mission 15:undercover ~憧れの学生生活?~
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扉の破壊された瞬間、その物音に便乗するようにディーヴァは隠れていた場所から飛び出した。
個室ではなく、よく見なくては気がつかない、さらに奥の小さな掃除用具入れの中からだ。
「てやぁぁぁあ!!」
掛け声と共に金属柄のモップを悪魔目掛けて振り下ろす。
バキッ!
狙いは違わず悪魔の脳天に吸い込まれたのだが、金属でできているのにも関わらず棒切れのようにポッキリと折れた。
『…なンか、当たったかァ?』
「え、あ…ひっ!」
ぬう、とこちらを見る悪魔には傷ひとつついていない。
それどころか、痛くも痒くもなかったよう。
カラン…。
残っていたモップの柄を取り落とし、後ずさるディーヴァ。
出入口は悪魔の後ろひとつだけ。
自分の後ろは壁。
先に述べたように、やはりトイレは死亡フラグ乱立場所だったようだ。
ディーヴァを捕まえようと、悪魔の丸太のように太い腕が伸びる。
「ダンテ、…たすけて」
恐怖に身がすくみ、目を閉じたディーヴァは、小さくそう呟いた。
悪魔の手がディーヴァに触れる寸前、悪魔の腕がいきなり何者かによって斬りおとされた。
『おれの腕、どこ?』
「え…」
ブシャアアア、吹き出るのは血ではなく、黒い霧。
その命の源が流れ落ちるさまを見せつけられ、初めて悪魔が叫ぶ。
『あぎゃぁぁあアァァ゙!』
そして気がつけば隣にはダンテの姿が。
しっかりとディーヴァの体に手を回して支えていた。
「ディーヴァ、呼んだか?」
「ダ、ンテ…」
「待たせてごめん」
小さくキスを送ると、目の前の悪魔に向き直る。
痛みにもんどりうつ悪魔は、およそ悪魔らしからぬ叫びをあげていた。
『いだい゙いだいいだァァァい゙~』
「うわ、こいつ大げさだな。つーかしゃべれるのかよ」
先程までダンテが相手をしていた個体は、図体は大きかったが目の前の個体ほどではなく、しゃべれなかった。
あの後も同じような巨大化した悪魔に襲われたが、見たところ共食いすることでコンバートし、成長したように見受けられる。
しゃべれるようになるほど、仲間を食らったということか。
つまり、今までは小さなネズミの姿のままだったから、ポルターガイストレベルの騒ぎしか起こせなかったのだろうと推測する。
しかし、共食いしても尚減らないとは、どこからそんなに悪魔が現れているのだろう。
どれもこれもダンテの相手にはならないレベルだが、いい加減面倒だ。
「おいお前、どっから来た?」
ダンテがリベリオンを突きつけ悪魔に問う。
悪魔は牙を剥き出しながらも、意外や意外、素直に言った。
真相は、悪魔を呼び出す本が発端だった。
普段は固く閉じられ、封印されているらしいその本。
持ち主が意図してかしないでか、この校舎内で開いたのち、放置したとのこと。
悪魔が下卑た笑みを浮かばせ、ディーヴァを震え上がらせるようにおどろおどろしい声音で述べる。
『おれが死んでも本を閉じぬ限り無限に他のヤツらが次から次に召喚され…ぎゃあああ!』
「はいはい、ゴクロウサマ」
ダンテがトドメのひと刺しを悪魔の脳天にプスリと刺した。
その途端、悪魔は黒い霧となり跡形もなく空気中に霧散した。
個室ではなく、よく見なくては気がつかない、さらに奥の小さな掃除用具入れの中からだ。
「てやぁぁぁあ!!」
掛け声と共に金属柄のモップを悪魔目掛けて振り下ろす。
バキッ!
狙いは違わず悪魔の脳天に吸い込まれたのだが、金属でできているのにも関わらず棒切れのようにポッキリと折れた。
『…なンか、当たったかァ?』
「え、あ…ひっ!」
ぬう、とこちらを見る悪魔には傷ひとつついていない。
それどころか、痛くも痒くもなかったよう。
カラン…。
残っていたモップの柄を取り落とし、後ずさるディーヴァ。
出入口は悪魔の後ろひとつだけ。
自分の後ろは壁。
先に述べたように、やはりトイレは死亡フラグ乱立場所だったようだ。
ディーヴァを捕まえようと、悪魔の丸太のように太い腕が伸びる。
「ダンテ、…たすけて」
恐怖に身がすくみ、目を閉じたディーヴァは、小さくそう呟いた。
悪魔の手がディーヴァに触れる寸前、悪魔の腕がいきなり何者かによって斬りおとされた。
『おれの腕、どこ?』
「え…」
ブシャアアア、吹き出るのは血ではなく、黒い霧。
その命の源が流れ落ちるさまを見せつけられ、初めて悪魔が叫ぶ。
『あぎゃぁぁあアァァ゙!』
そして気がつけば隣にはダンテの姿が。
しっかりとディーヴァの体に手を回して支えていた。
「ディーヴァ、呼んだか?」
「ダ、ンテ…」
「待たせてごめん」
小さくキスを送ると、目の前の悪魔に向き直る。
痛みにもんどりうつ悪魔は、およそ悪魔らしからぬ叫びをあげていた。
『いだい゙いだいいだァァァい゙~』
「うわ、こいつ大げさだな。つーかしゃべれるのかよ」
先程までダンテが相手をしていた個体は、図体は大きかったが目の前の個体ほどではなく、しゃべれなかった。
あの後も同じような巨大化した悪魔に襲われたが、見たところ共食いすることでコンバートし、成長したように見受けられる。
しゃべれるようになるほど、仲間を食らったということか。
つまり、今までは小さなネズミの姿のままだったから、ポルターガイストレベルの騒ぎしか起こせなかったのだろうと推測する。
しかし、共食いしても尚減らないとは、どこからそんなに悪魔が現れているのだろう。
どれもこれもダンテの相手にはならないレベルだが、いい加減面倒だ。
「おいお前、どっから来た?」
ダンテがリベリオンを突きつけ悪魔に問う。
悪魔は牙を剥き出しながらも、意外や意外、素直に言った。
真相は、悪魔を呼び出す本が発端だった。
普段は固く閉じられ、封印されているらしいその本。
持ち主が意図してかしないでか、この校舎内で開いたのち、放置したとのこと。
悪魔が下卑た笑みを浮かばせ、ディーヴァを震え上がらせるようにおどろおどろしい声音で述べる。
『おれが死んでも本を閉じぬ限り無限に他のヤツらが次から次に召喚され…ぎゃあああ!』
「はいはい、ゴクロウサマ」
ダンテがトドメのひと刺しを悪魔の脳天にプスリと刺した。
その途端、悪魔は黒い霧となり跡形もなく空気中に霧散した。
