mission 12:angelic wings ~特訓と成果~
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その鼻の頭をつまみ、カラカラとダンテは笑う。
「ぶふぇ」
「そういじけるなっての」
「いじけてない。もう…やめてよー…」
鼻をつままれているため、声が鼻声でくぐもって聞こえる。
その手を振り払うディーヴァだったが…。
「はっ!」
何かに気が付いた。
「もしや1枚ないから飛行時のバランスが崩れて…!!」
お忘れの皆様がいるといけないため、今一度説明しよう。
ディーヴァの翼は元々は3対6枚の、それはもう神々しく見事なものであった。
しかし、悪魔にその内の1枚…右半身の一番下に位置する翼をもぎ取られてしまい、全部で5枚の翼の天使となってしまったのだ。
ちなみに何度か他にも折られそうになったりもがれそうになった経験はあることにはあるのだが、それ以降は失ってはいない。
折れかけても、もがれかけても一度、体内へと仕舞い込んでしまえば、次に解放した時には元通り!!
…という便利な物なのだ。
もちろん、その際に負う怪我や流血の痛みは想像を絶するものであることは否めないが。
慌てふためいていたかと思うと、今度は嘆きだすディーヴァ。
「ああ、どうしよう!翼が5枚しかないから飛べないんだー!!」
「んなわけあるかい!さ、変な特訓は終わり。飯にしようぜ」
「さっき食べたでしょ」
変な特訓とは失礼な。
そしてディーヴァの言う通り、2人は先ほど食事を摂ったばかりであり、今の時間はお昼すぎ。
しかもダンテはしっかりと2人前は食べたはずなのだ。
何もしてないのに腹が空くわけがない。
「ぶふぇ」
「そういじけるなっての」
「いじけてない。もう…やめてよー…」
鼻をつままれているため、声が鼻声でくぐもって聞こえる。
その手を振り払うディーヴァだったが…。
「はっ!」
何かに気が付いた。
「もしや1枚ないから飛行時のバランスが崩れて…!!」
お忘れの皆様がいるといけないため、今一度説明しよう。
ディーヴァの翼は元々は3対6枚の、それはもう神々しく見事なものであった。
しかし、悪魔にその内の1枚…右半身の一番下に位置する翼をもぎ取られてしまい、全部で5枚の翼の天使となってしまったのだ。
ちなみに何度か他にも折られそうになったりもがれそうになった経験はあることにはあるのだが、それ以降は失ってはいない。
折れかけても、もがれかけても一度、体内へと仕舞い込んでしまえば、次に解放した時には元通り!!
…という便利な物なのだ。
もちろん、その際に負う怪我や流血の痛みは想像を絶するものであることは否めないが。
慌てふためいていたかと思うと、今度は嘆きだすディーヴァ。
「ああ、どうしよう!翼が5枚しかないから飛べないんだー!!」
「んなわけあるかい!さ、変な特訓は終わり。飯にしようぜ」
「さっき食べたでしょ」
変な特訓とは失礼な。
そしてディーヴァの言う通り、2人は先ほど食事を摂ったばかりであり、今の時間はお昼すぎ。
しかもダンテはしっかりと2人前は食べたはずなのだ。
何もしてないのに腹が空くわけがない。