mission 10:beowolf and doppelganger ~再戦者、逃亡者~
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朝御飯をしっかりとったあと(腹が減っては戦は出来ない、だもんね!)事務所を出て、ダンテ、ディーヴァ、ベオウルフはスラム街にある廃墟へ移動した。
ここなら暴れても誰も文句は言わない。
血の力のおかげか、ベオウルフも魔具からコンバートし、悪魔の姿をさらしている。
その荒い呼気が、肌寒い空気に触れて白く立ち上っていた。
ベオウルフは昔を静かに思い出していた。
―――その昔、スパーダとも決闘をした。
その時は、片目を斬られ、やつはすぐその場をあとにした。
決闘を放棄するような形で…。
『片目がみえない今、ろくな決闘はできないだろう?これにて失礼する』
『待て!決闘は…戦いはまだ終わってない!続いてるぞ!!
片目なぞなくとも満足に戦える!
逃げるなんて絶対許さない!どこまでも貴様を追って、いつか必ずこの雪辱を果たす……っ!!絶対に…っ絶対にだ!!』
目を閉じなくとも思い出すのは容易い。
カッと目を見開いたベオウルフは、憎しみと怒り…様々な物が交ざった鋭い目をダンテに向けた。
ダンテの姿があの時のスパーダと重なる。
二千年たった今でも決闘は終わっていない!
今、再びその続きをここで!
スパーダ本人ではなくとも、スパーダの血族とっ!!
相対するダンテとベオウルフ。
ディーヴァは安全そうな場所から、ジャッジ役として静かに見ていた。
ベオウルフが、ダンテに勢いをつけて飛び掛かる。
戦いの火蓋がきって落とされた。
***
完全復活を果たしたベオウルフ。
昔失った左目部分を開けても、ガラス玉のような何も映さない瞳がはまっているにすぎない。
だが、天使の血の効力のなせるわざか、今は両目とも見えていた。
いつまでもつ力なのかはわからないが。
そして……。
初めてテメンニグルで戦った時とは比べものにならない強さを誇るベオウルフ。
その爪はより鋭く、その拳はさらに深くえぐり、その光の技はより強力になってダンテを襲った。
殺されることこそなかったが、あわやという時が幾度もあった。
だが、ベオウルフ同様、ダンテとてディーヴァの血を摂取して完全な状態である。
互角…いや、ダンテの方が若干上手だ。
時に攻撃を受け、傷だらけになりながらも、ダンテはベオウルフに攻撃していった。
今やダンテよりも周りの方がボロボロであり、ともすればディーヴァのいる位置にまで破壊が及びそうだった。
ディーヴァはハラハラしながらその様子をじっと見ている。
手当てをし包帯を巻いたその腕をぎゅっとつかみ、早く終わらせてほしいと、そう思いながら。
握ればわずかににじむ血。
それは、ダンテの張る結界に守られている事務所ではないここでは、ある者達を呼びだす要因となることは想像にかたくなかった。
ここなら暴れても誰も文句は言わない。
血の力のおかげか、ベオウルフも魔具からコンバートし、悪魔の姿をさらしている。
その荒い呼気が、肌寒い空気に触れて白く立ち上っていた。
ベオウルフは昔を静かに思い出していた。
―――その昔、スパーダとも決闘をした。
その時は、片目を斬られ、やつはすぐその場をあとにした。
決闘を放棄するような形で…。
『片目がみえない今、ろくな決闘はできないだろう?これにて失礼する』
『待て!決闘は…戦いはまだ終わってない!続いてるぞ!!
片目なぞなくとも満足に戦える!
逃げるなんて絶対許さない!どこまでも貴様を追って、いつか必ずこの雪辱を果たす……っ!!絶対に…っ絶対にだ!!』
目を閉じなくとも思い出すのは容易い。
カッと目を見開いたベオウルフは、憎しみと怒り…様々な物が交ざった鋭い目をダンテに向けた。
ダンテの姿があの時のスパーダと重なる。
二千年たった今でも決闘は終わっていない!
今、再びその続きをここで!
スパーダ本人ではなくとも、スパーダの血族とっ!!
相対するダンテとベオウルフ。
ディーヴァは安全そうな場所から、ジャッジ役として静かに見ていた。
ベオウルフが、ダンテに勢いをつけて飛び掛かる。
戦いの火蓋がきって落とされた。
***
完全復活を果たしたベオウルフ。
昔失った左目部分を開けても、ガラス玉のような何も映さない瞳がはまっているにすぎない。
だが、天使の血の効力のなせるわざか、今は両目とも見えていた。
いつまでもつ力なのかはわからないが。
そして……。
初めてテメンニグルで戦った時とは比べものにならない強さを誇るベオウルフ。
その爪はより鋭く、その拳はさらに深くえぐり、その光の技はより強力になってダンテを襲った。
殺されることこそなかったが、あわやという時が幾度もあった。
だが、ベオウルフ同様、ダンテとてディーヴァの血を摂取して完全な状態である。
互角…いや、ダンテの方が若干上手だ。
時に攻撃を受け、傷だらけになりながらも、ダンテはベオウルフに攻撃していった。
今やダンテよりも周りの方がボロボロであり、ともすればディーヴァのいる位置にまで破壊が及びそうだった。
ディーヴァはハラハラしながらその様子をじっと見ている。
手当てをし包帯を巻いたその腕をぎゅっとつかみ、早く終わらせてほしいと、そう思いながら。
握ればわずかににじむ血。
それは、ダンテの張る結界に守られている事務所ではないここでは、ある者達を呼びだす要因となることは想像にかたくなかった。
