mission 10:bitter enmity ~オレの彼女が嫉妬しすぎてかわいい~
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そのダンテの様子にディーヴァが抱き締められたまま、ネヴァンを咎めるように聞く。
「ネヴァン、何がしたいの。あたしとダンテの仲をかき乱すのはそんなに楽しい?」
「そうね、楽しいわ。そういうのは悪魔にとって至福の喜びよ?
特に貴女をおちょくるのは楽しいわねぇ、まるでハエ取り草につかまったハエみたいにあわてふためいて」
「おちょくる……?ハエ……?」
むかっ!
ダンテの手から抜け出し、ネヴァンと相対するディーヴァ。
「お、おい……ディーヴァ?」
ネヴァンとディーヴァ、お互いの間には激しい火花が散ってぶつかり合う。
両者の背後には虎と竜……いや、猫と犬が控えているような、そんな錯覚が見え隠れしていた。
まさにキャッツ&ドッグス、猫と犬の仲だ。
ダンテはうんざりと頭を抱える。
「あら、やる気?」
「まぁね」
「お前ら頼むから仲良くしてくれ……」
だが、願いむなしく却下されてしまった。
血湧き肉踊る喧嘩がなくなっただけよしとするが。
「ヤッ!むり!ネヴァンと仲良くなんてできない!」
「この子はこう言ってるし無理じゃない?私もオバサン扱いを受けたし、多分無理ね!」
バチバチバチ、さらに火花散る。
そしてここでネヴァンのトドメの一言。
「大体天使が悪魔と結ばれる?……そんなの聞いたことないわ。悪魔は悪魔同士……私のような悪魔と結ばれた方がまだ幸せなんじゃなくて?」
その艶かしい肉体をくねらせてナイスバディをこれでもかとアピールしながら、ネヴァンは言う。
腹は立つが、確かにその言葉はあながち間違いではない。
ダンテは否定できずに黙りこくってしまった。
何も言わないダンテに再び泣き出すディーヴァ。
「わーん、ダンテのばかばかばかばかあ!何でっ……否定しないのようっ!ダンテっ、は、……どっちが好きなの!?
あた、……あたしはっ!ダンテが、すっ……好きだよっ!ぐすんっ!ダンテ……は違う、の……っ?」
涙+ダンテにつくろいながらの上目使い。
加えて嫉妬が理由だ。
破壊力は抜群であり、思わず音をたてるダンテの心臓。
嫉妬するディーヴァがかわいすぎて困る!
うん、かわいいしその気持ちはうれしい。ホントかわいいよ?うん、かわいい。でもな……。
「オレを挟んで喧嘩したり泣いたりするのは勘弁してくれ。
あとネヴァンはいい加減ケルベロスみたく武器に戻れよ!じゃねーと捨てちまうぞ!」
「えー……」
頬をぷくーっと膨らませて抗議。
「ディーヴァみたいに頬を膨らませてもダメだから!」
揺るがないダンテにむくれつつも、おとなしく武器へと戻るネヴァンだった。
「はぁ……」
やっといなくなったオジャマムシに、一息つくダンテ。
自分にため息を吐いたのかとディーヴァはさらに涙をこぼした。
「……ごめんなさい、ダンテ」
「いや、いい。
オレももちろん、ディーヴァが好きだ。他でもないディーヴァを愛してる。それはわかってくれ。
天使と悪魔が結ばれた前例がない?だったらオレ達がその最初のヤツになってやろうぜ!」
「ダンテ……」
とたんさらにポロポロと流れ落ちるディーヴァの涙。
「わわわ!だからもう泣くなって!」
「嬉し涙だからいーの!」
ディーヴァはダンテに抱きつき、泣きながらも笑っていた。
「ネヴァン、何がしたいの。あたしとダンテの仲をかき乱すのはそんなに楽しい?」
「そうね、楽しいわ。そういうのは悪魔にとって至福の喜びよ?
特に貴女をおちょくるのは楽しいわねぇ、まるでハエ取り草につかまったハエみたいにあわてふためいて」
「おちょくる……?ハエ……?」
むかっ!
ダンテの手から抜け出し、ネヴァンと相対するディーヴァ。
「お、おい……ディーヴァ?」
ネヴァンとディーヴァ、お互いの間には激しい火花が散ってぶつかり合う。
両者の背後には虎と竜……いや、猫と犬が控えているような、そんな錯覚が見え隠れしていた。
まさにキャッツ&ドッグス、猫と犬の仲だ。
ダンテはうんざりと頭を抱える。
「あら、やる気?」
「まぁね」
「お前ら頼むから仲良くしてくれ……」
だが、願いむなしく却下されてしまった。
血湧き肉踊る喧嘩がなくなっただけよしとするが。
「ヤッ!むり!ネヴァンと仲良くなんてできない!」
「この子はこう言ってるし無理じゃない?私もオバサン扱いを受けたし、多分無理ね!」
バチバチバチ、さらに火花散る。
そしてここでネヴァンのトドメの一言。
「大体天使が悪魔と結ばれる?……そんなの聞いたことないわ。悪魔は悪魔同士……私のような悪魔と結ばれた方がまだ幸せなんじゃなくて?」
その艶かしい肉体をくねらせてナイスバディをこれでもかとアピールしながら、ネヴァンは言う。
腹は立つが、確かにその言葉はあながち間違いではない。
ダンテは否定できずに黙りこくってしまった。
何も言わないダンテに再び泣き出すディーヴァ。
「わーん、ダンテのばかばかばかばかあ!何でっ……否定しないのようっ!ダンテっ、は、……どっちが好きなの!?
あた、……あたしはっ!ダンテが、すっ……好きだよっ!ぐすんっ!ダンテ……は違う、の……っ?」
涙+ダンテにつくろいながらの上目使い。
加えて嫉妬が理由だ。
破壊力は抜群であり、思わず音をたてるダンテの心臓。
嫉妬するディーヴァがかわいすぎて困る!
うん、かわいいしその気持ちはうれしい。ホントかわいいよ?うん、かわいい。でもな……。
「オレを挟んで喧嘩したり泣いたりするのは勘弁してくれ。
あとネヴァンはいい加減ケルベロスみたく武器に戻れよ!じゃねーと捨てちまうぞ!」
「えー……」
頬をぷくーっと膨らませて抗議。
「ディーヴァみたいに頬を膨らませてもダメだから!」
揺るがないダンテにむくれつつも、おとなしく武器へと戻るネヴァンだった。
「はぁ……」
やっといなくなったオジャマムシに、一息つくダンテ。
自分にため息を吐いたのかとディーヴァはさらに涙をこぼした。
「……ごめんなさい、ダンテ」
「いや、いい。
オレももちろん、ディーヴァが好きだ。他でもないディーヴァを愛してる。それはわかってくれ。
天使と悪魔が結ばれた前例がない?だったらオレ達がその最初のヤツになってやろうぜ!」
「ダンテ……」
とたんさらにポロポロと流れ落ちるディーヴァの涙。
「わわわ!だからもう泣くなって!」
「嬉し涙だからいーの!」
ディーヴァはダンテに抱きつき、泣きながらも笑っていた。