mission 2:Defend you forever ~オレが守る~
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その後、野良猫のように腕の中で暴れるディーヴァをなんとかなだめ、自分が悪魔退治の依頼をこなしに来たデビルハンターだと何分にもわたって説明し、ダンテはようやく理解してもらえた。
だが、まだキスした事実や血によるエネルギーの譲渡についてはまだ伝えていない。
自分が半分悪魔であることも。
「ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ!!ほんっっとーにごめんなさいっ!!!命の恩人になんてことを!
とんだ御無礼をしてしまいなんとお詫びしていいか!!」
「いーってことよ、もう全然痛くねェし。でも、ディーヴァの平手打ち、いい線いってたぜ?
鍛えれば変質者くらいなら撃退できるだろうよ」
「もうっ、ダンテさん……!からかわないでください」
ここには、少しばかり和やかな空気が流れる。
悪魔なんて最初からいなかったかのようだ。
でも、壁や床には悪魔がいた証の傷跡、血痕が残されているため、それが性質の悪い悪夢ではなかったことが見て取れる。
ディーヴァはそれを視界にいれないようにした。
「あの……ダンテさん、悪魔はもういないんですか?」
「まあ、今んところはいなさそうだな」
「あんな大量の悪魔をどうやって一人で……?怪我はしなかったんですか?」
「大したことなかったぜ?怪我もなし。オレってば強いからな」
ダンテはコートを纏っただけのむき出しの素肌をトンと叩いた。
ディーヴァは家族以外の男性の素肌を、こんな至近距離から見たことがなかったので赤い顔をして目を彷徨わせた。
「うう、ダンテさん、なんかその服、見てられません」
「ん、そうか?それを言うならお前だって見るに堪えないぞ」
言われて初めて自分の姿を顧みる。
それは血によって元の色が何色をしていたのかわからないほど赤黒く変色している。
特に背中がひどいようだった。
肌についている分はカピカピに乾いて端がポロポロとはがれおちている。
そして髪の毛の至る所にもその血はこびりついていた。
それを見ていると、怪我を負った時のこと、翼を一枚失ったその時のことを思い出す。
そして、家族を失ったあの時を……。
思いだすと恐怖がよみがえってきて体が細かくカタカタと震える。
「シャワー……浴びて着替えますね……」
「そうだな、それがいい。オレはここで待ってるぜ」
だがダンテのコートの端を、彼女はうつむいたまま離さない。
「どした?」
「あの、えと……こわいので着替えるまで近くにいてくれませんか?」
目を潤ませた彼女の瞳とかちあった。
あんなにも見てみたい、と願ったディーヴァの瞳。
吸い込まれそうなエメラルドグリーンの瞳がダンテを不安そうに見上げていて、浮かぶ涙にも瞳によって薄くグリーンが浮かび、輝いている。
庇護欲が刺激される。
庇護欲だけではない、ムラムラとした感情もだ。
ダンテはそんな彼女を見た瞬間、胸がドクンと高鳴った。
やば……かわいすぎるだろ……。
いくらなんでもこんな小さくて可愛い、ハムスターみたいな女の子を好きになるのは、犯罪じゃねぇのか?
オレ、犯罪者?オレってロリコンだったのか……?
うん、それでもいいか……っていやいやいや、だめだろオレ。
いくら恋愛に年齢は関係ないって言ってもだな……。
このままでは絶対襲う。
「お願いします、ダンテさん……」
「う……わかったよ……でも、早くしろよ?」
ダンテはうるうると潤んだ瞳で見つめられて首を縦に振るしかなかった。
気になる女の子のシャワーシーンを目の前にしながら何も出来ないなんて。
シャワールームの裸の影のおかげで役得のような拷問のような時間。
己の中の悪魔と対峙しながら過ごしているためか、ダンテはかなり疲弊していた。
悪魔と対峙している時の嬉々としたそれとは変わり、ディーヴァが見ていないのをいいことに沈んだ目を晒す。
だが、少しでも己の中の悪魔に心を許そうものなら、今すぐ裸になってシャワールームに飛び込んでしまう。
気を確かにしていなければ、好き勝手してしまうのが、悪魔の困ったちゃんなところ。
なにかが消耗する。
体力か、魔力かそれとも別の何かが。
くそ、これなら悪魔を相手にしてる時のほうが何倍も楽だぜ!
だが、我慢、我慢だぜ、耐えろ……オレ。
「ダンテさん、ちゃんとそこいますか?」
「ここにいますよ~」
ガラス越しのくぐもった、でも不安そうな声にへらりとした返事をする。
……しかし、シャワールームの曇りガラスに映るその影だけで想像するならば、背の低さの割に出ているところは出ている。
影だけと言うのがダンテの想像を余計に膨らませる。
そうだな……E…いや、Fくらいか?
