mission 10:bitter enmity ~オレの彼女が嫉妬しすぎてかわいい~
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ようやくそこから離れ、橋のところへと戻った二人。ら
「この仕掛けのどこにはめるんだろうね。ここにははめられそうな場所なんてどこにもないし……うーん」
ディーヴァはダンテの手の中にある永劫機関と、橋の起動装置とを交互に見つめた。
じっと見つめるダンテの視線。
その先は頭上に掲げられたある一点に向いていた。
おもむろに永劫機関を手にもってポンポンと遊びだすダンテ。
「ちょっと……割らないでよ?」
ディーヴァが咎めるような視線を送るが、ダンテはどこ吹く風。
口笛なんぞ吹きながら、にやりと笑うのだった。
そのまま手から足へと移行し、リフティングしだす。
「わ、わ、わ!落ちちゃう!危ないってば!」
「まあ、見てろって」
つま先や膝を器用に使いこなし、その場でリフティング。
上空へと高く飛ばしたダンテは大きく体を捻り、落ちてきた永劫機関を蹴り飛ばしてシュート!
ゴールイン!
歓声が聞こえてきそうだ。
獅子の顔を象った装飾……その大きく空いた口部分に上手くはまった!
すると橋には動力が供給され、歯車の回る音とともに、橋が動き出したではないか。
「な?出来た」
「もう!壊れちゃったらどうするつもりだったの?」
「結果オーライ、だろ。それに悪魔の品がそう簡単に壊れるわけないじゃん?」
「ほー……割った本人がそれ言っちゃう?」
皆様はダンテが少し前に割ってしまった、セイレーンの慟哭、というのを覚えているだろうか。
ディーヴァが言いたいのはそれだ。
「わ、悪い……」
「まあ、いいけどね。それよりあっち側にも同じようなのが必要なのかな?」
動いたのは片側の橋だけ。
反対側を動かすためにももう一つ、動力源は必要なようだった。
「そりゃ後まわしだ。行くぞディーヴァ」
「はーい」
橋の反対へ、新たなる道へと進み出す二人だった。
「この仕掛けのどこにはめるんだろうね。ここにははめられそうな場所なんてどこにもないし……うーん」
ディーヴァはダンテの手の中にある永劫機関と、橋の起動装置とを交互に見つめた。
じっと見つめるダンテの視線。
その先は頭上に掲げられたある一点に向いていた。
おもむろに永劫機関を手にもってポンポンと遊びだすダンテ。
「ちょっと……割らないでよ?」
ディーヴァが咎めるような視線を送るが、ダンテはどこ吹く風。
口笛なんぞ吹きながら、にやりと笑うのだった。
そのまま手から足へと移行し、リフティングしだす。
「わ、わ、わ!落ちちゃう!危ないってば!」
「まあ、見てろって」
つま先や膝を器用に使いこなし、その場でリフティング。
上空へと高く飛ばしたダンテは大きく体を捻り、落ちてきた永劫機関を蹴り飛ばしてシュート!
ゴールイン!
歓声が聞こえてきそうだ。
獅子の顔を象った装飾……その大きく空いた口部分に上手くはまった!
すると橋には動力が供給され、歯車の回る音とともに、橋が動き出したではないか。
「な?出来た」
「もう!壊れちゃったらどうするつもりだったの?」
「結果オーライ、だろ。それに悪魔の品がそう簡単に壊れるわけないじゃん?」
「ほー……割った本人がそれ言っちゃう?」
皆様はダンテが少し前に割ってしまった、セイレーンの慟哭、というのを覚えているだろうか。
ディーヴァが言いたいのはそれだ。
「わ、悪い……」
「まあ、いいけどね。それよりあっち側にも同じようなのが必要なのかな?」
動いたのは片側の橋だけ。
反対側を動かすためにももう一つ、動力源は必要なようだった。
「そりゃ後まわしだ。行くぞディーヴァ」
「はーい」
橋の反対へ、新たなる道へと進み出す二人だった。