mission 17:mirroring myself ~欲望、願望~
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「こ、この気持ち悪い声は……」
上へたどり着き扉を開けると、回廊に待ち構えていたのはあの赤く気持ちの悪い見た目をした悪魔だった。
そう、アビスだ。
口許を引きつらせながら入ってきた扉の方に後退するも、そこには悪魔の結界、戦うしかないようだ。
とは言っても、戦うのはダンテだが。
強敵アビスもなんのその。
ダンテは敵の頭やら顔やらを踏みつけて軽快なステップをふみつつ、キラービーを連続で叩き込んだ。
そしてひとかたまりになったアビスに、ダンテの気に入っている技、ミリオンスラッシュをぶちこむ。
その表情は遊んでいる子どものようで、なんとも楽しそうである。
ダンテの遊びはまだ続いた。
手に入れたばかりの新しいおもちゃのようにレディからの借り物、カリーナ・アンを手に取る。
「よし、発射ーっ!」
発射されたミサイルがアビスに着弾し巨大な爆風を引き起こす。
さすがミサイルランチャーだけあり、その攻撃力はかなりのもの。
「くぅ~この高火力、腕がビリビリ痺れる感じ、たまんねーな!
な、ディーヴァ!」
「あたしに聞かないでよ。その音は使ってない人にはうるさいだけだから!」
レディが使っている時もそうだったが、発射音と爆発音が素晴らしくやかましい。
ディーヴァは耳を押さえて叫んだ。
ダンテの遊びに散々付き合わされたアビスは、床に焦げ跡のみを残し、深淵へと帰っていった。
「戦いを楽しんじゃダメって、何回言えばわかるの?」
「怪我しなかったんだからいーじゃん」
「いつか後悔してもしらないよ、ダンテ……ん?」
と、思いきや。
深淵へ帰ったと思われたアビスの魂が瞬時に違う悪魔へと変貌したのだろうか。
後ろにソウルイーターが発生した。
「げっ」
そのうねうねした触手のような手が近くにいたディーヴァに迫る。
「きゃー!触手ぅー!!」
「おっ!ここにカメラがないのが非常に残念だな」
ふざけた口調ながらも、その触手が届く前にダンテは一太刀で斬り伏せるのだった。
***
水晶のドクロをかかげた扉をくぐれば、そこはダンテすら気分の悪くなりそうな、魔の気配が広がる。
若干青い顔をして震えるディーヴァの背中を、ダンテは優しくさすってやった。
あと一歩で最上階、というところになって。
「なにこれ」
「なんか……まだ仕掛けがあるのか?」
最上階に続く入り口には黒い靄のようなものが覆っているのである。
「くぐるしかねぇだろ」
「ダンテだけ行くとかは……」
「ナシ」
「だよねぇ……」
一緒に飛び込むことにしたディーヴァは、ダンテと手を繋ぎ共にそこを潜り抜けた。
上へたどり着き扉を開けると、回廊に待ち構えていたのはあの赤く気持ちの悪い見た目をした悪魔だった。
そう、アビスだ。
口許を引きつらせながら入ってきた扉の方に後退するも、そこには悪魔の結界、戦うしかないようだ。
とは言っても、戦うのはダンテだが。
強敵アビスもなんのその。
ダンテは敵の頭やら顔やらを踏みつけて軽快なステップをふみつつ、キラービーを連続で叩き込んだ。
そしてひとかたまりになったアビスに、ダンテの気に入っている技、ミリオンスラッシュをぶちこむ。
その表情は遊んでいる子どものようで、なんとも楽しそうである。
ダンテの遊びはまだ続いた。
手に入れたばかりの新しいおもちゃのようにレディからの借り物、カリーナ・アンを手に取る。
「よし、発射ーっ!」
発射されたミサイルがアビスに着弾し巨大な爆風を引き起こす。
さすがミサイルランチャーだけあり、その攻撃力はかなりのもの。
「くぅ~この高火力、腕がビリビリ痺れる感じ、たまんねーな!
な、ディーヴァ!」
「あたしに聞かないでよ。その音は使ってない人にはうるさいだけだから!」
レディが使っている時もそうだったが、発射音と爆発音が素晴らしくやかましい。
ディーヴァは耳を押さえて叫んだ。
ダンテの遊びに散々付き合わされたアビスは、床に焦げ跡のみを残し、深淵へと帰っていった。
「戦いを楽しんじゃダメって、何回言えばわかるの?」
「怪我しなかったんだからいーじゃん」
「いつか後悔してもしらないよ、ダンテ……ん?」
と、思いきや。
深淵へ帰ったと思われたアビスの魂が瞬時に違う悪魔へと変貌したのだろうか。
後ろにソウルイーターが発生した。
「げっ」
そのうねうねした触手のような手が近くにいたディーヴァに迫る。
「きゃー!触手ぅー!!」
「おっ!ここにカメラがないのが非常に残念だな」
ふざけた口調ながらも、その触手が届く前にダンテは一太刀で斬り伏せるのだった。
***
水晶のドクロをかかげた扉をくぐれば、そこはダンテすら気分の悪くなりそうな、魔の気配が広がる。
若干青い顔をして震えるディーヴァの背中を、ダンテは優しくさすってやった。
あと一歩で最上階、というところになって。
「なにこれ」
「なんか……まだ仕掛けがあるのか?」
最上階に続く入り口には黒い靄のようなものが覆っているのである。
「くぐるしかねぇだろ」
「ダンテだけ行くとかは……」
「ナシ」
「だよねぇ……」
一緒に飛び込むことにしたディーヴァは、ダンテと手を繋ぎ共にそこを潜り抜けた。