mission 19:Jack pod ~兄弟共闘~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しかし、落ち着くのはまだ早い。
まだ敵は倒れていないのだ。
ディーヴァを安全そうな場所に座らせると、ダンテは再びアーカムに向き直った。
「あー、もうオレ……ホントに手加減してやれねーわ」
「ほう、今までのは本気ではなかったとでも?」
「言ってろハゲ」
「ハゲって言うな!!これでも気にしているのだ!!」
「そうか……よッ!!
怒るアーカムの背後を一瞬でとり、斬りつける。
ダンテ自身が言うようにその攻撃は今まで以上の苛烈さを極めた。
その激しさに戸惑いながらも、アーカムは体に力を溜めこんだ。
溜めこんだ力と怒りの感情が体内の欲望をどろどろと黄色く変化させ、体色を紫色から黄色い色へ変える。
そして、いきなり暴れだした。
「うお、ビックリした!だが、焦るほどじゃあないな」
動きは見切れるほどだったが、今までより素早い。
薙ぎ払いからの魔弾をかわしきるとダンテは反撃し出した。
暴れても魔弾を放っても中々倒れぬダンテにイライラして、アーカムは再び上空へと飛び上がった。
「まぁた尻尾巻いて逃げるのか、相変わらず卑怯なヤツ!」
卑怯。
その言葉でカチンと来たか、その場を埋め尽くすほどのなめくじ……レギオンが降ってわいた。
「ひぃぃぃぃ!」
なめくじのような見た目の悪魔が大量。
そしてディーヴァにとってはなめくじも虫の部類に入る。
ディーヴァはダンテの元へとすぐさま飛び付いた。
迎えにいく手間が省けて良かった。
そう思いながらダンテは向かってきたレギオンを体力に変換してやるべく、黄色く輝く魔方陣を前方に展開させた。
アルティメット……、ロイヤルガードの究極奥義である。
敵の攻撃を受け止め、自らの力として吸収する絶対防御だ。
それによって、魔方陣に触れたレギオンの攻撃全てが力へ変換された。
「コレ、魔力がちみっと回復するな!ちみっとだけど!」
「そんなにちょっとなの?なら、あたしの力もあげる」
ディーヴァが自分からキスをしようと顔を近づけてきた。
愛する彼女からキスを受けるのは嬉しい。
力も貰えるのであれば嬉しい。
だが、先ほどアーカムに力を吸われて疲弊したディーヴァから貰うわけにはいかない。
「さっき力を奪われただろ?いいよ、無理すんな」
「ダンテにあげる力くらい残ってるもん」
「ホントかよ」
「うん、大丈夫。例え、残ってなかったとしてもダンテには全て捧げる。
相手が大好きなダンテだから……」
ダンテの瞳を見つめたディーヴァは有無を言わさず、その唇を重ねた。
「ッ!?」
まさかディーヴァから強引にしてくるとは思わなく、ダンテはしばし固まった。
しかも自分が望む望まないに関わらず、自分の中の悪魔の部分は勝手に天使の力を得ようとする。
ダンテは申し訳ないやら嬉しいやらぐちゃぐちゃした気持ちをかなぐり捨てて、ディーヴァの思いに答えるべく、その体を抱き寄せて自分もキスをした。
力を与え終えたディーヴァは呼吸を荒くしながら、潤んだ瞳にダンテを映す。
「ダンテのためだったらあたしは命だってかけるよ……」
「ディーヴァ、命はかけなくていい、だけど……ありがとな」
その気持ちだけでもパワー全開!!
もちろん、レギオンから得た力と、ディーヴァから貰った力で爆発しそうなほどのパワーに溢れていた。
「みwなwぎwっwてwきwたwww」
力の溢れるダンテは、再び降ってきたアーカム本体をぶちのめすべく、拳を握った。
まだ敵は倒れていないのだ。
ディーヴァを安全そうな場所に座らせると、ダンテは再びアーカムに向き直った。
「あー、もうオレ……ホントに手加減してやれねーわ」
「ほう、今までのは本気ではなかったとでも?」
「言ってろハゲ」
「ハゲって言うな!!これでも気にしているのだ!!」
「そうか……よッ!!
怒るアーカムの背後を一瞬でとり、斬りつける。
ダンテ自身が言うようにその攻撃は今まで以上の苛烈さを極めた。
その激しさに戸惑いながらも、アーカムは体に力を溜めこんだ。
溜めこんだ力と怒りの感情が体内の欲望をどろどろと黄色く変化させ、体色を紫色から黄色い色へ変える。
そして、いきなり暴れだした。
「うお、ビックリした!だが、焦るほどじゃあないな」
動きは見切れるほどだったが、今までより素早い。
薙ぎ払いからの魔弾をかわしきるとダンテは反撃し出した。
暴れても魔弾を放っても中々倒れぬダンテにイライラして、アーカムは再び上空へと飛び上がった。
「まぁた尻尾巻いて逃げるのか、相変わらず卑怯なヤツ!」
卑怯。
その言葉でカチンと来たか、その場を埋め尽くすほどのなめくじ……レギオンが降ってわいた。
「ひぃぃぃぃ!」
なめくじのような見た目の悪魔が大量。
そしてディーヴァにとってはなめくじも虫の部類に入る。
ディーヴァはダンテの元へとすぐさま飛び付いた。
迎えにいく手間が省けて良かった。
そう思いながらダンテは向かってきたレギオンを体力に変換してやるべく、黄色く輝く魔方陣を前方に展開させた。
アルティメット……、ロイヤルガードの究極奥義である。
敵の攻撃を受け止め、自らの力として吸収する絶対防御だ。
それによって、魔方陣に触れたレギオンの攻撃全てが力へ変換された。
「コレ、魔力がちみっと回復するな!ちみっとだけど!」
「そんなにちょっとなの?なら、あたしの力もあげる」
ディーヴァが自分からキスをしようと顔を近づけてきた。
愛する彼女からキスを受けるのは嬉しい。
力も貰えるのであれば嬉しい。
だが、先ほどアーカムに力を吸われて疲弊したディーヴァから貰うわけにはいかない。
「さっき力を奪われただろ?いいよ、無理すんな」
「ダンテにあげる力くらい残ってるもん」
「ホントかよ」
「うん、大丈夫。例え、残ってなかったとしてもダンテには全て捧げる。
相手が大好きなダンテだから……」
ダンテの瞳を見つめたディーヴァは有無を言わさず、その唇を重ねた。
「ッ!?」
まさかディーヴァから強引にしてくるとは思わなく、ダンテはしばし固まった。
しかも自分が望む望まないに関わらず、自分の中の悪魔の部分は勝手に天使の力を得ようとする。
ダンテは申し訳ないやら嬉しいやらぐちゃぐちゃした気持ちをかなぐり捨てて、ディーヴァの思いに答えるべく、その体を抱き寄せて自分もキスをした。
力を与え終えたディーヴァは呼吸を荒くしながら、潤んだ瞳にダンテを映す。
「ダンテのためだったらあたしは命だってかけるよ……」
「ディーヴァ、命はかけなくていい、だけど……ありがとな」
その気持ちだけでもパワー全開!!
もちろん、レギオンから得た力と、ディーヴァから貰った力で爆発しそうなほどのパワーに溢れていた。
「みwなwぎwっwてwきwたwww」
力の溢れるダンテは、再び降ってきたアーカム本体をぶちのめすべく、拳を握った。