mission 9:jealousy to the devils ~依存しあう関係~
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「大丈夫かな……」
入ってきた扉を振り返り心配そうに呟くが、反対にダンテは非常にあっけらかんとしていた。
「心配ないだろ。雑魚との付き合いはあいつに任せようぜ?」
「う、うん。そう……だね」
「それより、またディーヴァと会えてよかった……」
「うん、あたしもうれしい。会いたかったよ、ダンテ」
悪魔の塔だというのに甘い空気の流れるダンテとディーヴァ。
だが、決してダンテに抱きつかせたり、反対に抱きついたりはしない。
ギガピートの時なんか比べものにならないくらいひどい血まみれ状態だからだ。
ダンテもわかっているのかディーヴァのブラウスを赤く染めてしまっては悪いと思い、その胸に閉じ込めるのはやめにして愛おし気に見つめた。
そういえば。
ディーヴァの格好だが、制服のジャケットは邪魔にならぬようスカート周りに縛ってある。
ブラウスは濡れた跡がありまだ全然乾いていない状態。
極め付けが、その髪。
髪の毛は太い三つ編みにまとめられ、前に垂らしているのだった。
いつもと違う髪型と、水に濡れ少々透け気味のブラウスにドキドキする。
だがいったいディーヴァは何故濡れ鼠になっているのか?
誰かにやられでもしたのだとしたらけしからんもっとや……ではなく、許せない。
「その格好はどうしたんだ?」
「ああこれ。水のある場所でコケちゃったの。でも別に怪我はしなかったよ」
転んだにしては随分水に濡れたようだ。
髪、ブラウス、スカートと全てが湿っている。
「よっぽど派手に転んだんだな」
「そうなの。段差に気が付かなくて落ちて、そこから一回転して入水……みたいな?」
「コントかよ!あと、透けてるぞ」
なんと!透けてることには気が付かなかった!
そんな余裕はなかったのだ。
ディーヴァは胸の前に腕を交差させ、ダンテの目に入らないよう隠した。
「……見ないでくれる?」
「見えちまうもんはしょうがないだろ」
パンツと同じで総レースで純白のブラジャーが男心にグッとくる。
「も~」
鼻歌交じりで嬉しそうなダンテとは反対に、頬を膨らませるディーヴァだった。
そして二人のいる場所……。その下には深い、深い闇が広がる。
「お前どっちから来た?」
「えっと……すぐそこの扉だよ」
「じゃあこれは何だ。斬ってみればいいのか?」
すぐそばにある装置にリベリオンを向ける。
ディーヴァはダンテをあわてたように止めた。
「紋章じゃないから剣は必要ないんじゃないかな。カギとなる物を探さないとダメそう」
こんこんと叩いて確認するディーヴァ。、
なるほど、音を聞いてわかったが、起動に必要な動力源がなさそうだ。
「またカギか……」
ダンテは嫌そうな表情をしながら、目の前の扉を開けた。
入ってきた扉を振り返り心配そうに呟くが、反対にダンテは非常にあっけらかんとしていた。
「心配ないだろ。雑魚との付き合いはあいつに任せようぜ?」
「う、うん。そう……だね」
「それより、またディーヴァと会えてよかった……」
「うん、あたしもうれしい。会いたかったよ、ダンテ」
悪魔の塔だというのに甘い空気の流れるダンテとディーヴァ。
だが、決してダンテに抱きつかせたり、反対に抱きついたりはしない。
ギガピートの時なんか比べものにならないくらいひどい血まみれ状態だからだ。
ダンテもわかっているのかディーヴァのブラウスを赤く染めてしまっては悪いと思い、その胸に閉じ込めるのはやめにして愛おし気に見つめた。
そういえば。
ディーヴァの格好だが、制服のジャケットは邪魔にならぬようスカート周りに縛ってある。
ブラウスは濡れた跡がありまだ全然乾いていない状態。
極め付けが、その髪。
髪の毛は太い三つ編みにまとめられ、前に垂らしているのだった。
いつもと違う髪型と、水に濡れ少々透け気味のブラウスにドキドキする。
だがいったいディーヴァは何故濡れ鼠になっているのか?
誰かにやられでもしたのだとしたらけしからんもっとや……ではなく、許せない。
「その格好はどうしたんだ?」
「ああこれ。水のある場所でコケちゃったの。でも別に怪我はしなかったよ」
転んだにしては随分水に濡れたようだ。
髪、ブラウス、スカートと全てが湿っている。
「よっぽど派手に転んだんだな」
「そうなの。段差に気が付かなくて落ちて、そこから一回転して入水……みたいな?」
「コントかよ!あと、透けてるぞ」
なんと!透けてることには気が付かなかった!
そんな余裕はなかったのだ。
ディーヴァは胸の前に腕を交差させ、ダンテの目に入らないよう隠した。
「……見ないでくれる?」
「見えちまうもんはしょうがないだろ」
パンツと同じで総レースで純白のブラジャーが男心にグッとくる。
「も~」
鼻歌交じりで嬉しそうなダンテとは反対に、頬を膨らませるディーヴァだった。
そして二人のいる場所……。その下には深い、深い闇が広がる。
「お前どっちから来た?」
「えっと……すぐそこの扉だよ」
「じゃあこれは何だ。斬ってみればいいのか?」
すぐそばにある装置にリベリオンを向ける。
ディーヴァはダンテをあわてたように止めた。
「紋章じゃないから剣は必要ないんじゃないかな。カギとなる物を探さないとダメそう」
こんこんと叩いて確認するディーヴァ。、
なるほど、音を聞いてわかったが、起動に必要な動力源がなさそうだ。
「またカギか……」
ダンテは嫌そうな表情をしながら、目の前の扉を開けた。