mission 15:three fragments of orihalcon ~塔はぐるぐる回る~
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次のフロアにあったのは、昇降機だった。
「これで上に行けってこと?」
「多分な」
「そっかぁ……。
うーごーけー!!」
色々と鬱憤もたまっているのか、ディーヴァはその入り口付近をゲシゲシと蹴りつけ、手で押している。
ダンテは苦笑してしたいようにさせた。
だが、当たり前のように昇降機はうんともすんともいわない。
「って、動かないよね、そうですよね」
「何かをはめこむ場所が三つあるから探してはめろ、ってことだろ」
「じゃあ、その何かを探しに行くよ!道はこっちしかないしね」
いつになくノリ気かつ、切り替えの早いディーヴァに、本当に本人かどうか疑いたくなる。
ダンテは不思議そうに聞いた。
「お前、いつになく積極的だがどうしたよ。なにかあったのか」
「特にないけど……しいて言うなら眠いのとお腹のすき具合が半端ないから早く帰りたいってことぐらいかな。飴ちゃん一個じゃ足りない」
「気持ちはわかるが、焦り過ぎて怪我するなよ?」
「大丈夫、ダンテが一緒だもん。心配はないでしょ?」
「まあ……もちろんだ」
ダンテは笑ってディーヴァに続いた。
「って、ここ!?この塔の構造、どうなってるの!?」
「双剣によるとかなり変わっちまってるらしいからな」
二人が出た場所は、リヴァイアサンの死骸が落ちている中庭のような場所だった。
魚肉の腐敗する匂いが辺りに広がり、それだけで毒に冒されてしまいそうなほど臭い。
シュールストレミングもびっくりな臭さだ。死んだ悪魔なのになぜ消えない!
ダンテもディーヴァも、鼻をつまみながら会話した。
「しかし一方通行だよな、どうしろと?」
「とりあえずアレじゃない?」
いつの間にか出現している紋章。
ダンテはリベリオンで肩をポンポン叩きながら、その紋章を目掛けて突進していった。
「紋章の起動……か。
こんなくせぇとこには一秒足りとも長居したくねぇ。とっととやるぜ」
起動すると、何かの動力が作動し始めたような、そんな感じがした。
近くの部屋からの大きな振動がここまで伝わってくる。
「……近くの部屋ってどこだろ。昇降機まで戻ってみよっか」
しかし、一つ前のフロア……昇降機まで戻ってみるがそこに変わった様子は一つも見受けられなかった。
そうなると、行ける場所は先ほどアルケニーを倒した場所しかない。
食料保存庫にまで戻るが、ダンテの目にはどこも変わったように見えなかった。
「なーんもかわんねーな」
「そうかな?紋章があるよ、さっきは奥にひっこんでたのに。これじゃないかな」
つまり、紋章を起動しろということである。
「はいはいはいはいやりますよ」
「はいは一回」
ダンテが紋章を起動すると、今度は塔全体が揺れているのかと思うほどの激しい揺れが襲ってきた。
塔の一部が回転し、この階の構造が変化したようである。
「わわわ、さっきより激しく揺れております!コケちゃう〜!」
「おっと。今度こそ何か変わったのか?」
「なにかしらはかわったんじゃない?すぐそこのドアの模様が回転したし、この中が変わったと思われますダンテ隊長!」
「じゃあ行ってみるか、謎解き担当のディーヴァ隊員」
「これで上に行けってこと?」
「多分な」
「そっかぁ……。
うーごーけー!!」
色々と鬱憤もたまっているのか、ディーヴァはその入り口付近をゲシゲシと蹴りつけ、手で押している。
ダンテは苦笑してしたいようにさせた。
だが、当たり前のように昇降機はうんともすんともいわない。
「って、動かないよね、そうですよね」
「何かをはめこむ場所が三つあるから探してはめろ、ってことだろ」
「じゃあ、その何かを探しに行くよ!道はこっちしかないしね」
いつになくノリ気かつ、切り替えの早いディーヴァに、本当に本人かどうか疑いたくなる。
ダンテは不思議そうに聞いた。
「お前、いつになく積極的だがどうしたよ。なにかあったのか」
「特にないけど……しいて言うなら眠いのとお腹のすき具合が半端ないから早く帰りたいってことぐらいかな。飴ちゃん一個じゃ足りない」
「気持ちはわかるが、焦り過ぎて怪我するなよ?」
「大丈夫、ダンテが一緒だもん。心配はないでしょ?」
「まあ……もちろんだ」
ダンテは笑ってディーヴァに続いた。
「って、ここ!?この塔の構造、どうなってるの!?」
「双剣によるとかなり変わっちまってるらしいからな」
二人が出た場所は、リヴァイアサンの死骸が落ちている中庭のような場所だった。
魚肉の腐敗する匂いが辺りに広がり、それだけで毒に冒されてしまいそうなほど臭い。
シュールストレミングもびっくりな臭さだ。死んだ悪魔なのになぜ消えない!
ダンテもディーヴァも、鼻をつまみながら会話した。
「しかし一方通行だよな、どうしろと?」
「とりあえずアレじゃない?」
いつの間にか出現している紋章。
ダンテはリベリオンで肩をポンポン叩きながら、その紋章を目掛けて突進していった。
「紋章の起動……か。
こんなくせぇとこには一秒足りとも長居したくねぇ。とっととやるぜ」
起動すると、何かの動力が作動し始めたような、そんな感じがした。
近くの部屋からの大きな振動がここまで伝わってくる。
「……近くの部屋ってどこだろ。昇降機まで戻ってみよっか」
しかし、一つ前のフロア……昇降機まで戻ってみるがそこに変わった様子は一つも見受けられなかった。
そうなると、行ける場所は先ほどアルケニーを倒した場所しかない。
食料保存庫にまで戻るが、ダンテの目にはどこも変わったように見えなかった。
「なーんもかわんねーな」
「そうかな?紋章があるよ、さっきは奥にひっこんでたのに。これじゃないかな」
つまり、紋章を起動しろということである。
「はいはいはいはいやりますよ」
「はいは一回」
ダンテが紋章を起動すると、今度は塔全体が揺れているのかと思うほどの激しい揺れが襲ってきた。
塔の一部が回転し、この階の構造が変化したようである。
「わわわ、さっきより激しく揺れております!コケちゃう〜!」
「おっと。今度こそ何か変わったのか?」
「なにかしらはかわったんじゃない?すぐそこのドアの模様が回転したし、この中が変わったと思われますダンテ隊長!」
「じゃあ行ってみるか、謎解き担当のディーヴァ隊員」