五周目 壱
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『以前』と同じように。そしてもっと厳しく鍛錬するようになった。
呼吸やその型を完全な形で習得するにはある程度の上背や体重、手足の長さなど身体的な成長も必要で。それを無視して早いうちから習得するには、肺活量、体力、瞬発力、そして速さが大事だ。
普通は体の成長に合わせて修行を積むのに無理やり強くするのだから、それ相当の努力をし、鍛錬に臨まねばならない。
特に、成熟した状態でも強みの一つであった速さ。
誰も追いつけぬほどの速さを手にすれば、おのずと勝利の道は見えてくるはず。だから自分の足腰を強化し、私は私の速さを手に入れる。
今度こそ逃さない。あの鬼の頸も勝ちも、必ずやこの手の中に。
私は自分自身を痛めつけるかのように、鍛錬を続けた。槇寿朗さんの指導にも力が入る。
「打ち込みが足りん!体力も足りん!素振りは千回!次は俺との打ち稽古だ!!終わったら倒れるまで、いや倒れてもなお夕暮れ時になるまでひたすら走り込みだ!行くぞ朝緋!!」
「はいっ!!」
この時の私の歳はまだ六つ。なのに修行のメニューがこれとはスパルタすぎるかもしれない。
そのスパルタぶりは、杏寿郎さんや瑠火さんがちょっとひくほどだった。
槇寿朗さんの教え方は、本来、かなりの熱血漢なものなのかもしれない。
あの頃の幼少期に杏寿郎さんや私へつけていた稽古は、本来の力の一割も出していなかったのだろうと思う。
その勢いを例えるなら、太陽神などとよく言われていた元プロテニスプレーヤーかな。もっと熱くなれよ!って感じのあの方と似てる。
言われた修行をそつなくこなし、どんな失敗もほとんどしないという、手のかからない子の私。
子供らしからぬ私に、家族の中にじわりじわりと広がる違和感。杏寿郎さんが怪訝な顔をする。
さすがの槇寿朗さんでさえ、不思議がっている。
修行の量は槇寿朗さんが決めているのだけど、その多さの中いつ勉学に励んでいるのだ、と不思議に思っているようだ。
それもそうか。
通い始めた学校の成績は常にトップ。運動の授業もお裁縫もお料理も、そして華道茶道お琴でさえ、しっかりこなしてしまうのだから。
その上庭に畑……特にさつまいもを育てているのだ。休んでいる時間はあるのかと、親なら不安にも思うだろうね。
そしてお料理、という項目が出たからわかるだろう。
食生活についても『前』同様に私が作る回数が増えて、欧米化が進んだ。
高タンパク高カロリーは当たり前。栄養価の高い食材を使って『今度』こそ全員を生存させる。
え?高カロリーは瑠火さんが生活習慣病になってしまう?
大丈夫、そこも抜かりない。
瑠火さんには栄養に休息だけでなく、体質改善しつつ体力をつけてもらうのに、無理じゃない範囲で運動をしていただいている。抵抗力がこれで高まるに違いない。
適度な運動のおかげで、他の病気にもかからないだろうし、結核になんて罹患しないはず。
それにしても……。
栄養素に関して言えば、この明治大正の世で私は栄養士として十分にやっていけるのではなかろうか?なんて思ってしまう。
鬼を退治し終えて平和になったら、そういうことに関するお仕事をさせてもらうのもいいかもしれない。
鬼さえいなければ、私にも杏寿郎さんにも、他の人にもたくさんの選択肢がある。
そういうわけで、槇寿朗さんに様々な食材が家に定期的に届くよう、かわいい娘からのおねだりをしたわけだが。
「うちはいつから食事処になったんだ?
