四周目 伍
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その後、非番だったはずの杏寿郎さんに軽い任務が入ってしまい、彼が帰ってきたのは夜半過ぎだった。
「何か食べたいものあります?まだ夜も長いし時間もあるから、夜食でもと思ったのですが」
「食事はいい。それより、風呂に入りたいかな……」
鬼と相対したのだろう。怪我はなさそうだけど体のあちこちが土埃に汚れてしまっていて、戦いが激しかったことが見てとれる。
汗と鬼の血、そして汚れの三点セット。すぐにお風呂に直行したくなるやつだ。
「お風呂は沸いてます。非番だったからたまにはゆっくり入ろうと思って沸かしてあって、「よし入ろう!」……何で私連行されてるの?」
ふわりと体が浮いたと思ったら、杏寿郎さんに抱き上げられていた。そのまま風呂場へと走る。
「共に入るからだ!」
「えっ」
「昼間はなあなあにされてしまったからな。今度こそ逃しはせんよ」
何故と言う前に耳元へ囁きを落とされる。耳が唇が離れる瞬間、耳たぶをかぷりと食まれ、肌がぞくりと粟立った。私のスイッチ、押された……。
「んっ、しないってぇ……言ったの、にぃ……」
抱き上げられた体を。胎の収められた下腹部をするぅりと熱い手のひらでなぞられ、スイッチを入れられた私の体はそれだけで熱を帯び始める。女としての本能がこれから与えられる快感を待ち侘びて潤み、悦んでいた。
「言葉と体の反応が比例していないぞ」
くくく、と笑みを浮かべ、私の着物を剥ぎ取る獣がいた。
ああ結局、こうなるのね。
近づいてきた唇に素直に応えた。
風呂場で長時間。湯が冷めようとも陽が昇ろうとも乳繰り合っていた。
そろそろ朝ご飯食べたい、そう思い始めながらも杏寿郎さんの欲望に応えていた時だ。
要とあずまが本日に行われる柱合会議の話を持ってきた。
もうそんな時期だったのか。
そんな呟きが私を攻め続ける後ろから聞こえた。え、忘れてたの?駄目じゃん。
そして次に落とされた鎹烏の言葉に、二人顔を見合わせ驚く。
鬼を連れた隊士の話をされたからだ。
鬼を連れた隊士というと。
「……炭治郎と禰󠄀豆子ちゃん?」
「何か食べたいものあります?まだ夜も長いし時間もあるから、夜食でもと思ったのですが」
「食事はいい。それより、風呂に入りたいかな……」
鬼と相対したのだろう。怪我はなさそうだけど体のあちこちが土埃に汚れてしまっていて、戦いが激しかったことが見てとれる。
汗と鬼の血、そして汚れの三点セット。すぐにお風呂に直行したくなるやつだ。
「お風呂は沸いてます。非番だったからたまにはゆっくり入ろうと思って沸かしてあって、「よし入ろう!」……何で私連行されてるの?」
ふわりと体が浮いたと思ったら、杏寿郎さんに抱き上げられていた。そのまま風呂場へと走る。
「共に入るからだ!」
「えっ」
「昼間はなあなあにされてしまったからな。今度こそ逃しはせんよ」
何故と言う前に耳元へ囁きを落とされる。耳が唇が離れる瞬間、耳たぶをかぷりと食まれ、肌がぞくりと粟立った。私のスイッチ、押された……。
「んっ、しないってぇ……言ったの、にぃ……」
抱き上げられた体を。胎の収められた下腹部をするぅりと熱い手のひらでなぞられ、スイッチを入れられた私の体はそれだけで熱を帯び始める。女としての本能がこれから与えられる快感を待ち侘びて潤み、悦んでいた。
「言葉と体の反応が比例していないぞ」
くくく、と笑みを浮かべ、私の着物を剥ぎ取る獣がいた。
ああ結局、こうなるのね。
近づいてきた唇に素直に応えた。
風呂場で長時間。湯が冷めようとも陽が昇ろうとも乳繰り合っていた。
そろそろ朝ご飯食べたい、そう思い始めながらも杏寿郎さんの欲望に応えていた時だ。
要とあずまが本日に行われる柱合会議の話を持ってきた。
もうそんな時期だったのか。
そんな呟きが私を攻め続ける後ろから聞こえた。え、忘れてたの?駄目じゃん。
そして次に落とされた鎹烏の言葉に、二人顔を見合わせ驚く。
鬼を連れた隊士の話をされたからだ。
鬼を連れた隊士というと。
「……炭治郎と禰󠄀豆子ちゃん?」