mission 16:shall we dance? ~シニアプロム~
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残りはドレスだ。
「さぁ、いよいよだ。脱がすからな…」
寝込みを襲うような自分の行動にディーヴァに少し申し訳なくも思うが、それももう今さらだ。
自分の欲に忠実でいたい。
先に「ポロリが出来そうだ」と思ったように、胸元をぐっと下げてしまえば、ドレスは楽に脱がせられるだろう。
だが、ダンテはそれをよしとしなかった。
「どうせなら脱がす過程を、オレにじっくり楽しませろよ?」
ニヤリと笑うダンテは、指をワキワキさせてディーヴァのドレスに手をかけた。
二の腕を申しわけ程度に覆うことで、体に纏うドレスを吊り下げている袖。
ディーヴァの細腕をそっと折り曲げて、ゆっくりと脱がす。
ディーヴァは気がつかず、まぶたをピクリとも動かさない。
まったく起きる気配はなく、こちらとしては好都合。
腕をあらわにしたところで、胸元に手をかけ、そろそろとドレスを下げていく。
するとディーヴァの豊満な胸を包むブラジャーがお目見えした。
真っ白なそれが天使の衣装そのままに、ダンテの目に映る。
本当ならばこの下着すら取り去りたいし、先程まではそうしようとする考えが頭をよぎった。
だが、ダンテは我慢したのだ。
意識のない相手を襲うほど飢えていないつもりだし、泣かせたくないというのもある。
今はこの下着だけの光景で十分。
「いい眺めだな…んんん?」
じっくりと観察して堪能していると、寝苦しいのかディーヴァ自ら体をくねらせて残りのドレスを脱ぎ出した。
寝てるというのになんと器用な。
脱ぎ終えたドレスを足蹴にし、ディーヴァはブラジャーとパンツ、下着だけの姿になってしまった。
これは良い誤算だ。
ダンテは静かに舌舐めずりすると、ディーヴァのあられもない姿をゴーサインにその体にのし掛かった。
決して嫌なにおいではない、汗とボディーソープの交じりあった香りが素肌から匂いたつ。
ダンテは舌を這わせ、その肌をぺろりと舐めあげた。
「…あめぇ……」
そんなわけがないのに、なんだか甘く感じる。
これは舌の錯覚か、それとも天使の肌が甘いのか。
クセになりそうだ。
舌をぺちゃぺちゃと鳴らして水音をたて、ダンテはさらにディーヴァの肌を舐める。
時にやわやわとブラジャーごと胸を揉みしだき、時に肌に薄く噛みつき、時に少々強く唇で吸い付く。
「ん……」
ダンテから与えられる刺激に、とうとうディーヴァのまぶたが震える。
「あ。起きた」
ぱっちり開いたエメラルドの瞳と、アクアマリンの瞳が至近距離でかちあった。
「ダ、ンテ…?………ッ!!」
「や、やあ…ディーヴァ」
下着姿の自分と、上半身裸のダンテ。
「ひゃあああ!!な、何してるのーッ!?」
自身の置かれている状況を確認し、叫ぶディーヴァ。
その瞬間、ダンテの頬に勢いのよいディーヴァ渾身の平手が吸い込まれた。
「ぶほぁっ!!」
あと数時間で朝日が昇るだろう。
せっかく昨日は楽しいひとときを過ごせたというのに、今日はディーヴァに話しかけてもらえないかもしれない。
ダンテは頬についた赤い手のひらの跡をさすりながら、そう考えた。
●あとがき
管理人は、ダンスの知識はほぼ皆無ですので、間違ったところもあると思いますがご了承ください。
「さぁ、いよいよだ。脱がすからな…」
寝込みを襲うような自分の行動にディーヴァに少し申し訳なくも思うが、それももう今さらだ。
自分の欲に忠実でいたい。
先に「ポロリが出来そうだ」と思ったように、胸元をぐっと下げてしまえば、ドレスは楽に脱がせられるだろう。
だが、ダンテはそれをよしとしなかった。
「どうせなら脱がす過程を、オレにじっくり楽しませろよ?」
ニヤリと笑うダンテは、指をワキワキさせてディーヴァのドレスに手をかけた。
二の腕を申しわけ程度に覆うことで、体に纏うドレスを吊り下げている袖。
ディーヴァの細腕をそっと折り曲げて、ゆっくりと脱がす。
ディーヴァは気がつかず、まぶたをピクリとも動かさない。
まったく起きる気配はなく、こちらとしては好都合。
腕をあらわにしたところで、胸元に手をかけ、そろそろとドレスを下げていく。
するとディーヴァの豊満な胸を包むブラジャーがお目見えした。
真っ白なそれが天使の衣装そのままに、ダンテの目に映る。
本当ならばこの下着すら取り去りたいし、先程まではそうしようとする考えが頭をよぎった。
だが、ダンテは我慢したのだ。
意識のない相手を襲うほど飢えていないつもりだし、泣かせたくないというのもある。
今はこの下着だけの光景で十分。
「いい眺めだな…んんん?」
じっくりと観察して堪能していると、寝苦しいのかディーヴァ自ら体をくねらせて残りのドレスを脱ぎ出した。
寝てるというのになんと器用な。
脱ぎ終えたドレスを足蹴にし、ディーヴァはブラジャーとパンツ、下着だけの姿になってしまった。
これは良い誤算だ。
ダンテは静かに舌舐めずりすると、ディーヴァのあられもない姿をゴーサインにその体にのし掛かった。
決して嫌なにおいではない、汗とボディーソープの交じりあった香りが素肌から匂いたつ。
ダンテは舌を這わせ、その肌をぺろりと舐めあげた。
「…あめぇ……」
そんなわけがないのに、なんだか甘く感じる。
これは舌の錯覚か、それとも天使の肌が甘いのか。
クセになりそうだ。
舌をぺちゃぺちゃと鳴らして水音をたて、ダンテはさらにディーヴァの肌を舐める。
時にやわやわとブラジャーごと胸を揉みしだき、時に肌に薄く噛みつき、時に少々強く唇で吸い付く。
「ん……」
ダンテから与えられる刺激に、とうとうディーヴァのまぶたが震える。
「あ。起きた」
ぱっちり開いたエメラルドの瞳と、アクアマリンの瞳が至近距離でかちあった。
「ダ、ンテ…?………ッ!!」
「や、やあ…ディーヴァ」
下着姿の自分と、上半身裸のダンテ。
「ひゃあああ!!な、何してるのーッ!?」
自身の置かれている状況を確認し、叫ぶディーヴァ。
その瞬間、ダンテの頬に勢いのよいディーヴァ渾身の平手が吸い込まれた。
「ぶほぁっ!!」
あと数時間で朝日が昇るだろう。
せっかく昨日は楽しいひとときを過ごせたというのに、今日はディーヴァに話しかけてもらえないかもしれない。
ダンテは頬についた赤い手のひらの跡をさすりながら、そう考えた。
●あとがき
管理人は、ダンスの知識はほぼ皆無ですので、間違ったところもあると思いますがご了承ください。