あとがきと登場人物


煉獄朝緋

今回お亡くなりになった、非常に足ぐせの悪い夢主。（例：金蹴り）
死んじゃった！しゃーない！と、意外と死んだ後は楽観的だったようだ。
まさか煉獄さんがそんなにも思い詰めているとは聞くまで知らなかった。


煉獄杏寿郎

せっかく死なずに物語は進んでいったのに、思い詰めてしまい死を選んだ。それは自分で思っていたよりも愛が重すぎたがゆえ。
多分眉毛も髪の触覚（？）も、へにょーんと下がっている。煉獄という名の太陽が翳っている状態。



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徐々に酷い結末の周自体も増えていくと思いますが完全勝利Ｓのためです。
夢主達のハッピーエンドを目指すがため、夢主も、そして煉獄さんすらも、時には荊の道、地獄の道を通ることになるのです。
苦しみ足掻き、強さと想いを胸に進んだ先に、黎明の空、そしてあたたかな未来がある。

鬼滅の刃は悲劇的なエピソードが多いですが、悲しみや苦しみ、それらをつらくとも乗り越えて歯を食いしばりながらも努力して努力して。そして強くなっていく話なのだと私は考えています。
努力なくして物事は成し遂げられない。だからこそ、夢主も望む幸せを得るためにはかなりの努力が必要なのです。それこそ、炭治郎以上に。



というわけで今回は夢主がさっくりしっかりバシッ！どーん！と亡くなりました。説明下手すぎか。

煉獄さんが自刃！？いくら夢主が死んだとしてもありえない！！刀を握れないのもありえない！！メシ食べない！？それは煉獄さんと違うだろ！！
そう思うかもしれないけれど、それだけ夢主のことを愛していた。そして、それが致命傷にはならなかったとはいえ愛する人の肉体に自分の刃を穿ってしまった。斬ったその感触がずっとずっと自分の手に残ってるんですよ……。
私だったら無理です。もう刀なんて握れない。同じく柱返上も視野に入れるでしょうし、鬱もひどいでしょうとも。
愛する人が亡くなって墓に入ってしまってもなお、その片鱗や思い出を探しにあっちへふらふらこっちへふらふら。食事も碌に取れず、幽鬼のように彷徨ってしまうかも。


でもまあ。結果オーライです。
またも過去からやり直す、四周目の始まりです。
煉獄さんの記憶は今のところはリセットされてくれるし安心できる……。ほっ=333



……あと、鬼でも金蹴りは痛いと思うんだけどどう思います？