mission 15:three fragments of orihalcon ~塔はぐるぐる回る~
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「贄となりし天使は取り逃してしまったが、とりあえず少しとはいえその力は手に入った」
アーカムは一人、最上階で最後の呪文を唱え始めた。
呪文というよりかは、魔導書の一節を唱えているようでもあるが、それに合わせて塔の設置物が変化してゆくのが見て取れる。
「我らを動かす操り糸は悪魔の掌中にあり……されば人は忌まわしき物にこそ魅入られ、穢れた暗闇の中にあれど怖れもなく進む」
ゆっくりと静かに骸骨天使の像が浮かぶ。
「日毎日毎緩やかにされど確たる足取りで……人は皆堕ち行く―――『地獄』の彼方へと」
そしてその像は長く伸び切った鎖で垂れ下がり、ブラブラと宙に揺れ始めた。
「さあ、世界に轟かせろ『怠惰』!『大食』!『強欲』!『嫉妬』!『淫蕩』!『憤怒』!―――そして『傲慢』!」
七つの大罪の名を叫び終わると同時に、呼応するように揺れた像から厳かな鐘の音が響き渡る。
魔界と人間界を結ぶ道の再来を祝福するかのように…。
「人々のあらゆる欲望が混沌の鐘を鳴らす。二千年の時を経て……閉ざされし魔界への扉が再び開くのだ」
そのヘテロクロミアの瞳が悪魔の鼓動にあわせて怪しく光を放つ。
「破壊!殺戮!絶望!」
そして遥か上空からやってくる巨大な魔の力の波動。
降り注ぐ大量の悪魔達。
「本能の赴くままに貪るが良い!世界を恐怖で覆え!『恐怖を生み出す土台―――テメンニグル』その名のままに!」
これから人間界を襲うとでもいうのだろうか。
アーカムを中心として大量のブラッドゴイル達が地上に舞い降りる。
「そして私は混沌の世界の王となるのだ!スパーダによって封じられし真の力が―――もうじき私の物になる!」
ついに開かれた魔界への扉。
高笑いをあげ、アーカムは魔界へと進んでいくのだった。
●あとがき
大地底湖から食料保存庫に戻ると、強制戦闘になります。
違うルート通ったりすれば、この戦闘は避けられます(今回は管理人がプレイしたまんまなだけという)
アーカムは一人、最上階で最後の呪文を唱え始めた。
呪文というよりかは、魔導書の一節を唱えているようでもあるが、それに合わせて塔の設置物が変化してゆくのが見て取れる。
「我らを動かす操り糸は悪魔の掌中にあり……されば人は忌まわしき物にこそ魅入られ、穢れた暗闇の中にあれど怖れもなく進む」
ゆっくりと静かに骸骨天使の像が浮かぶ。
「日毎日毎緩やかにされど確たる足取りで……人は皆堕ち行く―――『地獄』の彼方へと」
そしてその像は長く伸び切った鎖で垂れ下がり、ブラブラと宙に揺れ始めた。
「さあ、世界に轟かせろ『怠惰』!『大食』!『強欲』!『嫉妬』!『淫蕩』!『憤怒』!―――そして『傲慢』!」
七つの大罪の名を叫び終わると同時に、呼応するように揺れた像から厳かな鐘の音が響き渡る。
魔界と人間界を結ぶ道の再来を祝福するかのように…。
「人々のあらゆる欲望が混沌の鐘を鳴らす。二千年の時を経て……閉ざされし魔界への扉が再び開くのだ」
そのヘテロクロミアの瞳が悪魔の鼓動にあわせて怪しく光を放つ。
「破壊!殺戮!絶望!」
そして遥か上空からやってくる巨大な魔の力の波動。
降り注ぐ大量の悪魔達。
「本能の赴くままに貪るが良い!世界を恐怖で覆え!『恐怖を生み出す土台―――テメンニグル』その名のままに!」
これから人間界を襲うとでもいうのだろうか。
アーカムを中心として大量のブラッドゴイル達が地上に舞い降りる。
「そして私は混沌の世界の王となるのだ!スパーダによって封じられし真の力が―――もうじき私の物になる!」
ついに開かれた魔界への扉。
高笑いをあげ、アーカムは魔界へと進んでいくのだった。
●あとがき
大地底湖から食料保存庫に戻ると、強制戦闘になります。
違うルート通ったりすれば、この戦闘は避けられます(今回は管理人がプレイしたまんまなだけという)