mission 9:jealousy to the devils ~依存しあう関係~
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仰向けでのけぞりながらゆっくりと倒れていくネヴァン。
それをダンテは左手で腰を掴み支えた。
そんな女悪魔のこと支えなくてもいいと思う、そう口から出かけたがディーヴァは黙っていた。
たとえ相手が悪魔でも最後には女性に優しい。
そんなところも、自分がダンテを好きになった1つの理由だからだ。
「優しいのね」
嬉しそうにしながらも、ネヴァンはまだ諦めてなかったのか、ダンテの唇経由で魔力を奪おうともくろむ。
だが、ダンテが放った弾丸によってそれは叶わなかった。
「そうでもないさ。最終的にオレが優しくしてやれるのはたった一人だけ」
そう言ってディーヴァの方を愛しげに見つめた。
それをちょっぴり悔しげにしながらも、ネヴァンは力を貸すという旨をダンテに伝える。
「気に入ったわ。力を貸してあげる」
ダンテの体や顔を好き勝手に触りながら、ネヴァンがねっとりとした口調で話す。
ディーヴァを見るのも許さないとでもいうように、ネヴァンはダンテの顔を自分に向けさせた。
「スパーダはいい男だったけど、あなたはどうかしらね?」
スパーダとは過去に何か関係でもあったのだろうか。
男女関係だったらなんとなくいやである。
ダンテの下腹部に手を当てるように添えて見せると、ネヴァンはバチバチ言いながら体を紫色のエレキギターに変貌させた。
『坊やに扱えるかしら?』とでも言いたげに光輝くギター。
その身はネヴァンの特性を色濃くあらわしている様で、電撃を纏わせ続けている。
相性のよろしくなさげなディーヴァなど、触れたらアウト。
最後の最後までディーヴァに対し挑発的な視線を送ったネヴァン。
ケルベロスやアグニ&ルドラとは違い、きっとこの先仲良くすることなど無理だろう。
ディーヴァは眉間に皺をよせてそう考え込んだ。
ギターを手にしたダンテは叫び声をあげながら至極楽しそうに演奏しだした。
その周りには一体誰がタイミングをはかったのか、ドラゴン花火まで打ち上がり、ダンテのステージを盛り上げている。
ダンテはそれすら当たり前だとでもいうかのように、歌い続けギターをかき鳴らしている。
ジャンプし踊り狂い、背中にまわしての演奏、そこからの武器として鎌の形にしたりと、なかなかに激しい。
戦闘の時よりもテンションが高かった。
観客がディーヴァしかいないというのに、大喝采を浴びたあとのような満足そうな面持ちで、そのまま後ろにたおれこんだダンテ。
黒歴史誕生の瞬間である。
ディーヴァは最後まで開いた口がふさがらないでいたそうな。
***
一方、こちらはリヴァイアサンの死骸の目の前にて悪魔との戦闘を続けていたレディ。
持っていた銃器を多数使用しても悪魔は中々減らなかった。
だが、レディは臆することなく悪魔を滅すべし、と狩り続け、その体目掛けてミサイルをぶち込んだ。
さすがは屈指の威力をほこるミサイルランチャー。
悪魔が数匹まとめて吹っ飛んだ。
衝撃を利用して上空へ放った何丁かの愛銃。
それ用の弾倉を口にくわえると、直後落ちて来たハンドガン二丁を手にとり構える。
そのまま使い終わった弾薬を捨て、新しい物に取り換えると周りの悪魔に向けて発砲した。
腰のガンホルダーに素早くしまいこんだレディは、ダンスを踊るかのようにくるりと回りながら落ちて来た銃をしっかりと受け止め、口にくわえていた弾倉をさしこむ。
残っていた悪魔に銃の鉄槌を与えて駆逐し終えると、最後に落ちて来た銃をその手に受け入れた。
「おかえり」
ガチャン、弾倉をしっかりと組み入れ、セット完了。
はてさて、ガン=カタスタイルの彼女はいくつ銃器を所持しているのか。
なぞである。
悪魔を倒し終えたレディは、再び塔を見据えると中へ入っていった。
因縁を断ち切ることだけを目的に……。
●あとがき
