どちらも少し途切れ気味だった。
「あたしも、悪魔退治でなにかお手伝い…できれば、いいんだけど…」
「なら、するか…ディーヴァ」
「んー?」
「手伝いを、さ」
すでに微睡んでいた2人は、そのまままぶたを下げ、眠りに落ちた。
もちろん、かたく抱き締めあったまま…。
***
「うし、今日の悪魔退治の依頼にはディーヴァにも手伝ってもらうかな」
ある朝、裏庭にひっそりと育てているハーブ達にシャワーホースで水を与えていると、起きてきたダンテが開口一番にそう言ってきた。
「ほぇっ!?」
「なーに、変な声だしてる。お前が手伝いたいって言ったんだろ」
「うん、まあ、そだけど」
ディーヴァ本人はいつも本気だが、まさかダンテが本気にしていたとは驚きだ。
ベッドでの小さな口約束は寝ぼけていただけ、と忘れられ守られないと思いきや、ダンテはしっかり覚えていた。
「今日、悪魔退治の依頼あったんだね」
「ああ、昨日ディーヴァが風呂入ってる時に依頼の電話が来た」
「そうだったんだ。って、…まずは上に何か着ようか」
朝みた時には上半身裸ではなく、薄いながらもTシャツを着ていたはず。
今は逞しい胸板や腹筋を惜しげもなく晒している。
「ん~ディーヴァちゃんは恥ずかしいんでちゅか~?いい加減慣れちまえ」
「ダンテ、バカにすると怒るよ。強力ジェットのだし方にして、シャワーホースの水かけるよ?」
強力ジェットで水が当たるとけっこう痛い。
怪我もしないし叫ぶほどの痛みでもないが、マゾでもないのだしわざわざ痛い思いはしたくない。
「おっと。水浴びなら今じゃなくても依頼先で出来る」
「?」
「泳ぎたいなら水着持ってけ。ただし、かなりの数がお出ましになってるみたいだからな。気ぃはってけよ」
シャワーホースの蛇口を閉めて水を止めたダンテは、ニヤリとした笑みをディーヴァに向けた。
それから小一時間ほど。
ダンテ、ディーヴァ、そして魔具達はとある湖の湖畔にいた。
静かな湖畔の森の陰から~などと歌いたくなるほど、静かで美しい湖だ。
ここには水棲のうねうねした蛭のような悪魔が大量にわいてでるという話であり、泳ぐために湖に入った人間や動物達にとりついて血を吸うのだという。
綺麗な湖には似つかわしくないその悪魔を想像したディーヴァはとても気持ち悪くなった。
「ん、ダンテ。何でパラソルなんか…」
何故かダンテが、湖のほとりにパラソルと椅子を設置しだした。
「まあまあ。それより、水着は持ってきたか?」
「うん、いちおう持ってきたよ」
「へー。オレと同じで中に着てるのか?」
「きゃ…覗かないでよ」
ディーヴァのトップスの胸ぐりをくいっと引っ張り中を覗いてそう言うダンテは、すでに水着姿であり肉体を晒していた。
水の中に出没する悪魔に対抗するためらしいが、まさかそのまま泳ぐ気ではと勘ぐってしまう。
「着てるわけないでしょ。荷物に入ってますぅ~」
反対にディーヴァが着ているのは水着ではない。
やわらかな淡い色あいに大柄の花柄が描かれたミディアムフレアスカートを履いており、ディーヴァの白い肌に映えていた。
ハイウエストのそれに合わせたレース編みの白いトップスと、中のキラキラしたラメ混じりのインナーが印象的な服装だ。
「実はブラストラップが見えてるから知ってる」
インナーであるキャミソールに紛れて奥のブラジャーのストラップだろう、ピンク色の紐が見えてダンテの妄想と欲をかきたてていたらしい。
「うぇぇっ!?」
ディーヴァは慌ててブラジャーのストラップを見えない位置へ直す。
「もうっ恥ずかしいじゃない、早く言ってよ!」
恥ずかしさから、ディーヴァは自分を守るように抱き締めた。