mission 11:poverty, debt, penniless ~腐れ縁~
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次の日。
今、ディーヴァはダンテのマッサージ中だった。
昨日の仕事で疲れたであろう、ダンテを癒すためである。
よくはわからないがマフィアの壊滅など大変だったに違いないからだ。
実際言うと、まったく疲れてはいない。
それどころか、悪魔よりも処理が簡単だった。
向かってきた人間にトリックスターやゲリュオンの能力で近づき、片っ端から手刀を叩き入れ気絶させる。
ただ、これだけ。
エンツォに仕事の依頼をしたのは警察だから、あとは警察の仕事だろう。
今ごろは留置場にマフィア達がカンヅメで入りきらない状態かもしれない。
そんなわけで疲れていないダンテだったが、せっかくディーヴァが息巻いているのだ。
やってもらわねば損、と甘んじていた。
「ふー、よいしょっと!…どう?ダンテ、楽になったかな」
「おお、楽になった。ありがとな」
「どういたしまして。だってあたし、これくらいしか出来ることないもんね…」
「そんなことないだろ。気にしすぎだ」
ポンポンと頭をはたいて言われ、なんだか嬉しくなる。
ディーヴァはダンテの肩に甘えたようにすり寄り、幸せそうに微笑んだ。
「えへへ。でも、ダンテの肩ったら、意外と筋肉ぶ厚いんだもん。揉むの疲れちゃったよ。まるでダンテの疲れがあたしに移動してるみたいだよね」
「そうか?ならオレも揉んでやるよ」
ダンテは向こうを向かせて、ディーヴァの肩に手を置く。
ディーヴァはあわててダンテに首だけで振り返り、それを拒否した。
「わーっいいよ!それじゃいたちごっこになっちゃうでしょ!」
「いいからいいから」
半ば無理矢理という形でいたわるように、お返しで揉みほぐそうとするダンテ。
「そのでっかい胸のせいでディーヴァ、実はいつも肩こってるだろ?」
「うん、確かに胸のせいでこって…って!何言わせるの!」
胸のせいで肩がこるとはうらやまけしからん!
「まあまあ」
「まあまあって、はぁ…。まあ肩はこってることだし。じゃあ、お言葉に甘えて…?」
結局流されて折れたのはディーヴァ。
ゆっくりと座り直し、ダンテに背中を預けるのだった。
…もみっ。
もみもみもみもみ……。
「やっぱりな。お客さん、こってますねー」
肩の筋肉が緊張してパンパンになっている。
男だからわからないが、豊満な胸を支えるというのはやはり肩がこるものなのだろうか。
コリッ。
「お?」
ツボど真ん中、イイ場所に当たったようだ。
優しく円を描くように、それでいて時に強く押し込むようにコリを和らげていく。
「ふわあ…、気持ち…いい……」
「だろ?」
ディーヴァは「ふぅ…」と感嘆の息を吐き出してはダンテに身を委ねた。
今、ディーヴァはダンテのマッサージ中だった。
昨日の仕事で疲れたであろう、ダンテを癒すためである。
よくはわからないがマフィアの壊滅など大変だったに違いないからだ。
実際言うと、まったく疲れてはいない。
それどころか、悪魔よりも処理が簡単だった。
向かってきた人間にトリックスターやゲリュオンの能力で近づき、片っ端から手刀を叩き入れ気絶させる。
ただ、これだけ。
エンツォに仕事の依頼をしたのは警察だから、あとは警察の仕事だろう。
今ごろは留置場にマフィア達がカンヅメで入りきらない状態かもしれない。
そんなわけで疲れていないダンテだったが、せっかくディーヴァが息巻いているのだ。
やってもらわねば損、と甘んじていた。
「ふー、よいしょっと!…どう?ダンテ、楽になったかな」
「おお、楽になった。ありがとな」
「どういたしまして。だってあたし、これくらいしか出来ることないもんね…」
「そんなことないだろ。気にしすぎだ」
ポンポンと頭をはたいて言われ、なんだか嬉しくなる。
ディーヴァはダンテの肩に甘えたようにすり寄り、幸せそうに微笑んだ。
「えへへ。でも、ダンテの肩ったら、意外と筋肉ぶ厚いんだもん。揉むの疲れちゃったよ。まるでダンテの疲れがあたしに移動してるみたいだよね」
「そうか?ならオレも揉んでやるよ」
ダンテは向こうを向かせて、ディーヴァの肩に手を置く。
ディーヴァはあわててダンテに首だけで振り返り、それを拒否した。
「わーっいいよ!それじゃいたちごっこになっちゃうでしょ!」
「いいからいいから」
半ば無理矢理という形でいたわるように、お返しで揉みほぐそうとするダンテ。
「そのでっかい胸のせいでディーヴァ、実はいつも肩こってるだろ?」
「うん、確かに胸のせいでこって…って!何言わせるの!」
胸のせいで肩がこるとはうらやまけしからん!
「まあまあ」
「まあまあって、はぁ…。まあ肩はこってることだし。じゃあ、お言葉に甘えて…?」
結局流されて折れたのはディーヴァ。
ゆっくりと座り直し、ダンテに背中を預けるのだった。
…もみっ。
もみもみもみもみ……。
「やっぱりな。お客さん、こってますねー」
肩の筋肉が緊張してパンパンになっている。
男だからわからないが、豊満な胸を支えるというのはやはり肩がこるものなのだろうか。
コリッ。
「お?」
ツボど真ん中、イイ場所に当たったようだ。
優しく円を描くように、それでいて時に強く押し込むようにコリを和らげていく。
「ふわあ…、気持ち…いい……」
「だろ?」
ディーヴァは「ふぅ…」と感嘆の息を吐き出してはダンテに身を委ねた。