mission 18:Rush! ~ズルとご褒美~
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ダンテとディーヴァの目の前には再び呼び出されたドッペルゲンガーことクロが意味もわからず立ち尽くしていた。
「よーし。クロ、お前がオレの代わりに相手をしてやれ!」
「え、ダンテがやってくるんじゃないの!?」
「クロの経験値を積ませてやろうかな~って」
「嘘つき。面倒なだけでしょ!」
「さすがディーヴァ、バレちまったか」
「…………?」
わかっていなさそうなクロにディーヴァが詳しく説明する。
クロは首を激しく振って否定した。
「え~、オレの分身なら出来るだろ!」
「無茶言わないの、ダンテの仕事でしょ?ダンテが行ってきなさい!!」
ビシ、とケルベロスの珠がある場所を指差すディーヴァ。
クロもディーヴァにならい、同じように指した。
「オレに……逝けと?」
「うん」
「ひでぇやディーヴァ……」
クロと比べるとディーヴァの自分の扱いがひどいものに感じてしまい、かなり落ち込む。
くそ~こいつさえいなけりゃ……。
ダンテは忘れているようだ、ダンテが魔力を供給するのをやめればクロは消えてしまうということに。
「ちくしょ~、お前も道連れだ!!来い!!」
ダンテはクロの腕を強く掴み、引っ張る。
その瞬間、クロはディーヴァを子犬のようなうるうるした目で見つめて「行きたくない」と訴えた。
執事の次は、うるうるおめめ攻撃。
ディーヴァのツボをキュンと刺激してやまない。
「かわいそうだし、あたしここで一人はイヤだし、クロのこと置いていって?…………お願い」
「うっ……そ、そんなこと言ったってダメだ!」
愛しいディーヴァのお願い攻撃に屈服しそうになったが、自分の嫉妬する思いが勝った。
心を鬼にして、お願いを突っぱねるダンテ。
「代わりにケルおいてくから、待っててくれ」
そう言いながらディーヴァにケルベロスを渡す。
ディーヴァは小さく呟いた。
「ダンテに巻き込まれるなんて、かわいそうなクロ」
「なんか言ったか?」
「なーんにも!それより二人とも気を付けてね!」
クロとダンテの背中を押し、ディーヴァは笑顔で見送った。
***
アグニとルドラを相手にしている時はせっかく二人だからと、協力してダンテとクロは、相手を倒した。
だが、すぐに飽きてしまったダンテ。
続くケルベロス戦では欠伸を噛み殺しながら、クロに任せているのか壁がお友だち状態だった。
たまに自分を狙ってやってくる氷弾をミサイルで撃ち落とす程度であとは全てがクロの仕事と化している。
「へ~、ケルの氷弾はミサイルで破壊できたのか~、面白いな。レディ、貸すんじゃなくてオレにこの武器くれないかな」
等と言っては暇そうにする始末。
ここが自室ならば、今ごろエロ本片手に何やらしていることだろう。
そんな体たらくでいいのか、ダンテ。
「よーし。クロ、お前がオレの代わりに相手をしてやれ!」
「え、ダンテがやってくるんじゃないの!?」
「クロの経験値を積ませてやろうかな~って」
「嘘つき。面倒なだけでしょ!」
「さすがディーヴァ、バレちまったか」
「…………?」
わかっていなさそうなクロにディーヴァが詳しく説明する。
クロは首を激しく振って否定した。
「え~、オレの分身なら出来るだろ!」
「無茶言わないの、ダンテの仕事でしょ?ダンテが行ってきなさい!!」
ビシ、とケルベロスの珠がある場所を指差すディーヴァ。
クロもディーヴァにならい、同じように指した。
「オレに……逝けと?」
「うん」
「ひでぇやディーヴァ……」
クロと比べるとディーヴァの自分の扱いがひどいものに感じてしまい、かなり落ち込む。
くそ~こいつさえいなけりゃ……。
ダンテは忘れているようだ、ダンテが魔力を供給するのをやめればクロは消えてしまうということに。
「ちくしょ~、お前も道連れだ!!来い!!」
ダンテはクロの腕を強く掴み、引っ張る。
その瞬間、クロはディーヴァを子犬のようなうるうるした目で見つめて「行きたくない」と訴えた。
執事の次は、うるうるおめめ攻撃。
ディーヴァのツボをキュンと刺激してやまない。
「かわいそうだし、あたしここで一人はイヤだし、クロのこと置いていって?…………お願い」
「うっ……そ、そんなこと言ったってダメだ!」
愛しいディーヴァのお願い攻撃に屈服しそうになったが、自分の嫉妬する思いが勝った。
心を鬼にして、お願いを突っぱねるダンテ。
「代わりにケルおいてくから、待っててくれ」
そう言いながらディーヴァにケルベロスを渡す。
ディーヴァは小さく呟いた。
「ダンテに巻き込まれるなんて、かわいそうなクロ」
「なんか言ったか?」
「なーんにも!それより二人とも気を付けてね!」
クロとダンテの背中を押し、ディーヴァは笑顔で見送った。
***
アグニとルドラを相手にしている時はせっかく二人だからと、協力してダンテとクロは、相手を倒した。
だが、すぐに飽きてしまったダンテ。
続くケルベロス戦では欠伸を噛み殺しながら、クロに任せているのか壁がお友だち状態だった。
たまに自分を狙ってやってくる氷弾をミサイルで撃ち落とす程度であとは全てがクロの仕事と化している。
「へ~、ケルの氷弾はミサイルで破壊できたのか~、面白いな。レディ、貸すんじゃなくてオレにこの武器くれないかな」
等と言っては暇そうにする始末。
ここが自室ならば、今ごろエロ本片手に何やらしていることだろう。
そんな体たらくでいいのか、ダンテ。