まあ、美味いからいいが」
と、槇寿朗さんが首を傾げるほどに肉も魚も野菜も、料理の品数もが増えていった。
ごめんなさい、途中から楽しくなってきちゃって、栄養素やバランスのよい食事関係なくお料理に熱中していたの。
特に届く野菜の種類と量は大量で。
柱として各地を点々と移動する槇寿朗さんがわざわざ食事をしに帰ってくるほどの出来、量、種類、味だった。ああ、これって『前』と同じだね。
ちなみに、槇寿朗さんは食事の際、気にいった料理があると「美味い、美味い」とぼそぼそ連発する。杏寿郎さんが普段から「美味い!!美味い!!」を大きな声で連発しているのは、ここから来ているのだと思う。やっぱり親子だね。
そしてとうとう、毎日開催されるつまみ食いの中、杏寿郎さんの苦手な食べ物を見つけてしまった。なるほどこれが未来の炎柱様の弱点。
「朝緋が使う野菜は変な物が多いなあ!これなんて切り口が不思議な形をしている。うわ、触るとねばねばではないか!納豆か!?」
「これはオクラ……ネリっていうんですよ〜。ねばねばが体にいいし、切り口は五芒星の形をしていて縁起も良さそうでしょ?」
「う、うむ……まあ、縁起はともかくおかかと醤油をかけてあると美味い」
わかる〜美味しいやつだよね〜。ん!よし、オクラは食べられる、と。
西洋唐辛子の名前で、大正時代はまだそこまで普及はしていないピーマンはどうだろう。
どんなに上手く調理しても、令和の頃とは比べ物にならない苦味、臭み。毒かと思わせるほどの舌の痺れ。
油を通してそれを抑えようと、他の野菜と一緒にかき揚げにしてみたけれど。
「うまい!うまい!うま……ゥッ……にがいな!……うまくない!!」
「うまくなくても食べかけは戻さず責任を持って食べてください」
「ぶー!朝緋は意地が悪い!!」
ぶー、とかかわいいな。
ピーマンが口に入ったターンに「うまくない!」いただきました。杏寿郎さんは苦いのがあまり好きじゃないみたいだ。そういえば『前』も苦いもの食べた時に嫌そうな顔してたっけ。
「何か口の中を和らげる物をくれ!!」
「ええ〜……じゃあ、唐柿で煮込んだ鶏肉……?」
「汁が赤いな!酸っかくて口の中は和らがないが肉が美味い!!」
「肉かーーい!」
唐柿。つまりトマトは食べられる、と。メモメモ。まあ、食べてくれるだけでよしとしよう。
トマトが赤くなると医者が青くなるっていうもんね。お医者様の商売を取ってしまうくらい元気になるという意味だけど、つまりはそれくらい赤いトマトには栄養があるということである。
ただしこの時代のトマトなんて大して甘くもない赤くもない、青臭いものが多い。生では美味しくないからおすすめしない。だからこうして焼くか煮るか汁物にしないとね。最近売り出し始めたケチャップも入れてさ。
あああ……ブロッコリーもあればなあ。
普及しなかったからこの時代にはほとんど売ってないのよね。栄養価は高いしクセがなくて美味しいからぜひ食べて欲しかったのに。
「甘くて冷たいものはないのか!」
「えっそこまでピーマンの苦味続いてるの?
あるにはあるけど……」
季節は夏。二十四時間食材を冷やしておける冷蔵庫なんて便利なものはない。
その代わりに氷屋さんから氷の塊を買って、冷蔵庫もどきの上段に置いて冷やす仕組みを取っているのでしばらくの間は冷たいままを保てる。
……どこぞの上弦の弐も、人を食べたり傷つけるためでなく、氷の血鬼術をこういうのに使ってくれればいいのに。そうしたら仲良くなれる。頸を斬らなくて済む。
だって、人と相入れる存在の鬼だって、世の中にはいるのだし。
「あれはあるか?よく朝緋が牛乳に相談だ、なんて歌いながら作っている菓子!」
「牛乳寒天だね。それなら今固まらせてる最中で「ありがとういただきます!」ってこらまだ固まってないんですけど!?」
「ぷるぷるしていない!どろりとしていた!」
「今そう言ったよね?人の話聞いてよ〜……」
牛乳にはものすごくたくさんの栄養がある。
牛乳を飲んでいる家庭飲んでいない家庭とを比べると、病気にかかるリスクの割合がかなり違っていたというニュースを聞いたことがある。もちろん、この時代でではない。
私の頭はそれを覚えていた。だからこそ『前回』も今も、肉魚野菜に加え、牛乳を積極的に取り入れているんだけども……。
