mission 10:bitter enmity ~オレの彼女が嫉妬しすぎてかわいい~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
再び地底水脈にやってきたダンテとディーヴァ。
そこには最初の時よりも多くエニグマが大量発生していた。
その赤い矢のすべてがここは戦場か!?とでもいうように降り注ぐ。
「うわっと!まったく、危ねーな……」
ディーヴァに当たっては危ない。
とっさにケルベロスを振り回し、その全てを叩き落とすダンテ。
そして近距離の武器からスパイラル……遠距離の武器に持ち変えると、エニグマ目掛けて弾丸を発射させた。
「ぶち抜いてやらぁ!」
着弾したスナイプショットはエニグマに確実に当たり、そのまま周りにも跳弾して跳ね回る。
すばやくアルテミスに持ち変えたダンテは、光弾をぶつけてすべてのエニグマを屠った。
全てがその場から一歩も動かず、である。
自分の父親、スパーダによく似た像があった場所に出ると、そこには何もない。
もう必要なくなったためなくなってしまったようで、少々がっかりする。
そのまま次の食料保存庫へと向かった。
とっとと橋へ向かおう。
顔を見合わせて頷き合うダンテとディーヴァだったが、その行く手には悪魔の結界。
そして天井からはアルケニー数体、クイーンアルケニー二匹が落っこちてきた。
「ひっ!!」
「まぁーたお前らか……もうオレは腹いっぱいだ」
ちょっと前のことですでに蜘蛛はディーヴァにとってトラウマ確定。
元凶となるものはすぐに排除すべし。
一匹だってディーヴァには近づけさせやしねえ。
ダンテはケルべロスにディーヴァを守るよう指示すると、アグニルドラ、リベリオンを交互に駆使しながらアルケニーを斬りつけていった。
「テメェら動きが鈍いぜ!ほらほらどした?鬼さんこちら、手のなるほうへ~ってな!」
時に手を叩いて呼び寄せ、時に某道化のように尻を叩き小馬鹿にして挑発するダンテだった。
そして背負ったギター……ネヴァンに目を向ける。
ノリにノッてきたダンテは、そのままネヴァンを手にとった。
「悪いなディーヴァ、ネヴァン使わせてもらうぜ!!」
「えっ!!……うん、まあ、いいよ……?」
犬の姿となり、ディーヴァに悪魔が近づくのをケルベロスが守る。
そんな中で安全にダンテの戦闘を観戦していたディーヴァは、しかたない……とあきらめて見守った。
「ぃよし!ネヴァン、激しいロックをぶちかましてやろうぜ」
やっと使われる時がきた。
それがうれしいのか、ギターがバチバチと音をたてて輝く。
ギターと鎌という異色の武器、雷刃ネヴァン。
毒でもありそうなほど濃い紫と、触れれば怪我をしそうなトゲトゲしさをものともせず、ダンテは手で軽くチューニングを行った。
「まずは小手調べだ!」
ジャーン!
ギターの弦を大きくひっかき、ダンテは大きな音を出す。
空気を震わす大音量に耳が痛くなるが、悪魔には音ではなくそこから放たれた雷撃が攻撃となった。
アルケニー達がビリビリとしびれてふらついている。
ディーヴァにとっては自分には向かわない雷もいやな物だが、それよりもこの大音量が耳障りなようで、耳を押さえながらつぶやいた。
「やっぱりうるさいしネヴァンだし、いやだな。あと雷ってところも……」
「ディーヴァは雷が嫌いなのか」
「すっごくね。それよりも今はネヴァンのがいやだよ」
「おぬしも嫉妬するのだな」
「するよー。でも、見た目よりもかなーり嫉妬してるのはダンテにナイショ。いうなら自分で言うからさ」
しー、と口元に指を押し当ててケルベロスにウインクする。
ケルベロスは頷いて肯定した。
「続いて激しくかき鳴らーす!!」
ジャカジャカジャカジャカ、ジャジャーン!!
ダンテはそのまま追撃に出たようだ。
雷撃をまとった蝙蝠を大量に召喚し、悪魔にブチ当てる。
エコーのかかった電撃、リバーブショック!
それだけでアルケニーは腹に隠れた子蜘蛛もろとも焼け焦げて消し飛ぶ。
残るはクイーンアルケニーのみ。
それだってもう虫の息だ。
「レッツロック!派手にいくぜ!!」
ギュイギュイギュイィィーン!
ダンテは雷を背負い、そして雷撃と蝙蝠をまるで嵐のように周りに放ちながら、さらに激しく、もっと狂ったようにかき鳴らした。
「フーゥ!!」
即興で作ったジャムセッション!!
