mission 7:reunion and duel ~VSバージル1~
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無事に消えた炎を越えて中に入った二人は、通路に潜む悪魔を殲滅し次の扉を開けた。
すぐ前が壁だ。
「行き止まりかな?」
「いや、違うな」
ダンテが壁の亀裂を手のひらでなぞりながら言う。
その壁の亀裂からは僅かに光が漏れ、中から風が吹いてくる。
ダンテは軽くアグニとルドラを交差させて薙ぐと、壁を破壊して吹き飛ばした。
粉々になった瓦礫がディーヴァにかからないよう気を付けたダンテの目の前には、骨だらけの部屋が広がる。
ディーヴァは嫌そうな表情を隠しもしなかった。
落ちている骨を踏まないよう注意して足を踏み入れる。
「うわ、骨だらけ。呪われそう……」
「ここで何をしろと?」
「さあ?……あ、紋章があるよ」
その言葉に突撃。
一太刀に斬り伏せるダンテ。
そんな二人の背後で大きな落下物が。
ドクロ型の球体である。
「なんか落ちてきたな」
「……うん。これってどうすればいいの?」
「知らね」
どうしたものかと蹴り飛ばすダンテ。
蹴った所からは紫色の光が漏れて、中に水晶のドクロが入っているのがチラリと見えた。
「あ!!こんなところにさっきの片割れが入ってる!」
「よし、じゃあ破壊……」
ダンテがリベリオンを構えると同時に、球体が上へと戻っていく。
「どこいくのくす玉ちゃん!」
「だああああああ!!戻るなし!つーかくす玉だぁ!?」
「くす玉はくす玉だよ!悪魔のくす玉!」
二人の謎の叫び声むなしく、届かぬ場所へと片されてしまった。
そして起動していた光が消えゆく紋章。
「もう一度やれってさ。がんばれダンテ!」
「ちぇっ。とっとと仕留めてやる……」
スタッ!ズガッ!シュバッ!ズビシィッ!バリーン!!
もう一度挑戦したダンテはスタイリッシュに、そしてクレイジーに立ち回り、球体を破壊した。
「ざっとこんなもんだ。……かっこいい?なあオレかっこいい?」
「はいはいスタイリッシュでクレイジーでかっこよかったよ」
「言い方が適当だなぁ……」
破壊された球体の中からは、上のフロアで必要となるであろう水晶のドクロが見つかる。
それをゆっくりとした動きで拾ったダンテ。
禍々しさからいって人間界の水晶ではなく、魔界の水晶でできているらしいそれは、ダンテの手の中でキラキラと輝いた。
「よし、ドクロも手に入れたし、とっととズラかろうぜ」
「なんでこんなところに隠してあったのかな」
「しらね、性根の腐った誰かじゃね?」
「誰かって誰よ……って、また悪魔!!」
振り返れば、そこには悪魔。
しかも扉にはいつの間にやら封印つき。
「はぁ。やつらはよっぽどダンスの相手にお困りのようだな。ディーヴァはどうする?」
「ご遠慮します」
ある程度狭い空間にわんさかまるでゴキブリのようにわいて出たヘル・グリードやヘル・ラスト。
特にヘル・グリードは他の悪魔を呼び出す能力があるため放置しておくのは非常に厄介である。
端の方で悪魔に見つからないよう縮こまるディーヴァ、ダンテにヘル・グリードを先に倒すよう指示した。
その指示もあってか、時間もかからず全ての悪魔は倒れる。
「さて、さっきのとこに行くか」
「うんっ」
ダンテが腕を差し出すと、ディーヴァはその腕に絡みつくように勢いよく抱き着いた。
……リア充爆発しろ。
***
もう一度昇降機に乗り込んだダンテとディーヴァがやってきたのは、水晶のドクロの扉前。
その間も、セイレーン像の部屋では立ちふさがるヘル・グリードやヘル・バンガードの相手をしてきた。
さすがに面倒くさくなったダンテは無言のまま、それらをゴリ押し強引に殲滅。
水晶のドクロを右の空洞にはめ込むと、バチバチと電流が走り、ガシャンと大きな音を立てて鎖が破壊される。
鎖が扉を覆う物を留めていたようで、その遮蔽物はなくなり進めるようになった。
先へと進めるようになったことを確認したディーヴァが、明るい声音で嬉しそうにはしゃぐ。
「やっと開いたね!上にバージルさんいるんでしょ?早く会いにいくよー」
「なんか勘違いしてないかdarling?」
まるで離れて暮らしていた兄弟の家に遊びに行くかのように思っているかのような勘違いをしているディーヴァ。
