mission 10:bitter enmity ~オレの彼女が嫉妬しすぎてかわいい~
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ダンテの激しい演奏の前に、アルケニー達はすべて消し飛んだ。
それを見届けてから、嬉々としてこちらに戻ってくるダンテ。
「どうだった?オレ、かっちょイイだろ?」
ハァハァと顔を赤くしたダンテがディーヴァに聞いてきた。
ずいぶんと気分を高揚させているようだ。
だが、反対に気分の乗らないディーヴァは、ケルベロスと顔を見合わせてから地面の小石を蹴り飛ばした。
「ん……まあ、そうだね」
「んだよ、ノリ悪いぜ?」
「言ってなかったけど、あたし雷ってだいっっきらいなの」
「雷がキライ?はっ、お子ちゃまだな!」
雷がきらい。
そう聞いたダンテは鼻で笑い飛ばした。
「お子ちゃまで結構!それに、ダンテったらすごく楽しそうなんだもん……ネヴァン使って、さ?」
「だってギターの武器だぜ?楽しすぎてイっちまいそうじゃん」
その言葉を聞いた途端、ディーヴァのまとう空気が変わる。
黒~い空気に。
表情は笑っているが、目が怒っている。
あ……もしかして。
オレ、なんかディーヴァの地雷をなにか踏んだ……のか?
「へー……そうですか。そうですよねー、恋人もお古より新しいのがいいですよねー」
敬語になってるし、やっぱりぃぃぃぃ!
「ご、誤解だぁっ!オレがネヴァンを恋人にするわけないだろ!どこをどう見たらそんな意味になるんだっつの!」
焦りながらダンテは弁解する。
ディーヴァは頬を膨らませながら静かに聞いていた。
そして題材にされたネヴァン。
彼女も黙ってはいなかった。
ネヴァンは勝手に武器から悪魔の姿に戻り、さめざめと泣いた。
「恋人に……するわけない、ですってぇ!?ダンテ、ひどいわっあんなところやこんなところを触りまくった挙げ句、何度も何度もイカせたくせに!」
「あ、あんなところやこんなところ……」
「ちょっ!お前何変なこと言ってんの!?」
「ダンテ、イヤらしいっ……最低っ!」
こちらも目にいっぱい涙をため、それをポロポロとこぼし泣き始める。
正直かわいいが今はそれどころではない、ダンテは焦りに焦った。
「ちょ、ディーヴァっ!悪魔の言葉を真に受けんなって!」
「ホントに最低な男ね」
ただし、ネヴァンは泣いてるといってもウソ泣きだったようだ。
顔をあげてダンテに言い切る。
「はあ?テメェは何がしたいんだ!場をひっかきまわすんじゃねぇよ!」
ネヴァンを怒鳴り付けてからダンテはディーヴァに向き直る。
細い肩をしっかりと両手でつかみ、そのエメラルドと目線を合わせた。
「ディーヴァ……ずっとディーヴァと行動を共にしてたしわかるはず。オレはんなことしてなかっただろ。よぉーく考えてみ?
いつ、どこで、オレがネヴァンとイヤらしいことした?」
「…………ダンテ、イヤらしいこと……して、なかった。ただ、武器として使って、演奏してた、だけ……」
「だろ?」
誤解が解けてほっとしたダンテは、その頭を胸に押し付けるように抱き締めた。
そしてそのままネヴァンを睨む。
「あら、怖い目ね」
「おいネヴァン、なんでんなこと言った」
「ギターとなった私のあんなところやこんなところ(ギターボディーや弦)を触って(弾いて)イイ声(音)を啼かせた(響かせた)んだもの、本当のことでしょ?」
「変な変換すんなって……」
ダンテはがっくりと項垂れ、ため息を吐くのだった。
それを見届けてから、嬉々としてこちらに戻ってくるダンテ。
「どうだった?オレ、かっちょイイだろ?」
ハァハァと顔を赤くしたダンテがディーヴァに聞いてきた。
ずいぶんと気分を高揚させているようだ。
だが、反対に気分の乗らないディーヴァは、ケルベロスと顔を見合わせてから地面の小石を蹴り飛ばした。
「ん……まあ、そうだね」
「んだよ、ノリ悪いぜ?」
「言ってなかったけど、あたし雷ってだいっっきらいなの」
「雷がキライ?はっ、お子ちゃまだな!」
雷がきらい。
そう聞いたダンテは鼻で笑い飛ばした。
「お子ちゃまで結構!それに、ダンテったらすごく楽しそうなんだもん……ネヴァン使って、さ?」
「だってギターの武器だぜ?楽しすぎてイっちまいそうじゃん」
その言葉を聞いた途端、ディーヴァのまとう空気が変わる。
黒~い空気に。
表情は笑っているが、目が怒っている。
あ……もしかして。
オレ、なんかディーヴァの地雷をなにか踏んだ……のか?
「へー……そうですか。そうですよねー、恋人もお古より新しいのがいいですよねー」
敬語になってるし、やっぱりぃぃぃぃ!
「ご、誤解だぁっ!オレがネヴァンを恋人にするわけないだろ!どこをどう見たらそんな意味になるんだっつの!」
焦りながらダンテは弁解する。
ディーヴァは頬を膨らませながら静かに聞いていた。
そして題材にされたネヴァン。
彼女も黙ってはいなかった。
ネヴァンは勝手に武器から悪魔の姿に戻り、さめざめと泣いた。
「恋人に……するわけない、ですってぇ!?ダンテ、ひどいわっあんなところやこんなところを触りまくった挙げ句、何度も何度もイカせたくせに!」
「あ、あんなところやこんなところ……」
「ちょっ!お前何変なこと言ってんの!?」
「ダンテ、イヤらしいっ……最低っ!」
こちらも目にいっぱい涙をため、それをポロポロとこぼし泣き始める。
正直かわいいが今はそれどころではない、ダンテは焦りに焦った。
「ちょ、ディーヴァっ!悪魔の言葉を真に受けんなって!」
「ホントに最低な男ね」
ただし、ネヴァンは泣いてるといってもウソ泣きだったようだ。
顔をあげてダンテに言い切る。
「はあ?テメェは何がしたいんだ!場をひっかきまわすんじゃねぇよ!」
ネヴァンを怒鳴り付けてからダンテはディーヴァに向き直る。
細い肩をしっかりと両手でつかみ、そのエメラルドと目線を合わせた。
「ディーヴァ……ずっとディーヴァと行動を共にしてたしわかるはず。オレはんなことしてなかっただろ。よぉーく考えてみ?
いつ、どこで、オレがネヴァンとイヤらしいことした?」
「…………ダンテ、イヤらしいこと……して、なかった。ただ、武器として使って、演奏してた、だけ……」
「だろ?」
誤解が解けてほっとしたダンテは、その頭を胸に押し付けるように抱き締めた。
そしてそのままネヴァンを睨む。
「あら、怖い目ね」
「おいネヴァン、なんでんなこと言った」
「ギターとなった私のあんなところやこんなところ(ギターボディーや弦)を触って(弾いて)イイ声(音)を啼かせた(響かせた)んだもの、本当のことでしょ?」
「変な変換すんなって……」
ダンテはがっくりと項垂れ、ため息を吐くのだった。