百合百合しいレディに、蜘蛛戦、ネヴァン戦。夢主は死にかけたり、嫉妬したりと大忙し。
本当はこのミッションでクイーンアルケニーは出現しません。
それをダンテは左手で腰を掴み支えた。
そんな女悪魔のこと支えなくてもいいと思う、そう口から出かけたがディーヴァは黙っていた。
たとえ相手が悪魔でも最後には女性に優しい。
そんなところも、自分がダンテを好きになった1つの理由だからだ。
「優しいのね」
嬉しそうにしながらも、ネヴァンはまだ諦めてなかったのか、ダンテの唇経由で魔力を奪おうともくろむ。
だが、ダンテが放った弾丸によってそれは叶わなかった。
「そうでもないさ。最終的にオレが優しくしてやれるのはたった一人だけ」
そう言ってディーヴァの方を愛しげに見つめた。
それをちょっぴり悔しげにしながらも、ネヴァンは力を貸すという旨をダンテに伝える。
「気に入ったわ。力を貸してあげる」
ダンテの体や顔を好き勝手に触りながら、ネヴァンがねっとりとした口調で話す。
ディーヴァを見るのも許さないとでもいうように、ネヴァンはダンテの顔を自分に向けさせた。
「スパーダはいい男だったけど、あなたはどうかしらね?」
スパーダとは過去に何か関係でもあったのだろうか。
男女関係だったらなんとなくいやである。
ダンテの下腹部に手を当てるように添えて見せると、ネヴァンはバチバチ言いながら体を紫色のエレキギターに変貌させた。
『坊やに扱えるかしら?』とでも言いたげに光輝くギター。
その身はネヴァンの特性を色濃くあらわしている様で、電撃を纏わせ続けている。
相性のよろしくなさげなディーヴァなど、触れたらアウト。
最後の最後までディーヴァに対し挑発的な視線を送ったネヴァン。
ケルベロスやアグニ&ルドラとは違い、きっとこの先仲良くすることなど無理だろう。
ディーヴァは眉間に皺をよせてそう考え込んだ。
ギターを手にしたダンテは叫び声をあげながら至極楽しそうに演奏しだした。
その周りには一体誰がタイミングをはかったのか、ドラゴン花火まで打ち上がり、ダンテのステージを盛り上げている。
ダンテはそれすら当たり前だとでもいうかのように、歌い続けギターをかき鳴らしている。
ジャンプし踊り狂い、背中にまわしての演奏、そこからの武器として鎌の形にしたりと、なかなかに激しい。
戦闘の時よりもテンションが高かった。
観客がディーヴァしかいないというのに、大喝采を浴びたあとのような満足そうな面持ちで、そのまま後ろにたおれこんだダンテ。
黒歴史誕生の瞬間である。
ディーヴァは最後まで開いた口がふさがらないでいたそうな。
***
一方、こちらはリヴァイアサンの死骸の目の前にて悪魔との戦闘を続けていたレディ。
持っていた銃器を多数使用しても悪魔は中々減らなかった。
だが、レディは臆することなく悪魔を滅すべし、と狩り続け、その体目掛けてミサイルをぶち込んだ。
さすがは屈指の威力をほこるミサイルランチャー。
悪魔が数匹まとめて吹っ飛んだ。
衝撃を利用して上空へ放った何丁かの愛銃。
それ用の弾倉を口にくわえると、直後落ちて来たハンドガン二丁を手にとり構える。
そのまま使い終わった弾薬を捨て、新しい物に取り換えると周りの悪魔に向けて発砲した。
腰のガンホルダーに素早くしまいこんだレディは、ダンスを踊るかのようにくるりと回りながら落ちて来た銃をしっかりと受け止め、口にくわえていた弾倉をさしこむ。
残っていた悪魔に銃の鉄槌を与えて駆逐し終えると、最後に落ちて来た銃をその手に受け入れた。
「おかえり」
ガチャン、弾倉をしっかりと組み入れ、セット完了。
はてさて、ガン=カタスタイルの彼女はいくつ銃器を所持しているのか。
なぞである。
悪魔を倒し終えたレディは、再び塔を見据えると中へ入っていった。
因縁を断ち切ることだけを目的に……。
●あとがき
百合百合しいレディに、蜘蛛戦、ネヴァン戦。夢主は死にかけたり、嫉妬したりと大忙し。
本当はこのミッションでクイーンアルケニーは出現しません。