mission 10:beowolf and doppelganger ~再戦者、逃亡者~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そんなダンテをじっと見つめていたベオウルフ。
「すべての元凶のお出ましか。手袋はないかディーヴァ」
「え?掃除用具として軍手ならあるけど…」
「それでよい。そいつの足元に思い切り投げつけろ」
思い切り投げたというよりは、どちらかというと『ぽてっ』と落としたという感じだが、ディーヴァは言われたとおりダンテの足元に軍手を投げた。
ダンテもディーヴァもその真意はよくわかっていない。
しかし、ダンテは取りあえず疑問に思うまま、軍手を拾った。
「軍手を投げるのに何の意味があるんだ?」
元あった場所に置きなおすダンテにベオウルフの鋭い声がかかる。
「スパーダの息子!決闘を申し込む!!」
ピシャーン!
「…あっ!そういうこと!!」
一瞬意味がわからなかったのが、ディーヴァにはその言葉ですぐ意味がわかったようだ。
しかし、ダンテにはいつまでたってもわからなかったようである。
「そういうことって何なんだよ?ディーヴァ、オレにもわかるように言ってくれ」
決闘を申し込む方法の1つに白い手袋を相手の足元目掛けて投げつけ、それを相手が拾うことで決闘の受託になる、というものがある。
そのことをディーヴァはダンテに話して聞かせた。
ここでは軍手であり、ベオウルフ本人が投げたわけではなく代理人としてディーヴァが投げつけているが、まあ、よしとしよう。
「はあ?オレはベオウルフと決闘なんてしねーよ」
「ところがどっこい、ダンテは手袋を拾っちゃったからね~無理だよ」
「ハンッ!そんなもんすっぽかせばいいだろ」
無視する気満々のダンテ。
途端、ベオウルフの纏う気がガラリと変わった。
「貴様…拒否できるとでも思っているのか」
いつもの数倍低い声に変わり、どす黒い空気を垂れ流し始める。
光属性の悪魔のくせに、黒い空気とはこれいかに!
「今ここで、真の力を解放してもいいのだぞ。力を得た今、どれほどの強さになったかはわからぬが、この家は確実に崩壊するであろうな。そして貴様もディーヴァも無事ではすまさぬ」
ディーヴァの血を取り込んだことで強力な悪魔の力を手にしたようだ。
禍々しい気配を漂わせ、ベオウルフは唸る。
ダンテは強大に膨れ上がった魔力に圧され、後ずさった。
「わ、わあー!お願いだからここでやらないでーっ!!」
「ふ、冗談だ。おい、廃墟か何か近くにないのか?」
あわてるディーヴァをからかっていただけのようだ。
「…あるぜ。チッ、しゃーねえ、相手してやるよ。事務所壊されちゃたまんねえ」
ダンテはディーヴァのためにもベオウルフの相手をすることにした。
「そういえば」と、ディーヴァが思い出したように声をあげる。
「ダンテにドーピングしていいんだよね?」
その腕からはまだわずかながらも流血していた。
「構わぬ。お互いが完全な状態で気持ちよく戦いたいからな」
「気持ちよくかぁ…。というわけでダンテ、舐めて?」
ずずいとダンテの目の前に差し出されたディーヴァの腕。
「何がというわけで、なのか…うん、まあいい。舐めたらちゃんと治療しないとダメだからな?痕が残ったら大変だ」
「わかってるわかってる」
つかんだ腕に舌を這わせ、まるで生クリームでも舐めとるように肌に筋を作る血を綺麗にしてゆくダンテ。
やはり、味も力も申し分ない。
実を言うと先程からダンテの悪魔の部分は、ディーヴァのしたたり落ちる血液に刺激されて困っていたのだ。
満月でもないが、やはり欲しいものは欲しい。
言葉では気のないふりをしつつ、内心嬉々としていた。
「すべての元凶のお出ましか。手袋はないかディーヴァ」
「え?掃除用具として軍手ならあるけど…」
「それでよい。そいつの足元に思い切り投げつけろ」
思い切り投げたというよりは、どちらかというと『ぽてっ』と落としたという感じだが、ディーヴァは言われたとおりダンテの足元に軍手を投げた。
ダンテもディーヴァもその真意はよくわかっていない。
しかし、ダンテは取りあえず疑問に思うまま、軍手を拾った。
「軍手を投げるのに何の意味があるんだ?」
元あった場所に置きなおすダンテにベオウルフの鋭い声がかかる。
「スパーダの息子!決闘を申し込む!!」
ピシャーン!
「…あっ!そういうこと!!」
一瞬意味がわからなかったのが、ディーヴァにはその言葉ですぐ意味がわかったようだ。
しかし、ダンテにはいつまでたってもわからなかったようである。
「そういうことって何なんだよ?ディーヴァ、オレにもわかるように言ってくれ」
決闘を申し込む方法の1つに白い手袋を相手の足元目掛けて投げつけ、それを相手が拾うことで決闘の受託になる、というものがある。
そのことをディーヴァはダンテに話して聞かせた。
ここでは軍手であり、ベオウルフ本人が投げたわけではなく代理人としてディーヴァが投げつけているが、まあ、よしとしよう。
「はあ?オレはベオウルフと決闘なんてしねーよ」
「ところがどっこい、ダンテは手袋を拾っちゃったからね~無理だよ」
「ハンッ!そんなもんすっぽかせばいいだろ」
無視する気満々のダンテ。
途端、ベオウルフの纏う気がガラリと変わった。
「貴様…拒否できるとでも思っているのか」
いつもの数倍低い声に変わり、どす黒い空気を垂れ流し始める。
光属性の悪魔のくせに、黒い空気とはこれいかに!
「今ここで、真の力を解放してもいいのだぞ。力を得た今、どれほどの強さになったかはわからぬが、この家は確実に崩壊するであろうな。そして貴様もディーヴァも無事ではすまさぬ」
ディーヴァの血を取り込んだことで強力な悪魔の力を手にしたようだ。
禍々しい気配を漂わせ、ベオウルフは唸る。
ダンテは強大に膨れ上がった魔力に圧され、後ずさった。
「わ、わあー!お願いだからここでやらないでーっ!!」
「ふ、冗談だ。おい、廃墟か何か近くにないのか?」
あわてるディーヴァをからかっていただけのようだ。
「…あるぜ。チッ、しゃーねえ、相手してやるよ。事務所壊されちゃたまんねえ」
ダンテはディーヴァのためにもベオウルフの相手をすることにした。
「そういえば」と、ディーヴァが思い出したように声をあげる。
「ダンテにドーピングしていいんだよね?」
その腕からはまだわずかながらも流血していた。
「構わぬ。お互いが完全な状態で気持ちよく戦いたいからな」
「気持ちよくかぁ…。というわけでダンテ、舐めて?」
ずずいとダンテの目の前に差し出されたディーヴァの腕。
「何がというわけで、なのか…うん、まあいい。舐めたらちゃんと治療しないとダメだからな?痕が残ったら大変だ」
「わかってるわかってる」
つかんだ腕に舌を這わせ、まるで生クリームでも舐めとるように肌に筋を作る血を綺麗にしてゆくダンテ。
やはり、味も力も申し分ない。
実を言うと先程からダンテの悪魔の部分は、ディーヴァのしたたり落ちる血液に刺激されて困っていたのだ。
満月でもないが、やはり欲しいものは欲しい。
言葉では気のないふりをしつつ、内心嬉々としていた。
