あとがきと登場人物


煉獄朝緋

悲しくて仕方ないが悲しむ暇は与えてもらえないし、その悲しみを憎しみに変えて鬼の頸を取る。だってそれが鬼殺隊士であり、杏寿郎さんも喜ぶことだろうから。継子として、煉獄家の女として、千寿郎の姉としての責務を優先した。
鬼が憎い。鬼への殺意に満ちている。般若の面がよく似合うことだろう。
そんな中、兄であり幼馴染である鬼に遭遇。幼少期にＧＯ！！


煉獄杏寿郎

今回はお休み。


竈門炭治郎

めちゃくちゃ報告した。この内容が後に活かされる。
ちなみに煉獄家で槇寿朗に予定通り掴みかかられたし頭突きしたし、煉獄さんの最期の言葉を伝えて槇寿朗さんをしっかり更生させた。


明槻

妹が怖い。
鬼なった経緯云々をある程度話した。
クエスト；煉獄杏寿郎を救え！！


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お葬式だし面倒な説明話のターンとなり、読みごたえがあまりないですが、これがないと話が進みません。
というかこの説明話ももうちょい小出しにしてこうと思っていたんですが、それやってるといつまでも煉獄さんを救えなくなるので、兄であり鬼である存在からネタバラシをある程度してもらいました。
とはいえ、光明が差したところで煉獄さんを救えるってわけじゃないけれど。そう簡単にいくわけがない。

そして夢主には痣者になれるほどの覚悟も、痛みなどに関する我慢強さもまだまだ少ないです。
炭治郎は遊郭編であんなにはちゃめちゃな怪我を負いながら頑張れたけれど(アニメ版参照)、あれは炭治郎だからできたこと。稀血ゆえ怪我を負うことをなるべく避けてきた夢主には難しいってことです。
強いのに弱い……。先が長いね。
人間つねに努力あるのみってことかな。