mission 18:Rush! ~ズルとご褒美~
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その間にも、ポーンが大量生産された。
ルークが次々に呼び出しているのだ。
「くっそー、キリがねぇぜ」
見兼ねたディーヴァがダンテに助言を送る。
「ダンテ、チェスのルールを一つ教えてあげる!」
「今かよ!」
「キングをとればこっちの勝ちー!」
「なるほどな……」
頭を取れば、手足も動かないということか。
しかし肝心のキングは攻撃を受けるとルークと場所をキャスリングすることで何度も逃げおおせた。
やっかいなことこの上ない。
「下っぱは代用が利くって、そう言いたいのか?馬鹿にしやがって……」
しかも、逃げるだけではなく、その攻撃はこれまた面倒なものだった。
こちらが上手いこと攻撃を仕掛けると、頭部をパカリと開き赤いエネルギー球を貯めて広範囲を爆発させるのだ。
ジャンプしてもかわしきれないほど高火力かつ広範囲であり、何度か攻撃を受けてしまった。
しかしこちらの攻撃も何度かあたっている、ダメージは蓄積しているはず。
とりあえず、増えすぎた取り巻きを一気に減らしてから……特にルークを破壊してそれからキングをとった方がよさそうである。
「…………」
ダンテは考えた。
本当ならクロより先に自分が使いたかった技がある。
今使えばまるでクロの真似のようで、その上結果的にディーヴァから見たクロの株が上がる気がして少し嫌なのだが……。
「んなこと言ってる場合じゃねぇよな」
ダンテは左拳に力をため、地面を殴りつけてその力を爆発させた。
「てめぇらまとめてくたばっちまえ!」
爆発から起こる光。
その光に触れたもの全てが吹き飛ぶ。
そう、ベオウルフが使っていた……そしてクロも使っていたヴォルケイノである。
まとめて破壊したため、残りの雑魚コマは数体だ。
薄っぺらな守りに包まれたキング目掛けて突進、ダンテは他のコマからの攻撃を無視してキングに狙いを定めた。
「チェックメイト」
そして、キング破壊と同時に周りのコマ達も一気に崩壊したのだった。
ディーヴァとクロのいる角に戻るダンテ。
「ハイハイ、クロにはご退場願うぜ」
その言葉と共にクロに魔力を供給するのをやめる。
代わりの何かを得たなら別だが、ダンテの魔力なしでは今ここに存在することの出来ぬ者。
ディーヴァとの時間を名残惜しそうにしながらも、彼は消えていった。
「さて、再び鏡が現れたわけだが……」
いつの間にやら、またまた鏡が出現している。
先に行きたくばくぐれ、とのお達しだ。
「……だが?って、どうしたの?」
「なんでディーヴァまで名残惜し気な顔してるんだろうな?」
自分が一生懸命悪魔を狩っている横で、ディーヴァとクロがいちゃいちゃしているようにも見えて、ダンテは気にくわなかったようだ。
その上、別れ際の恋人達のようなこの表情……不快なことこの上ない。
「う……ゴメン。だって、もう一人のあのダンテ「クロ、な」……クロ、静かだし優しいんだもん。まるで執事みたいだったし」
「オレだって優しいだろが。
何、うちのディーヴァちゃんは執事ごっこがご希望でちゅか~?お嬢様、わたくしめが下着のお着替えを手伝ってさしあげます……って?」
「それはただの変態」
「そこもオレの魅力のひとーつ!!」
親指グッ!
高らかに言ったダンテはディーヴァをどっこいせと抱き上げると、出現した鏡に飛び込んだ。
ルークが次々に呼び出しているのだ。
「くっそー、キリがねぇぜ」
見兼ねたディーヴァがダンテに助言を送る。
「ダンテ、チェスのルールを一つ教えてあげる!」
「今かよ!」
「キングをとればこっちの勝ちー!」
「なるほどな……」
頭を取れば、手足も動かないということか。
しかし肝心のキングは攻撃を受けるとルークと場所をキャスリングすることで何度も逃げおおせた。
やっかいなことこの上ない。
「下っぱは代用が利くって、そう言いたいのか?馬鹿にしやがって……」
しかも、逃げるだけではなく、その攻撃はこれまた面倒なものだった。
こちらが上手いこと攻撃を仕掛けると、頭部をパカリと開き赤いエネルギー球を貯めて広範囲を爆発させるのだ。
ジャンプしてもかわしきれないほど高火力かつ広範囲であり、何度か攻撃を受けてしまった。
しかしこちらの攻撃も何度かあたっている、ダメージは蓄積しているはず。
とりあえず、増えすぎた取り巻きを一気に減らしてから……特にルークを破壊してそれからキングをとった方がよさそうである。
「…………」
ダンテは考えた。
本当ならクロより先に自分が使いたかった技がある。
今使えばまるでクロの真似のようで、その上結果的にディーヴァから見たクロの株が上がる気がして少し嫌なのだが……。
「んなこと言ってる場合じゃねぇよな」
ダンテは左拳に力をため、地面を殴りつけてその力を爆発させた。
「てめぇらまとめてくたばっちまえ!」
爆発から起こる光。
その光に触れたもの全てが吹き飛ぶ。
そう、ベオウルフが使っていた……そしてクロも使っていたヴォルケイノである。
まとめて破壊したため、残りの雑魚コマは数体だ。
薄っぺらな守りに包まれたキング目掛けて突進、ダンテは他のコマからの攻撃を無視してキングに狙いを定めた。
「チェックメイト」
そして、キング破壊と同時に周りのコマ達も一気に崩壊したのだった。
ディーヴァとクロのいる角に戻るダンテ。
「ハイハイ、クロにはご退場願うぜ」
その言葉と共にクロに魔力を供給するのをやめる。
代わりの何かを得たなら別だが、ダンテの魔力なしでは今ここに存在することの出来ぬ者。
ディーヴァとの時間を名残惜しそうにしながらも、彼は消えていった。
「さて、再び鏡が現れたわけだが……」
いつの間にやら、またまた鏡が出現している。
先に行きたくばくぐれ、とのお達しだ。
「……だが?って、どうしたの?」
「なんでディーヴァまで名残惜し気な顔してるんだろうな?」
自分が一生懸命悪魔を狩っている横で、ディーヴァとクロがいちゃいちゃしているようにも見えて、ダンテは気にくわなかったようだ。
その上、別れ際の恋人達のようなこの表情……不快なことこの上ない。
「う……ゴメン。だって、もう一人のあのダンテ「クロ、な」……クロ、静かだし優しいんだもん。まるで執事みたいだったし」
「オレだって優しいだろが。
何、うちのディーヴァちゃんは執事ごっこがご希望でちゅか~?お嬢様、わたくしめが下着のお着替えを手伝ってさしあげます……って?」
「それはただの変態」
「そこもオレの魅力のひとーつ!!」
親指グッ!
高らかに言ったダンテはディーヴァをどっこいせと抱き上げると、出現した鏡に飛び込んだ。