オレの手に収まるかおさまらないかぐらいだよな……。
揉んだら気持ちよさそうだ……腰も無理にでも抱いたら折れちまいそうなくらい細いな。
尻もいい形してやがるし……ってオレは何を考えてるんだ……くそ…。
頭を壁に打ち付けたい。
だが、まだキスした事実や血によるエネルギーの譲渡についてはまだ伝えていない。
自分が半分悪魔であることも。
「ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ!!ほんっっとーにごめんなさいっ!!!命の恩人になんてことを!
とんだ御無礼をしてしまいなんとお詫びしていいか!!」
「いーってことよ、もう全然痛くねェし。でも、ディーヴァの平手打ち、いい線いってたぜ?
鍛えれば変質者くらいなら撃退できるだろうよ」
「もうっ、ダンテさん……!からかわないでください」
ここには、少しばかり和やかな空気が流れる。
悪魔なんて最初からいなかったかのようだ。
でも、壁や床には悪魔がいた証の傷跡、血痕が残されているため、それが性質の悪い悪夢ではなかったことが見て取れる。
ディーヴァはそれを視界にいれないようにした。
「あの……ダンテさん、悪魔はもういないんですか?」
「まあ、今んところはいなさそうだな」
「あんな大量の悪魔をどうやって一人で……?怪我はしなかったんですか?」
「大したことなかったぜ?怪我もなし。オレってば強いからな」
ダンテはコートを纏っただけのむき出しの素肌をトンと叩いた。
ディーヴァは家族以外の男性の素肌を、こんな至近距離から見たことがなかったので赤い顔をして目を彷徨わせた。
「うう、ダンテさん、なんかその服、見てられません」
「ん、そうか?それを言うならお前だって見るに堪えないぞ」
言われて初めて自分の姿を顧みる。
それは血によって元の色が何色をしていたのかわからないほど赤黒く変色している。
特に背中がひどいようだった。
肌についている分はカピカピに乾いて端がポロポロとはがれおちている。
そして髪の毛の至る所にもその血はこびりついていた。
それを見ていると、怪我を負った時のこと、翼を一枚失ったその時のことを思い出す。
そして、家族を失ったあの時を……。
思いだすと恐怖がよみがえってきて体が細かくカタカタと震える。
「シャワー……浴びて着替えますね……」
「そうだな、それがいい。オレはここで待ってるぜ」
だがダンテのコートの端を、彼女はうつむいたまま離さない。
「どした?」
「あの、えと……こわいので着替えるまで近くにいてくれませんか?」
目を潤ませた彼女の瞳とかちあった。
あんなにも見てみたい、と願ったディーヴァの瞳。
吸い込まれそうなエメラルドグリーンの瞳がダンテを不安そうに見上げていて、浮かぶ涙にも瞳によって薄くグリーンが浮かび、輝いている。
庇護欲が刺激される。
庇護欲だけではない、ムラムラとした感情もだ。
ダンテはそんな彼女を見た瞬間、胸がドクンと高鳴った。
やば……かわいすぎるだろ……。
いくらなんでもこんな小さくて可愛い、ハムスターみたいな女の子を好きになるのは、犯罪じゃねぇのか?
オレ、犯罪者?オレってロリコンだったのか……?
うん、それでもいいか……っていやいやいや、だめだろオレ。
いくら恋愛に年齢は関係ないって言ってもだな……。
このままでは絶対襲う。
「お願いします、ダンテさん……」
「う……わかったよ……でも、早くしろよ?」
ダンテはうるうると潤んだ瞳で見つめられて首を縦に振るしかなかった。
気になる女の子のシャワーシーンを目の前にしながら何も出来ないなんて。
シャワールームの裸の影のおかげで役得のような拷問のような時間。
己の中の悪魔と対峙しながら過ごしているためか、ダンテはかなり疲弊していた。
悪魔と対峙している時の嬉々としたそれとは変わり、ディーヴァが見ていないのをいいことに沈んだ目を晒す。
だが、少しでも己の中の悪魔に心を許そうものなら、今すぐ裸になってシャワールームに飛び込んでしまう。
気を確かにしていなければ、好き勝手してしまうのが、悪魔の困ったちゃんなところ。
なにかが消耗する。
体力か、魔力かそれとも別の何かが。
くそ、これなら悪魔を相手にしてる時のほうが何倍も楽だぜ!
だが、我慢、我慢だぜ、耐えろ……オレ。
「ダンテさん、ちゃんとそこいますか?」
「ここにいますよ~」
ガラス越しのくぐもった、でも不安そうな声にへらりとした返事をする。
……しかし、シャワールームの曇りガラスに映るその影だけで想像するならば、背の低さの割に出ているところは出ている。
影だけと言うのがダンテの想像を余計に膨らませる。
そうだな……E…いや、Fくらいか?
オレの手に収まるかおさまらないかぐらいだよな……。
揉んだら気持ちよさそうだ……腰も無理にでも抱いたら折れちまいそうなくらい細いな。
尻もいい形してやがるし……ってオレは何を考えてるんだ……くそ…。
頭を壁に打ち付けたい。