mission 7:reunion and duel ~VSバージル1~
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飛翔盤のある場所に戻ったダンテとディーヴァ。
首が痛くなりそうなほど高い天井を見上げてため息ひとつ。
ディーヴァはダンテにぴったりくっつくと自ら抱きついた。
「コレで上まで行くんだったよね。ダンテ……お願い」
「なんだ?珍しく積極的だなぁ。嬉しいぜ」
「当たり前でしょ、それともダンテはこんな危ないトランポリンに一人で乗れと?」
「まさか!いい判断だ」
いつもこうだといいんだが、と追加するのも忘れない。
「絶対落とさないで」
「だったらしっかり腕を首にまわしとけ」
その言葉にふわりと回していたに過ぎない腕をしっかりと密着させる。
むっちりした胸が押し付けられていい気分。
ニマニマしたその顔は変態のそれだが、これからから恐怖に目を閉じてしまったディーヴァにはわからない。
「……それでいい」
ニヤリと笑ってダンテは飛翔盤に乗り上がった。
一番上にたどり着き、緑の扉を開ける。
そこには一つ下の階と同じ構造をした回廊が広がっていた。
「つ……いたの?」
蝋燭の明かりでまぶたの裏からでも明るくなったのがわかり、ディーヴァは閉じていた瞳をそっと開けた。
「ああ、お疲れ様」
「じゃあ降ろし「んー……なんか腹減ったからこのままで」はい?」
降ろすよう促すが、ダンテは断りそのままディーヴァを抱え続ける。
意味がわからない、空腹と抱っこ……一体どんな関係が?
「おなか減ったっていわれても何も持ってないよ。あたしを抱っこしてても逆におなかは減るで……ひゃう!」
がぶ。
ダンテが首に伸ばされたディーヴァの二の腕を甘く食む。
「これがオレの食事。ごっそーさん」
素早くディーヴァを降ろすとダンテは口笛を吹いて嬉しそうな顔をさらした。
「意味わかんないし何するのよー!」
「さ、行くぞ」
二の腕の肉は胸とやわらかさが同じだという。
なるほどこれがディーヴァの胸の感触か。
ダンテは食んだ時のその感触を記憶に刻み込んだ。
ははっ!これが本当の変態様ってやつなんだぜ。
***
次にも長い回廊が続いていた。
通路の左右には先ほど相手したばかりのポーン達がずらりと並んでいる。
「いっぱいいらっしゃる~」
嫌そうな顔を隠そうともしないディーヴァは、ダンテにちらりと目で訴えた。
「はいはい、片付けますよ」
雑魚か。
ダンテもこの対応に慣れたようで、簡単に返事するとポーンの相手に向かった。
殲滅後にそのまま真っ直ぐ向かうと、固く閉ざされた扉が二人を出迎えた。
目的地はこの扉の向こうのような気がする。
なのに、なにかが足りないのか鎖には刃も通らず破壊が不可能だった。
「悪魔って本当に趣味がわるい。水晶のドクロとか、気持ち悪すぎでしょ」
よく見れば左には水晶で出来ているドクロが嵌め込まれているのに対し、右にはそれがなかった。
この塔のどこかに隠されているであろうそれを見つけなくてはなるまい。
それを嵌め込むことで、この扉は開く。きっと開く。
ダンテの頭の中で有名な宝探し系冒険映画のテーマ曲が流れた。
確かアレにも水晶で出来たドクロが登場していた気がする。
「よし、見つけにいくぞ」
ディーヴァの手を引っ張り、もう一つの扉へと行くダンテ。
ずるずる引きずられ、ディーヴァは諦めの表情になった。
「やっぱりあたしも巻き添えか……慣れたけどね」
首が痛くなりそうなほど高い天井を見上げてため息ひとつ。
ディーヴァはダンテにぴったりくっつくと自ら抱きついた。
「コレで上まで行くんだったよね。ダンテ……お願い」
「なんだ?珍しく積極的だなぁ。嬉しいぜ」
「当たり前でしょ、それともダンテはこんな危ないトランポリンに一人で乗れと?」
「まさか!いい判断だ」
いつもこうだといいんだが、と追加するのも忘れない。
「絶対落とさないで」
「だったらしっかり腕を首にまわしとけ」
その言葉にふわりと回していたに過ぎない腕をしっかりと密着させる。
むっちりした胸が押し付けられていい気分。
ニマニマしたその顔は変態のそれだが、これからから恐怖に目を閉じてしまったディーヴァにはわからない。
「……それでいい」
ニヤリと笑ってダンテは飛翔盤に乗り上がった。
一番上にたどり着き、緑の扉を開ける。
そこには一つ下の階と同じ構造をした回廊が広がっていた。
「つ……いたの?」
蝋燭の明かりでまぶたの裏からでも明るくなったのがわかり、ディーヴァは閉じていた瞳をそっと開けた。
「ああ、お疲れ様」
「じゃあ降ろし「んー……なんか腹減ったからこのままで」はい?」
降ろすよう促すが、ダンテは断りそのままディーヴァを抱え続ける。
意味がわからない、空腹と抱っこ……一体どんな関係が?
「おなか減ったっていわれても何も持ってないよ。あたしを抱っこしてても逆におなかは減るで……ひゃう!」
がぶ。
ダンテが首に伸ばされたディーヴァの二の腕を甘く食む。
「これがオレの食事。ごっそーさん」
素早くディーヴァを降ろすとダンテは口笛を吹いて嬉しそうな顔をさらした。
「意味わかんないし何するのよー!」
「さ、行くぞ」
二の腕の肉は胸とやわらかさが同じだという。
なるほどこれがディーヴァの胸の感触か。
ダンテは食んだ時のその感触を記憶に刻み込んだ。
ははっ!これが本当の変態様ってやつなんだぜ。
***
次にも長い回廊が続いていた。
通路の左右には先ほど相手したばかりのポーン達がずらりと並んでいる。
「いっぱいいらっしゃる~」
嫌そうな顔を隠そうともしないディーヴァは、ダンテにちらりと目で訴えた。
「はいはい、片付けますよ」
雑魚か。
ダンテもこの対応に慣れたようで、簡単に返事するとポーンの相手に向かった。
殲滅後にそのまま真っ直ぐ向かうと、固く閉ざされた扉が二人を出迎えた。
目的地はこの扉の向こうのような気がする。
なのに、なにかが足りないのか鎖には刃も通らず破壊が不可能だった。
「悪魔って本当に趣味がわるい。水晶のドクロとか、気持ち悪すぎでしょ」
よく見れば左には水晶で出来ているドクロが嵌め込まれているのに対し、右にはそれがなかった。
この塔のどこかに隠されているであろうそれを見つけなくてはなるまい。
それを嵌め込むことで、この扉は開く。きっと開く。
ダンテの頭の中で有名な宝探し系冒険映画のテーマ曲が流れた。
確かアレにも水晶で出来たドクロが登場していた気がする。
「よし、見つけにいくぞ」
ディーヴァの手を引っ張り、もう一つの扉へと行くダンテ。
ずるずる引きずられ、ディーヴァは諦めの表情になった。
「やっぱりあたしも巻き添えか……慣れたけどね」