ただ、槇寿朗さんなんかそうだけど、牛の乳にまだまだ抵抗があるみたいで。独特のあの味が苦手という場合もあり得るため、一度温めて風味を飛ばし、お砂糖たっぷり寒天で固めてひんやりスイーツにしたわけ。
あれは好評だ。瑠火さんもカスタードプリンの時と同じように、好物の一つと言っていた。
冷たくて美味しいし気持ちはわかるわぁ……。
そうなると当然、千寿郎や杏寿郎さんも好きになるわけでして。
ちなみに杏寿郎さんは味に抵抗もないのか、毎日普通に牛乳を飲んでいる。朝も、風呂上がりも、おやつにも腰に手を当ててぐびぐびと。
こうして牛乳をよく飲み、牛乳を使った料理やら菓子やらを成長期である今、かなり多めに摂取しているからか、家族全員が今の時期にしては骨太でガッチリ、上背も高い状態になってきていた。
このままだと『以前』よりもさらにムキムキマッスルボディ杏寿郎さんが完成してしまいそうだ。
だって成長期の終わっている槇寿朗さんでさえ、筋肉増強、屈強な大男化してきているんだもの。
杏寿郎さんの筋肉や上背が、宇髄さんを抜かしてしまったらどうしよう……。見てみたいような見たくないような。
呼吸やその型を完全な形で習得するにはある程度の上背や体重、手足の長さなど身体的な成長も必要で。それを無視して早いうちから習得するには、肺活量、体力、瞬発力、そして速さが大事だ。
普通は体の成長に合わせて修行を積むのに無理やり強くするのだから、それ相当の努力をし、鍛錬に臨まねばならない。
特に、成熟した状態でも強みの一つであった速さ。
誰も追いつけぬほどの速さを手にすれば、おのずと勝利の道は見えてくるはず。だから自分の足腰を強化し、私は私の速さを手に入れる。
今度こそ逃さない。あの鬼の頸も勝ちも、必ずやこの手の中に。
私は自分自身を痛めつけるかのように、鍛錬を続けた。槇寿朗さんの指導にも力が入る。
「打ち込みが足りん!体力も足りん!素振りは千回!次は俺との打ち稽古だ!!終わったら倒れるまで、いや倒れてもなお夕暮れ時になるまでひたすら走り込みだ!行くぞ朝緋!!」
「はいっ!!」
この時の私の歳はまだ六つ。なのに修行のメニューがこれとはスパルタすぎるかもしれない。
そのスパルタぶりは、杏寿郎さんや瑠火さんがちょっとひくほどだった。
槇寿朗さんの教え方は、本来、かなりの熱血漢なものなのかもしれない。
あの頃の幼少期に杏寿郎さんや私へつけていた稽古は、本来の力の一割も出していなかったのだろうと思う。
その勢いを例えるなら、太陽神などとよく言われていた元プロテニスプレーヤーかな。もっと熱くなれよ!って感じのあの方と似てる。
言われた修行をそつなくこなし、どんな失敗もほとんどしないという、手のかからない子の私。
子供らしからぬ私に、家族の中にじわりじわりと広がる違和感。杏寿郎さんが怪訝な顔をする。
さすがの槇寿朗さんでさえ、不思議がっている。
修行の量は槇寿朗さんが決めているのだけど、その多さの中いつ勉学に励んでいるのだ、と不思議に思っているようだ。
それもそうか。
通い始めた学校の成績は常にトップ。運動の授業もお裁縫もお料理も、そして華道茶道お琴でさえ、しっかりこなしてしまうのだから。
その上庭に畑……特にさつまいもを育てているのだ。休んでいる時間はあるのかと、親なら不安にも思うだろうね。
そしてお料理、という項目が出たからわかるだろう。
食生活についても『前』同様に私が作る回数が増えて、欧米化が進んだ。
高タンパク高カロリーは当たり前。栄養価の高い食材を使って『今度』こそ全員を生存させる。
え?高カロリーは瑠火さんが生活習慣病になってしまう?
大丈夫、そこも抜かりない。
瑠火さんには栄養に休息だけでなく、体質改善しつつ体力をつけてもらうのに、無理じゃない範囲で運動をしていただいている。抵抗力がこれで高まるに違いない。
適度な運動のおかげで、他の病気にもかからないだろうし、結核になんて罹患しないはず。
それにしても……。
栄養素に関して言えば、この明治大正の世で私は栄養士として十分にやっていけるのではなかろうか?なんて思ってしまう。
鬼を退治し終えて平和になったら、そういうことに関するお仕事をさせてもらうのもいいかもしれない。
鬼さえいなければ、私にも杏寿郎さんにも、他の人にもたくさんの選択肢がある。
そういうわけで、槇寿朗さんに様々な食材が家に定期的に届くよう、かわいい娘からのおねだりをしたわけだが。
「うちはいつから食事処になったんだ?
