mission 15:undercover ~憧れの学生生活?~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ゴツゴツとブーツを鳴らすいつもの歩調そのままに、ダンテがディーヴァに近づく。
そしてサラとは反対側のディーヴァの隣にどっかりと腰を下ろした。
席は自由席なため、空いた場所のどこにでも好きに座れる。
だからこそ、サラとディーヴァは友人同士隣あっているし、ディーヴァの隣のわずかな隙間にダンテが座り込んだのだ。
ぎゅうぎゅうの隙間に座るダンテのため、ディーヴァは横にずれてスペースを空ける。
ダンテはその礼と挨拶のため、軽く片手を上げた。
「よ、ディーヴァ!」
「ダンテ、何でここに…」
「詳しい話はあとだ」
頬杖をついてディーヴァを見るダンテは、鼻歌でも歌うかのように嬉しそうな表情。
「「……」」
反対にディーヴァとサラは、訝し気な表情で顔を見合わせた。
SHRが終わり、最初の授業が始まるまでのわずかな時間。
ダンテは他の生徒に囲まれた。
言わずもがな、そのほとんどが男子ではなく女生徒だ。
もちろんその知り合いと認識されたディーヴァ、そしてサラも交えて、である。
そもそも以前に参加したプロムでの一件で、ダンテとディーヴァを知っている者は少なくない。
2人が相思相愛の恋人同士であることも。
それでも、誰かの恋人であろうと、ダンテは女生徒の注目の的であることに変わりはない。
イケメンは見るだけで目の保養だ。
「背が高ーい!」
「高いってか、成熟した大人の男って感じ!!」
「カッコいいっすね!」
「綺麗な髪と目!同じ人間とは思えない!」
当たり前だ。
ダンテは成人男性だし、半分悪魔だし、かなりの美形なのだから…。
言われている本人は、いい気分なのか、笑顔で答えている。
「いいね、ディーヴァ。こんな素敵な人が恋人なんでしょ?」
「え!?あ、あはは…」
話をふられたディーヴァは、何も言えずに乾いた笑いしか出なかった。
それでも質問は止まらず、困っている様子のディーヴァ。
そんなディーヴァを助けるべく、パンパンと手をはたいて自分に注目させたのはサラだった。
「ほら、みんな。それぞれの授業に向かわないと遅刻するよー」
「あ、マジだ」
「やっば、今度遅刻すると単位落ちる!!」
サラの言葉をかわぎりに、集まっていた生徒達がその場を離れていく。
すっかり周りから人がいなくなったところで…。
「で、ダンテさんはなんでディーヴァの高校へ?」
聞こうと思っていたことをサラに先に聞かれてしまった。
ダンテはさも当たり前かのように、軽く答える。
「ディーヴァの様子が気になってな。浮気してないかとか、変な男にちょっかいかけられてないかとか」
「へー。浮気はありえないし、ちょっかい出すバカがいたらこっちが黙ってないけど…。ホント、心配性ですねぇ…。
フフッ愛されてるね、ディーヴァ!!」
「うん…そだね…」
ダンテはディーヴァを優しく撫でてそうのたまっていたが、ディーヴァ本人は絶対違う理由があると踏んでいた。
そしてサラとは反対側のディーヴァの隣にどっかりと腰を下ろした。
席は自由席なため、空いた場所のどこにでも好きに座れる。
だからこそ、サラとディーヴァは友人同士隣あっているし、ディーヴァの隣のわずかな隙間にダンテが座り込んだのだ。
ぎゅうぎゅうの隙間に座るダンテのため、ディーヴァは横にずれてスペースを空ける。
ダンテはその礼と挨拶のため、軽く片手を上げた。
「よ、ディーヴァ!」
「ダンテ、何でここに…」
「詳しい話はあとだ」
頬杖をついてディーヴァを見るダンテは、鼻歌でも歌うかのように嬉しそうな表情。
「「……」」
反対にディーヴァとサラは、訝し気な表情で顔を見合わせた。
SHRが終わり、最初の授業が始まるまでのわずかな時間。
ダンテは他の生徒に囲まれた。
言わずもがな、そのほとんどが男子ではなく女生徒だ。
もちろんその知り合いと認識されたディーヴァ、そしてサラも交えて、である。
そもそも以前に参加したプロムでの一件で、ダンテとディーヴァを知っている者は少なくない。
2人が相思相愛の恋人同士であることも。
それでも、誰かの恋人であろうと、ダンテは女生徒の注目の的であることに変わりはない。
イケメンは見るだけで目の保養だ。
「背が高ーい!」
「高いってか、成熟した大人の男って感じ!!」
「カッコいいっすね!」
「綺麗な髪と目!同じ人間とは思えない!」
当たり前だ。
ダンテは成人男性だし、半分悪魔だし、かなりの美形なのだから…。
言われている本人は、いい気分なのか、笑顔で答えている。
「いいね、ディーヴァ。こんな素敵な人が恋人なんでしょ?」
「え!?あ、あはは…」
話をふられたディーヴァは、何も言えずに乾いた笑いしか出なかった。
それでも質問は止まらず、困っている様子のディーヴァ。
そんなディーヴァを助けるべく、パンパンと手をはたいて自分に注目させたのはサラだった。
「ほら、みんな。それぞれの授業に向かわないと遅刻するよー」
「あ、マジだ」
「やっば、今度遅刻すると単位落ちる!!」
サラの言葉をかわぎりに、集まっていた生徒達がその場を離れていく。
すっかり周りから人がいなくなったところで…。
「で、ダンテさんはなんでディーヴァの高校へ?」
聞こうと思っていたことをサラに先に聞かれてしまった。
ダンテはさも当たり前かのように、軽く答える。
「ディーヴァの様子が気になってな。浮気してないかとか、変な男にちょっかいかけられてないかとか」
「へー。浮気はありえないし、ちょっかい出すバカがいたらこっちが黙ってないけど…。ホント、心配性ですねぇ…。
フフッ愛されてるね、ディーヴァ!!」
「うん…そだね…」
ダンテはディーヴァを優しく撫でてそうのたまっていたが、ディーヴァ本人は絶対違う理由があると踏んでいた。