mission 14:no one can take your place ~キミを目指して~
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ダンテの背後の床から現れたフォールンは剣に電撃をまとわせると横一文字に薙ぎはらう。
続けざまにダンテの真似だろうか、スティンガーのように鋭い突きを放った。
「人の十八番を奪うんじゃねぇ!!」
『しかも雷属性……そんなところまで私と同じなのよねぇ……ホントに気に入らない悪魔!
ダンテ、殺っちゃいましょうよ』
ダンテもネヴァンもお互いの技やら属性やらがかぶるのか、非常に気に入らない様子。
いらない情報だが、管理人もこの悪魔を相手にするのは大嫌いである。
「お前の場合はヤっちゃうの間違いだろ!」
『誰があんな不味そうなのとするものですか。失礼な男ね!』
「痛っ!……悪い」
倒すという意味の“やる”よりは、行為に及ぶという意味の“やる”方のほうがネヴァンには合うというツッコミを入れるダンテ。
だが、ネヴァンは心外だとばかりに武器形態の自身をバチバチいわせてダンテに電流を流した。
『今の電撃でちょっとは目が覚めたかしら?』
「まあな。……めんどくせぇけど銃を使った方がよさそうだな!」
近距離攻撃で手早くしとめたかったのだが、しかたない。
ショットガンを構えたダンテは、フォールンに向けチャージショットからのラピッドショットを連射した。
さすがにゴリゴリとはいかないが、ダメージは受けているようだ。
だが、今一つ決定打に欠けるのは変わらない。
翼で弱点である体を頑なに守っているためだ。
「くそー、めんどっちい悪魔だな。相変わらず上から目線、腹立つし」
『だったら、さらに上から見下ろせばいいじゃない』
ネヴァンの何気ない一言で、ダンテの攻撃の手が止まる。
「……イイねぇ、のった!」
上から。
その手があったじゃないか!
ダンテはショットガンを仕舞い込むと、体に魔力をまとわせエアトリックを使った。
その場にはダンテの残像のみが残る。
残像すら消え去りダンテはまったくどこに行ったのかわからない状態。
フォールンはキョロキョロと消えたダンテを探した。
ダンテがエアトリックを使って消えた先は天井から吊り下がった大きなシャンデリアだった。
ニヤリ。
ダンテは口元の笑みを深くすると、フォールンの脳天目掛け飛び上がる。
「んな体に隠してねーで中身見せろ!この似非天使!」
そして兜割りを繰り出しトドメとした。
「ギャアアアア!!」
フォールンは、断末魔をあげながら天使の物によく似た羽を散らせて消滅していく。
「ちっ、中見る前に倒しちまったぜ」
そこはちょうど背後からの攻撃となり、隠れていた体は見ないで終わってしまった。
断末魔を聞く限りでは女でなく男のようなのでどうでもいいが。
「ヤローの体になんか興味ねえしな。オレが見たいのはオレ専用の天使の体だ」
『はいはい、ゴチソウサマね。
いずれ来るでしょうし、その時にはぜひ視姦させてもらうわ』
「むしろビデオ録画頼むぜ」
この二人は、何恐ろしいことを結託しているんだろうか。
ダンテの言うオレ専用の天使、つまりはディーヴァのことなのはもう言わずもがな。
コロシアムではディーヴァを助けたネヴァンも、ディーヴァが年相応になればナニを……おっと間違えた!…何をしてもいいと考えているのである。
「『ふっふっふっ……』」
ニヤニヤしながら話し、悪魔の結界が解かれた扉を潜るダンテ達だった。
続けざまにダンテの真似だろうか、スティンガーのように鋭い突きを放った。
「人の十八番を奪うんじゃねぇ!!」
『しかも雷属性……そんなところまで私と同じなのよねぇ……ホントに気に入らない悪魔!
ダンテ、殺っちゃいましょうよ』
ダンテもネヴァンもお互いの技やら属性やらがかぶるのか、非常に気に入らない様子。
いらない情報だが、管理人もこの悪魔を相手にするのは大嫌いである。
「お前の場合はヤっちゃうの間違いだろ!」
『誰があんな不味そうなのとするものですか。失礼な男ね!』
「痛っ!……悪い」
倒すという意味の“やる”よりは、行為に及ぶという意味の“やる”方のほうがネヴァンには合うというツッコミを入れるダンテ。
だが、ネヴァンは心外だとばかりに武器形態の自身をバチバチいわせてダンテに電流を流した。
『今の電撃でちょっとは目が覚めたかしら?』
「まあな。……めんどくせぇけど銃を使った方がよさそうだな!」
近距離攻撃で手早くしとめたかったのだが、しかたない。
ショットガンを構えたダンテは、フォールンに向けチャージショットからのラピッドショットを連射した。
さすがにゴリゴリとはいかないが、ダメージは受けているようだ。
だが、今一つ決定打に欠けるのは変わらない。
翼で弱点である体を頑なに守っているためだ。
「くそー、めんどっちい悪魔だな。相変わらず上から目線、腹立つし」
『だったら、さらに上から見下ろせばいいじゃない』
ネヴァンの何気ない一言で、ダンテの攻撃の手が止まる。
「……イイねぇ、のった!」
上から。
その手があったじゃないか!
ダンテはショットガンを仕舞い込むと、体に魔力をまとわせエアトリックを使った。
その場にはダンテの残像のみが残る。
残像すら消え去りダンテはまったくどこに行ったのかわからない状態。
フォールンはキョロキョロと消えたダンテを探した。
ダンテがエアトリックを使って消えた先は天井から吊り下がった大きなシャンデリアだった。
ニヤリ。
ダンテは口元の笑みを深くすると、フォールンの脳天目掛け飛び上がる。
「んな体に隠してねーで中身見せろ!この似非天使!」
そして兜割りを繰り出しトドメとした。
「ギャアアアア!!」
フォールンは、断末魔をあげながら天使の物によく似た羽を散らせて消滅していく。
「ちっ、中見る前に倒しちまったぜ」
そこはちょうど背後からの攻撃となり、隠れていた体は見ないで終わってしまった。
断末魔を聞く限りでは女でなく男のようなのでどうでもいいが。
「ヤローの体になんか興味ねえしな。オレが見たいのはオレ専用の天使の体だ」
『はいはい、ゴチソウサマね。
いずれ来るでしょうし、その時にはぜひ視姦させてもらうわ』
「むしろビデオ録画頼むぜ」
この二人は、何恐ろしいことを結託しているんだろうか。
ダンテの言うオレ専用の天使、つまりはディーヴァのことなのはもう言わずもがな。
コロシアムではディーヴァを助けたネヴァンも、ディーヴァが年相応になればナニを……おっと間違えた!…何をしてもいいと考えているのである。
「『ふっふっふっ……』」
ニヤニヤしながら話し、悪魔の結界が解かれた扉を潜るダンテ達だった。