多分、これから戦いになるんだけどな。
そう思ったが、下手に言っても悲しませるだけと思い、ダンテは言わずにおいた。
すぐ前が壁だ。
「行き止まりかな?」
「いや、違うな」
ダンテが壁の亀裂を手のひらでなぞりながら言う。
その壁の亀裂からは僅かに光が漏れ、中から風が吹いてくる。
ダンテは軽くアグニとルドラを交差させて薙ぐと、壁を破壊して吹き飛ばした。
粉々になった瓦礫がディーヴァにかからないよう気を付けたダンテの目の前には、骨だらけの部屋が広がる。
ディーヴァは嫌そうな表情を隠しもしなかった。
落ちている骨を踏まないよう注意して足を踏み入れる。
「うわ、骨だらけ。呪われそう……」
「ここで何をしろと?」
「さあ?……あ、紋章があるよ」
その言葉に突撃。
一太刀に斬り伏せるダンテ。
そんな二人の背後で大きな落下物が。
ドクロ型の球体である。
「なんか落ちてきたな」
「……うん。これってどうすればいいの?」
「知らね」
どうしたものかと蹴り飛ばすダンテ。
蹴った所からは紫色の光が漏れて、中に水晶のドクロが入っているのがチラリと見えた。
「あ!!こんなところにさっきの片割れが入ってる!」
「よし、じゃあ破壊……」
ダンテがリベリオンを構えると同時に、球体が上へと戻っていく。
「どこいくのくす玉ちゃん!」
「だああああああ!!戻るなし!つーかくす玉だぁ!?」
「くす玉はくす玉だよ!悪魔のくす玉!」
二人の謎の叫び声むなしく、届かぬ場所へと片されてしまった。
そして起動していた光が消えゆく紋章。
「もう一度やれってさ。がんばれダンテ!」
「ちぇっ。とっとと仕留めてやる……」
スタッ!ズガッ!シュバッ!ズビシィッ!バリーン!!
もう一度挑戦したダンテはスタイリッシュに、そしてクレイジーに立ち回り、球体を破壊した。
「ざっとこんなもんだ。……かっこいい?なあオレかっこいい?」
「はいはいスタイリッシュでクレイジーでかっこよかったよ」
「言い方が適当だなぁ……」
破壊された球体の中からは、上のフロアで必要となるであろう水晶のドクロが見つかる。
それをゆっくりとした動きで拾ったダンテ。
禍々しさからいって人間界の水晶ではなく、魔界の水晶でできているらしいそれは、ダンテの手の中でキラキラと輝いた。
「よし、ドクロも手に入れたし、とっととズラかろうぜ」
「なんでこんなところに隠してあったのかな」
「しらね、性根の腐った誰かじゃね?」
「誰かって誰よ……って、また悪魔!!」
振り返れば、そこには悪魔。
しかも扉にはいつの間にやら封印つき。
「はぁ。やつらはよっぽどダンスの相手にお困りのようだな。ディーヴァはどうする?」
「ご遠慮します」
ある程度狭い空間にわんさかまるでゴキブリのようにわいて出たヘル・グリードやヘル・ラスト。
特にヘル・グリードは他の悪魔を呼び出す能力があるため放置しておくのは非常に厄介である。
端の方で悪魔に見つからないよう縮こまるディーヴァ、ダンテにヘル・グリードを先に倒すよう指示した。
その指示もあってか、時間もかからず全ての悪魔は倒れる。
「さて、さっきのとこに行くか」
「うんっ」
ダンテが腕を差し出すと、ディーヴァはその腕に絡みつくように勢いよく抱き着いた。
……リア充爆発しろ。
***
もう一度昇降機に乗り込んだダンテとディーヴァがやってきたのは、水晶のドクロの扉前。
その間も、セイレーン像の部屋では立ちふさがるヘル・グリードやヘル・バンガードの相手をしてきた。
さすがに面倒くさくなったダンテは無言のまま、それらをゴリ押し強引に殲滅。
水晶のドクロを右の空洞にはめ込むと、バチバチと電流が走り、ガシャンと大きな音を立てて鎖が破壊される。
鎖が扉を覆う物を留めていたようで、その遮蔽物はなくなり進めるようになった。
先へと進めるようになったことを確認したディーヴァが、明るい声音で嬉しそうにはしゃぐ。
「やっと開いたね!上にバージルさんいるんでしょ?早く会いにいくよー」
「なんか勘違いしてないかdarling?」
まるで離れて暮らしていた兄弟の家に遊びに行くかのように思っているかのような勘違いをしているディーヴァ。
多分、これから戦いになるんだけどな。
そう思ったが、下手に言っても悲しませるだけと思い、ダンテは言わずにおいた。