mission 13:duel again ~VSバージル2~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
目の前の扉に入るとそこは行き止まり。
ダンテとディーヴァは長い通路を進み、着々とバージルが待つであろう礼典室へと歩みを進めていった。
「さっき腹痛かって聞いてきたじゃない?ホントにお腹壊しそうなくらい寒く感じてきたよ……」
「大丈夫か?トイレないぞ」
「トイレは必要ないよ!ただ、なんか羽織る物あればいいんだけど」
「今のお前、ただ制服ってわけじゃないもんな」
そうなのだ。
あまり触れていないが、今のディーヴァの格好……制服はあちこち擦り切れて穴が目立つ、ボロボロな状態。
白い肌には傷も多く、満身創痍といったところ。
ディーヴァは自分でも上から下まで確認してみた。
「ああ、うん。しょうがないよね~……。だって戦いの真っ只中にいるんだもん」
「むしろその見えそうで見えないスカートの穴がけしからんもっとや「ダンテ?」……すみません調子に乗りました」
ダンテ……パンツ見たり、その先に手を出そうとしたくせに何を今さら……!
うん、でも気持ちはわかる。
見えそうで見えないは萌え!正義だとは誰のセリフだったか。
次の扉の向こうにはまた通路が続く。
そしてさっき相手したばかりのチェスの形をした悪魔の姿も見受けられる。
「うわ、またまたチェスさんたちがいるよ。……そういえばダンテって、チェスのルールはわかるんだっけ?」
「知るか!オレがそんな頭使うゲームをすると思うか?ポーカーならやるけどな!」
腰に手をあてて偉そうにダンテは言う。
「そんなふんぞりかえって言うことじゃないと思うんだよね。
ここから無事に帰れたら教えるね。楽しからやろう」
「ディーヴァ、それ……死亡フラグっぽくないか?」
「え、ダンテの?」
「なんでだよ!……グスン。もういい、サクサク進むぞ」
チェス悪魔が動き出しても動じずに軽く無視を決め込み、ダンテとディーヴァは会話していった。
この悪魔の動きは非常にゆるやか、気づいてからでもラクラク避けられると言うことを二人はもうわかっているのだ。
そして通り抜けてから、ダンテはスパイラルを使い、まとめて一直線に破壊した。
「次はこの部屋かなあ?」
「みたいだな」
ガチャ……。
すぐそばの扉を開けるダンテ。
「…………」
……パタン。
と思ったら静かに閉めた。
「入らないのダンテ、どうかした?」
「ん?んー……別に危険じゃないが、オレの頭は警告を発してる」
「はっきりしないなあ!どういうことなの…?あたしが見てみる。…………わ、またこの装置?」
代わりにディーヴァが扉を開け放ち、確認する。
そこに広がるは、いつぞやに解いた光を導くというパズルのような装置だった。
「確かにダンテにはキツいのかもしれないけど、そこまで嫌がることないでしょ。
制限時間もあるわけじゃないんだし」
さあ、入った入った!と、ディーヴァはダンテの背中を押して部屋内へ招き入れる。
だが、ダンテはそれから逃れるようにくるりと回れ右すると、ディーヴァに向き直った。
「幸いここには悪魔はこなさそうだ。オレはこの先を見てくるから、ディーヴァ、その間に解いといてくれよ」
「えええ!?ちょ、ダンテ待っ……!」
言うが早いか、ダンテはそのまま走っていってしまう。
「ダンテ逃げた!!どこまで頭使うのが嫌いなのよ!まったくもうっ!!」
プリプリ怒るがそれをぶつける相手は、もういなくなったあと。
ため息を吐いて装置に向き直る。
「って、ちょっと待って!ここ、無理じゃない?どこ壊しても像に光届かないよね?無理ゲだよね?」
うーん。
顎に手をやって再び唸るディーヴァ。
ダンテとディーヴァは長い通路を進み、着々とバージルが待つであろう礼典室へと歩みを進めていった。
「さっき腹痛かって聞いてきたじゃない?ホントにお腹壊しそうなくらい寒く感じてきたよ……」
「大丈夫か?トイレないぞ」
「トイレは必要ないよ!ただ、なんか羽織る物あればいいんだけど」
「今のお前、ただ制服ってわけじゃないもんな」
そうなのだ。
あまり触れていないが、今のディーヴァの格好……制服はあちこち擦り切れて穴が目立つ、ボロボロな状態。
白い肌には傷も多く、満身創痍といったところ。
ディーヴァは自分でも上から下まで確認してみた。
「ああ、うん。しょうがないよね~……。だって戦いの真っ只中にいるんだもん」
「むしろその見えそうで見えないスカートの穴がけしからんもっとや「ダンテ?」……すみません調子に乗りました」
ダンテ……パンツ見たり、その先に手を出そうとしたくせに何を今さら……!
うん、でも気持ちはわかる。
見えそうで見えないは萌え!正義だとは誰のセリフだったか。
次の扉の向こうにはまた通路が続く。
そしてさっき相手したばかりのチェスの形をした悪魔の姿も見受けられる。
「うわ、またまたチェスさんたちがいるよ。……そういえばダンテって、チェスのルールはわかるんだっけ?」
「知るか!オレがそんな頭使うゲームをすると思うか?ポーカーならやるけどな!」
腰に手をあてて偉そうにダンテは言う。
「そんなふんぞりかえって言うことじゃないと思うんだよね。
ここから無事に帰れたら教えるね。楽しからやろう」
「ディーヴァ、それ……死亡フラグっぽくないか?」
「え、ダンテの?」
「なんでだよ!……グスン。もういい、サクサク進むぞ」
チェス悪魔が動き出しても動じずに軽く無視を決め込み、ダンテとディーヴァは会話していった。
この悪魔の動きは非常にゆるやか、気づいてからでもラクラク避けられると言うことを二人はもうわかっているのだ。
そして通り抜けてから、ダンテはスパイラルを使い、まとめて一直線に破壊した。
「次はこの部屋かなあ?」
「みたいだな」
ガチャ……。
すぐそばの扉を開けるダンテ。
「…………」
……パタン。
と思ったら静かに閉めた。
「入らないのダンテ、どうかした?」
「ん?んー……別に危険じゃないが、オレの頭は警告を発してる」
「はっきりしないなあ!どういうことなの…?あたしが見てみる。…………わ、またこの装置?」
代わりにディーヴァが扉を開け放ち、確認する。
そこに広がるは、いつぞやに解いた光を導くというパズルのような装置だった。
「確かにダンテにはキツいのかもしれないけど、そこまで嫌がることないでしょ。
制限時間もあるわけじゃないんだし」
さあ、入った入った!と、ディーヴァはダンテの背中を押して部屋内へ招き入れる。
だが、ダンテはそれから逃れるようにくるりと回れ右すると、ディーヴァに向き直った。
「幸いここには悪魔はこなさそうだ。オレはこの先を見てくるから、ディーヴァ、その間に解いといてくれよ」
「えええ!?ちょ、ダンテ待っ……!」
言うが早いか、ダンテはそのまま走っていってしまう。
「ダンテ逃げた!!どこまで頭使うのが嫌いなのよ!まったくもうっ!!」
プリプリ怒るがそれをぶつける相手は、もういなくなったあと。
ため息を吐いて装置に向き直る。
「って、ちょっと待って!ここ、無理じゃない?どこ壊しても像に光届かないよね?無理ゲだよね?」
うーん。
顎に手をやって再び唸るディーヴァ。