楽しそうで何よりではあるが、相手が使っているのがネヴァン。
どうしても素直に喜べない、ディーヴァであった。
ところでネヴァンはスパーダと何やら因縁があるとのことだったが、もし肉体関係などではないとして……。
まさかスパーダはダンテと同様にこの武器を使ったのだろうか。
あまりイメージはわかない。
もし使ったとしたらなぜかディーヴァの中ではエレキギターよりもヴァイオリンの方が合う……そんな気がした。
そこには最初の時よりも多くエニグマが大量発生していた。
その赤い矢のすべてがここは戦場か!?とでもいうように降り注ぐ。
「うわっと!まったく、危ねーな……」
ディーヴァに当たっては危ない。
とっさにケルベロスを振り回し、その全てを叩き落とすダンテ。
そして近距離の武器からスパイラル……遠距離の武器に持ち変えると、エニグマ目掛けて弾丸を発射させた。
「ぶち抜いてやらぁ!」
着弾したスナイプショットはエニグマに確実に当たり、そのまま周りにも跳弾して跳ね回る。
すばやくアルテミスに持ち変えたダンテは、光弾をぶつけてすべてのエニグマを屠った。
全てがその場から一歩も動かず、である。
自分の父親、スパーダによく似た像があった場所に出ると、そこには何もない。
もう必要なくなったためなくなってしまったようで、少々がっかりする。
そのまま次の食料保存庫へと向かった。
とっとと橋へ向かおう。
顔を見合わせて頷き合うダンテとディーヴァだったが、その行く手には悪魔の結界。
そして天井からはアルケニー数体、クイーンアルケニー二匹が落っこちてきた。
「ひっ!!」
「まぁーたお前らか……もうオレは腹いっぱいだ」
ちょっと前のことですでに蜘蛛はディーヴァにとってトラウマ確定。
元凶となるものはすぐに排除すべし。
一匹だってディーヴァには近づけさせやしねえ。
ダンテはケルべロスにディーヴァを守るよう指示すると、アグニルドラ、リベリオンを交互に駆使しながらアルケニーを斬りつけていった。
「テメェら動きが鈍いぜ!ほらほらどした?鬼さんこちら、手のなるほうへ~ってな!」
時に手を叩いて呼び寄せ、時に某道化のように尻を叩き小馬鹿にして挑発するダンテだった。
そして背負ったギター……ネヴァンに目を向ける。
ノリにノッてきたダンテは、そのままネヴァンを手にとった。
「悪いなディーヴァ、ネヴァン使わせてもらうぜ!!」
「えっ!!……うん、まあ、いいよ……?」
犬の姿となり、ディーヴァに悪魔が近づくのをケルベロスが守る。
そんな中で安全にダンテの戦闘を観戦していたディーヴァは、しかたない……とあきらめて見守った。
「ぃよし!ネヴァン、激しいロックをぶちかましてやろうぜ」
やっと使われる時がきた。
それがうれしいのか、ギターがバチバチと音をたてて輝く。
ギターと鎌という異色の武器、雷刃ネヴァン。
毒でもありそうなほど濃い紫と、触れれば怪我をしそうなトゲトゲしさをものともせず、ダンテは手で軽くチューニングを行った。
「まずは小手調べだ!」
ジャーン!
ギターの弦を大きくひっかき、ダンテは大きな音を出す。
空気を震わす大音量に耳が痛くなるが、悪魔には音ではなくそこから放たれた雷撃が攻撃となった。
アルケニー達がビリビリとしびれてふらついている。
ディーヴァにとっては自分には向かわない雷もいやな物だが、それよりもこの大音量が耳障りなようで、耳を押さえながらつぶやいた。
「やっぱりうるさいしネヴァンだし、いやだな。あと雷ってところも……」
「ディーヴァは雷が嫌いなのか」
「すっごくね。それよりも今はネヴァンのがいやだよ」
「おぬしも嫉妬するのだな」
「するよー。でも、見た目よりもかなーり嫉妬してるのはダンテにナイショ。いうなら自分で言うからさ」
しー、と口元に指を押し当ててケルベロスにウインクする。
ケルベロスは頷いて肯定した。
「続いて激しくかき鳴らーす!!」
ジャカジャカジャカジャカ、ジャジャーン!!
ダンテはそのまま追撃に出たようだ。
雷撃をまとった蝙蝠を大量に召喚し、悪魔にブチ当てる。
エコーのかかった電撃、リバーブショック!
それだけでアルケニーは腹に隠れた子蜘蛛もろとも焼け焦げて消し飛ぶ。
残るはクイーンアルケニーのみ。
それだってもう虫の息だ。
「レッツロック!派手にいくぜ!!」
ギュイギュイギュイィィーン!
ダンテは雷を背負い、そして雷撃と蝙蝠をまるで嵐のように周りに放ちながら、さらに激しく、もっと狂ったようにかき鳴らした。
「フーゥ!!」
即興で作ったジャムセッション!!
楽しそうで何よりではあるが、相手が使っているのがネヴァン。
どうしても素直に喜べない、ディーヴァであった。
ところでネヴァンはスパーダと何やら因縁があるとのことだったが、もし肉体関係などではないとして……。
まさかスパーダはダンテと同様にこの武器を使ったのだろうか。
あまりイメージはわかない。
もし使ったとしたらなぜかディーヴァの中ではエレキギターよりもヴァイオリンの方が合う……そんな気がした。