まあ、美味いからいいが」
と、槇寿朗さんが首を傾げるほどに肉も魚も野菜も、料理の品数もが増えていった。
ごめんなさい、途中から楽しくなってきちゃって、栄養素やバランスのよい食事関係なくお料理に熱中していたの。
特に届く野菜の種類と量は大量で。
柱として各地を点々と移動する槇寿朗さんがわざわざ食事をしに帰ってくるほどの出来、量、種類、味だった。ああ、これって『前』と同じだね。
ちなみに、槇寿朗さんは食事の際、気にいった料理があると「美味い、美味い」とぼそぼそ連発する。杏寿郎さんが普段から「美味い!!美味い!!」を大きな声で連発しているのは、ここから来ているのだと思う。やっぱり親子だね。
そしてとうとう、毎日開催されるつまみ食いの中、杏寿郎さんの苦手な食べ物を見つけてしまった。なるほどこれが未来の炎柱様の弱点。
「朝緋が使う野菜は変な物が多いなあ!これなんて切り口が不思議な形をしている。うわ、触るとねばねばではないか!納豆か!?」
「これはオクラ……ネリっていうんですよ〜。ねばねばが体にいいし、切り口は五芒星の形をしていて縁起も良さそうでしょ?」
「う、うむ……まあ、縁起はともかくおかかと醤油をかけてあると美味い」
わかる〜美味しいやつだよね〜。ん!よし、オクラは食べられる、と。
西洋唐辛子の名前で、大正時代はまだそこまで普及はしていないピーマンはどうだろう。
どんなに上手く調理しても、令和の頃とは比べ物にならない苦味、臭み。毒かと思わせるほどの舌の痺れ。
油を通してそれを抑えようと、他の野菜と一緒にかき揚げにしてみたけれど。
「うまい!うまい!うま……ゥッ……にがいな!……うまくない!!」
「うまくなくても食べかけは戻さず責任を持って食べてください」
「ぶー!朝緋は意地が悪い!!」
ぶー、とかかわいいな。
ピーマンが口に入ったターンに「うまくない!」いただきました。杏寿郎さんは苦いのがあまり好きじゃないみたいだ。そういえば『前』も苦いもの食べた時に嫌そうな顔してたっけ。
「何か口の中を和らげる物をくれ!!」
「ええ〜……じゃあ、唐柿で煮込んだ鶏肉……?」
「汁が赤いな!酸っかくて口の中は和らがないが肉が美味い!!」
「肉かーーい!」
唐柿。つまりトマトは食べられる、と。メモメモ。まあ、食べてくれるだけでよしとしよう。
トマトが赤くなると医者が青くなるっていうもんね。お医者様の商売を取ってしまうくらい元気になるという意味だけど、つまりはそれくらい赤いトマトには栄養があるということである。
ただしこの時代のトマトなんて大して甘くもない赤くもない、青臭いものが多い。生では美味しくないからおすすめしない。だからこうして焼くか煮るか汁物にしないとね。最近売り出し始めたケチャップも入れてさ。
あああ……ブロッコリーもあればなあ。
普及しなかったからこの時代にはほとんど売ってないのよね。栄養価は高いしクセがなくて美味しいからぜひ食べて欲しかったのに。
「甘くて冷たいものはないのか!」
「えっそこまでピーマンの苦味続いてるの?
あるにはあるけど……」
季節は夏。二十四時間食材を冷やしておける冷蔵庫なんて便利なものはない。
その代わりに氷屋さんから氷の塊を買って、冷蔵庫もどきの上段に置いて冷やす仕組みを取っているのでしばらくの間は冷たいままを保てる。
……どこぞの上弦の弐も、人を食べたり傷つけるためでなく、氷の血鬼術をこういうのに使ってくれればいいのに。そうしたら仲良くなれる。頸を斬らなくて済む。
だって、人と相入れる存在の鬼だって、世の中にはいるのだし。
「あれはあるか?よく朝緋が牛乳に相談だ、なんて歌いながら作っている菓子!」
「牛乳寒天だね。それなら今固まらせてる最中で「ありがとういただきます!」ってこらまだ固まってないんですけど!?」
「ぷるぷるしていない!どろりとしていた!」
「今そう言ったよね?人の話聞いてよ〜……」
牛乳にはものすごくたくさんの栄養がある。
牛乳を飲んでいる家庭飲んでいない家庭とを比べると、病気にかかるリスクの割合がかなり違っていたというニュースを聞いたことがある。もちろん、この時代でではない。
私の頭はそれを覚えていた。だからこそ『前回』も今も、肉魚野菜に加え、牛乳を積極的に取り入れているんだけども……。
ただ、槇寿朗さんなんかそうだけど、牛の乳にまだまだ抵抗があるみたいで。独特のあの味が苦手という場合もあり得るため、一度温めて風味を飛ばし、お砂糖たっぷり寒天で固めてひんやりスイーツにしたわけ。
あれは好評だ。瑠火さんもカスタードプリンの時と同じように、好物の一つと言っていた。
冷たくて美味しいし気持ちはわかるわぁ……。
そうなると当然、千寿郎や杏寿郎さんも好きになるわけでして。
ちなみに杏寿郎さんは味に抵抗もないのか、毎日普通に牛乳を飲んでいる。朝も、風呂上がりも、おやつにも腰に手を当ててぐびぐびと。
こうして牛乳をよく飲み、牛乳を使った料理やら菓子やらを成長期である今、かなり多めに摂取しているからか、家族全員が今の時期にしては骨太でガッチリ、上背も高い状態になってきていた。
このままだと『以前』よりもさらにムキムキマッスルボディ杏寿郎さんが完成してしまいそうだ。
だって成長期の終わっている槇寿朗さんでさえ、筋肉増強、屈強な大男化してきているんだもの。
杏寿郎さんの筋肉や上背が、宇髄さんを抜かしてしまったらどうしよう……。見てみたいような見たくないような。