mission 18:praceful and lively days ~長い長い日々の始まり~
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ディーヴァはキスマークをつけたまま歩くという行為が、どれだけ恥ずかしいものだかをよくわかっていなかった。
まだ性知識に関しては本当に未熟者、それもいたしかたない。
加えて、恥という言葉を自身の辞書から捨て去り、むしろ見せつけて歩こうなどと考えているダンテ。
初め、2人は気にせず歩いていた。
だが、ニヤニヤした目でこちらをちらちら見てくる、男性。
ディーヴァの姿を目に入れて恥ずかしそうに視線をそらす、女性の存在に気が付いた。
中にはみっともないといいたげな視線や、通りすがりに二度見してくる視線もあったことに気が付く。
ようやくキスマークとはどういった意味を持つものか気がついてハッとした時にはディーヴァは自分を恥じるあまり、爆発しそうなくらい真っ赤になっていた。
しばしの時間ののち。
「うわぁぁん!もうやだー!ダンテのばかー!!」
「ちょ、ディーヴァ!?」
前言撤回、ディーヴァは爆発した。
大爆発して叫ぶディーヴァを、ダンテはそばにあったスタッフオンリーと書かれた扉の向こうへ連れ込んだ。
その際に少し引っかかれたのは痛かったが、ディーヴァと初めて出会った時を鮮明に思い出してちょっと笑みがこぼれた。
「どうどうどう!落ち着けディーヴァ」
「これが落ち着いていられますか!?どこが虫刺されに見られる、よっっ!!!」
「いでででで!」
ゲリュオン並の暴れ馬のような状態のディーヴァは、怒りのあまり敬語になってしまっている。
ダンテは足を思いっきり踏みつけられた。
けっこうな痛みだが、ディーヴァから与えられる痛みなら、我慢できる。
「歩いてる人達のあの目、気付かなかったとは言わせないわ!
こんなものつけて歩くなんて『恥』そのものを着て歩いてるのとかわんないじゃんかーっ!!ダンテのばかぁぁぁぁ!!」
「うーむ、オレはかわいいと思うんだけどなあ…」
「天誅!」
その瞬間、ディーヴァの拳がみぞおちに入った。
足を踏まれた時よりも全然痛くはないが、その表情は目が笑っておらず天使とはかけはなれた存在、そう…鬼のそれだった。
「ダ~ン~テ~?」
「う゛…すまん」
「あぅぅぅぅ~恥ずかしくて存在ごと消え去りたいぃ~…」
しゅるしゅるとおさまりつつあるディーヴァの爆発。
その代わりにディーヴァはずむーんと、落ち込んできていた。
「次はこんな痕つけないで。あたし、こんな恥ずかしい思いはもうしたくないよぉ…」
涙目でごにょごにょ言っているディーヴァがかわいくて、もっと悪戯してやりたい思いがムクムクと膨れ上がる。
「んな約束は出来ない。かわいい天使の真っ白な肌はいつだって自分色に染めたくなる魅惑の果実だ」
「またするの…?こんな場所で……」
ギラギラした瞳で近づいてくるダンテ。
その目は自らがつけた痕を凝視しており、唇をディーヴァに近づけてきていた。
周りに人がいないのをいいことに、今またここでキスマークをつけてやろうという魂胆が丸分かりだ。
捕食者のようなダンテの目に、ディーヴァは怯えた。
怯えきったディーヴァの表情は非常にそそるが、これ以上は善の部分が禁止する。
ダンテはディーヴァの鼻をぎゅ、と摘まむ悪戯をした。
「わぷっ」
「…しねぇよ。でも、そういうコトの際には成り行きでつける可能性もある。今からその覚悟ができてよかったとでも思っとけ」
「う~…わかった」
それで悪戯はおしまい。
ダンテは大人しくなったディーヴァを連れて、その場を後にした。
まだ性知識に関しては本当に未熟者、それもいたしかたない。
加えて、恥という言葉を自身の辞書から捨て去り、むしろ見せつけて歩こうなどと考えているダンテ。
初め、2人は気にせず歩いていた。
だが、ニヤニヤした目でこちらをちらちら見てくる、男性。
ディーヴァの姿を目に入れて恥ずかしそうに視線をそらす、女性の存在に気が付いた。
中にはみっともないといいたげな視線や、通りすがりに二度見してくる視線もあったことに気が付く。
ようやくキスマークとはどういった意味を持つものか気がついてハッとした時にはディーヴァは自分を恥じるあまり、爆発しそうなくらい真っ赤になっていた。
しばしの時間ののち。
「うわぁぁん!もうやだー!ダンテのばかー!!」
「ちょ、ディーヴァ!?」
前言撤回、ディーヴァは爆発した。
大爆発して叫ぶディーヴァを、ダンテはそばにあったスタッフオンリーと書かれた扉の向こうへ連れ込んだ。
その際に少し引っかかれたのは痛かったが、ディーヴァと初めて出会った時を鮮明に思い出してちょっと笑みがこぼれた。
「どうどうどう!落ち着けディーヴァ」
「これが落ち着いていられますか!?どこが虫刺されに見られる、よっっ!!!」
「いでででで!」
ゲリュオン並の暴れ馬のような状態のディーヴァは、怒りのあまり敬語になってしまっている。
ダンテは足を思いっきり踏みつけられた。
けっこうな痛みだが、ディーヴァから与えられる痛みなら、我慢できる。
「歩いてる人達のあの目、気付かなかったとは言わせないわ!
こんなものつけて歩くなんて『恥』そのものを着て歩いてるのとかわんないじゃんかーっ!!ダンテのばかぁぁぁぁ!!」
「うーむ、オレはかわいいと思うんだけどなあ…」
「天誅!」
その瞬間、ディーヴァの拳がみぞおちに入った。
足を踏まれた時よりも全然痛くはないが、その表情は目が笑っておらず天使とはかけはなれた存在、そう…鬼のそれだった。
「ダ~ン~テ~?」
「う゛…すまん」
「あぅぅぅぅ~恥ずかしくて存在ごと消え去りたいぃ~…」
しゅるしゅるとおさまりつつあるディーヴァの爆発。
その代わりにディーヴァはずむーんと、落ち込んできていた。
「次はこんな痕つけないで。あたし、こんな恥ずかしい思いはもうしたくないよぉ…」
涙目でごにょごにょ言っているディーヴァがかわいくて、もっと悪戯してやりたい思いがムクムクと膨れ上がる。
「んな約束は出来ない。かわいい天使の真っ白な肌はいつだって自分色に染めたくなる魅惑の果実だ」
「またするの…?こんな場所で……」
ギラギラした瞳で近づいてくるダンテ。
その目は自らがつけた痕を凝視しており、唇をディーヴァに近づけてきていた。
周りに人がいないのをいいことに、今またここでキスマークをつけてやろうという魂胆が丸分かりだ。
捕食者のようなダンテの目に、ディーヴァは怯えた。
怯えきったディーヴァの表情は非常にそそるが、これ以上は善の部分が禁止する。
ダンテはディーヴァの鼻をぎゅ、と摘まむ悪戯をした。
「わぷっ」
「…しねぇよ。でも、そういうコトの際には成り行きでつける可能性もある。今からその覚悟ができてよかったとでも思っとけ」
「う~…わかった」
それで悪戯はおしまい。
ダンテは大人しくなったディーヴァを連れて、その場を後にした。