mission 10:beowolf and doppelganger ~再戦者、逃亡者~
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ベオウルフからディーヴァを受け取ったダンテは膝裏と腰に手を回して支え、彼女が起きるのを待った。
しばらくしてまぶたが震え、その双眸が開く。
「ん…んん、ダン、テ…?」
「ディーヴァ…良かった」
ホッとしたダンテは、後ろにいるベオウルフを振り返った。
決闘を放り出して怒っているはずだ。
「決闘の続きはまた今度に持ち越しな」
「いや、もうよい」
「…なんでだ?」
てっきり今すぐ拳でも何でも飛んでくるかと思ったが、全く逆の答えが返ってきた。
肩透かしをくったのはディーヴァも同じだったか、ダンテとディーヴァはキョトンと顔を見合わせる。
「ダンテ、貴様の勝ちだ。元々お前の方が強かったように思えた」
気がついたのだ。
『愛』というものがダンテを強くしていることに。
守るもの、愛するものがある者は強い。
「お前は強い。だがディーヴァを守りたくば、慢心せず精進なされよ」
そう言い残すと、ベオウルフは光を放ちながら魔具へと戻った。
「………」
あっけにとられるダンテ。
「ベオウルフ、ダンテの名前をやっと呼んでくれたんだね」
それは認められた証。
「ああ、そうだな。ディーヴァ、体は大丈夫か?」
「うん、あたしは大丈夫。ね、ねぇ…クロはどうしたの?」
舐められたり、キスされたことは覚えている。
ディーヴァはダンテの顔色をうかがいながらおずおずと聞いた。
「あいつは、お前を連れ去ろうとした。今はどこに行ったやら…逃げていったよ。いつかまた対峙することになる、そう思う」
ギリ、唇を強く強く、血が出そうなほど噛む。
「そう…」
ディーヴァはダンテから目を放し、クロの去ってしまったであろう外を寂しそうに、心配そうに見つめた。
グイッ!
ダンテはディーヴァの感情に気がつき、顔を自分の方へ向かせた。
その表情はムッとしていてとても険しい。
「な、何…ダンテ」
そして間髪を入れず荒々しくキスする。
「…んんんっ!、ンは、ぁ…だ、んて……?」
角度を変え、口腔内を犯すようにダンテの熱い舌が行き来を繰り返す。
銀糸が互いの唇の間に伝い、ようやくダンテが離れていった頃には、ディーヴァの息は激しく切れていた。
「はぁ、はぁ…っ、いきなりなんてひどいよ、ダンテ…」
見上げたダンテの顔は激しい嫉妬の感情からか、まだ険しい。
「ディーヴァはオレの!それをわかってんのか?」
「…わ、わかってるよぅ…でも……」
「ディーヴァ?」
「はぁい…」
「ヨシ」
やっと満足そうに笑ったダンテ。
ぎゅう、と抱えたディーヴァをしっかりと抱きしめた。
強い悪魔が弱い悪魔に血を与えると通常の場合は眷属として使役することが可能である。
それはきっと天使も同じ。
ダンテは愛するディーヴァに無理強いや命令こそしないが、強く言う時がある。
そして、ディーヴァは強く言われると素直にダンテの言うことを聞いているようだ。
それはまるでダンテが主でディーヴァを僕とする、主従関係のようではないか。
ディーヴァは肉体の奥底でダンテと『主と僕』という関係に違いない。
深く同情するぞ…と、見ていたベオウルフは思ったそうだ。
●あとがき
ベオウルフとドッペルゲンガーのクロが出張るお話。
これを機に、ダンテはドッペルゲンガーの能力がなくなります。クロ自体は、ブラッディパレスへ行ってしまいました!
しばらくしてまぶたが震え、その双眸が開く。
「ん…んん、ダン、テ…?」
「ディーヴァ…良かった」
ホッとしたダンテは、後ろにいるベオウルフを振り返った。
決闘を放り出して怒っているはずだ。
「決闘の続きはまた今度に持ち越しな」
「いや、もうよい」
「…なんでだ?」
てっきり今すぐ拳でも何でも飛んでくるかと思ったが、全く逆の答えが返ってきた。
肩透かしをくったのはディーヴァも同じだったか、ダンテとディーヴァはキョトンと顔を見合わせる。
「ダンテ、貴様の勝ちだ。元々お前の方が強かったように思えた」
気がついたのだ。
『愛』というものがダンテを強くしていることに。
守るもの、愛するものがある者は強い。
「お前は強い。だがディーヴァを守りたくば、慢心せず精進なされよ」
そう言い残すと、ベオウルフは光を放ちながら魔具へと戻った。
「………」
あっけにとられるダンテ。
「ベオウルフ、ダンテの名前をやっと呼んでくれたんだね」
それは認められた証。
「ああ、そうだな。ディーヴァ、体は大丈夫か?」
「うん、あたしは大丈夫。ね、ねぇ…クロはどうしたの?」
舐められたり、キスされたことは覚えている。
ディーヴァはダンテの顔色をうかがいながらおずおずと聞いた。
「あいつは、お前を連れ去ろうとした。今はどこに行ったやら…逃げていったよ。いつかまた対峙することになる、そう思う」
ギリ、唇を強く強く、血が出そうなほど噛む。
「そう…」
ディーヴァはダンテから目を放し、クロの去ってしまったであろう外を寂しそうに、心配そうに見つめた。
グイッ!
ダンテはディーヴァの感情に気がつき、顔を自分の方へ向かせた。
その表情はムッとしていてとても険しい。
「な、何…ダンテ」
そして間髪を入れず荒々しくキスする。
「…んんんっ!、ンは、ぁ…だ、んて……?」
角度を変え、口腔内を犯すようにダンテの熱い舌が行き来を繰り返す。
銀糸が互いの唇の間に伝い、ようやくダンテが離れていった頃には、ディーヴァの息は激しく切れていた。
「はぁ、はぁ…っ、いきなりなんてひどいよ、ダンテ…」
見上げたダンテの顔は激しい嫉妬の感情からか、まだ険しい。
「ディーヴァはオレの!それをわかってんのか?」
「…わ、わかってるよぅ…でも……」
「ディーヴァ?」
「はぁい…」
「ヨシ」
やっと満足そうに笑ったダンテ。
ぎゅう、と抱えたディーヴァをしっかりと抱きしめた。
強い悪魔が弱い悪魔に血を与えると通常の場合は眷属として使役することが可能である。
それはきっと天使も同じ。
ダンテは愛するディーヴァに無理強いや命令こそしないが、強く言う時がある。
そして、ディーヴァは強く言われると素直にダンテの言うことを聞いているようだ。
それはまるでダンテが主でディーヴァを僕とする、主従関係のようではないか。
ディーヴァは肉体の奥底でダンテと『主と僕』という関係に違いない。
深く同情するぞ…と、見ていたベオウルフは思ったそうだ。
●あとがき
ベオウルフとドッペルゲンガーのクロが出張るお話。
これを機に、ダンテはドッペルゲンガーの能力がなくなります。クロ自体は、ブラッディパレスへ行ってしまいました!
