mission 3: Confession of love ~愛の告白~
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「ところで本当に16なのか?」
心外だ、と言わんばかりの表情で肯定したディーヴァに、さすがに12、3歳に見えたとは言えない。
まぁ、それは背丈と顔に関してだけなのだが。
ほかの16歳がどの程度なのかは良く知らないが、一般より背は低く見えるし、顔は童顔。
ただ、体型はすでに成熟していると言っても差し支えがなく、出るところは出て、引き締まっているところはキュッとしているのだ。
おお、なんというロリ巨乳。
なければないでも問題ないが、あるならあったほうかいい。大きいのは好きだ。
これだけ体が出来上がっているなら、オレのを挿れてもすぐに壊れちまうなんてことはな……って何考えてんだオレ…。
ディーヴァの荷物をバイクの後ろにくくりつけながらダンテは悶々と考える。
いくら年齢的に問題がなくたって見た目から言えば、そういうことをするのは十分犯罪レベルの問題だ。
まだまだそういう事に興味津々、大好きなお年頃のダンテ。
考え方そちら方面に行ってしまうのを、どうか許して欲しい…。
そこではたと気がついた。
荷物がやけに少なくないだろうか?
その少なさを指摘すると、足りなくなったら戻って取りに来ると返事が返ってきた。
たった一つのボストンバッグ。
そこには最低限の日用品、服、そしてお金と家族の写真だけが入っているらしい。
いくら悪魔に襲われた屋敷とはいえ、空き巣などごめんだ。
しっかりと戸締りと施錠をしたディーヴァは、ダンテがここまで乗って来たという、道向こうに止まっている赤いバイクに乗せてもらっ……足が届かなくて乗れなかった。
「バイク乗れない」
「ディーヴァがオレに正面から抱きついてくれれば、乗せることができるんだがどうする?」
「意地悪な聞き方……」
ちょっと不服そうに、ディーヴァはダンテに向かって手を伸ばす。
その背に合わせるようにダンテは屈みこみ、柔らかな手を首に回させた。
キスできそうな近さで見える赤い顔のディーヴァからふんわり漂う、甘くて優しいソープの香り。
血を洗い流すのに浴びたシャワーの賜物か。
「んじゃ、腰のあたりを少々失礼」
掛け声もなしに軽くディーヴァを抱え上げたダンテが、バイクのタンデム用の簡易シートへとディーヴァを降ろす。
本当は降ろさずにしばらく抱き合っていたかったらしいが、今はまだその関係ではない。
「ありがとう。でもこれ、何も正面から抱きつかなくてもシートに乗せられたんじゃないかな」
おっと、ディーヴァに気づかれたようだ。
バイクの電源を入れ、エンジンをふかす。
独特の匂いと排気ガスが排出されてあたたまるまで、ディーヴァは背後に佇む自分の生家を眺めていた。
名残惜しい、離れがたい。顔にはそう書いてある。
このままだと、やっぱり家に残ると言い始めそうだ。
「……そろそろ出してもいいか」
「え?ああ、うん……そうだね……。
あたし、バイクに乗るのなんて生まれて初めて。恐いからスピード出さないで、ゆっくり運転してほしいな」
「ハイハイ。わかってますよオヒメサマ。そっちこそしっかりつかまってないと落っこちるぜ」
そう言ったダンテはディーヴァの手を取り、自分の腰に回させた。
ディーヴァも落っこちるのはいやなので、初めて触れる男性の肌に恥ずかしがりながらも仕方ない、とダンテの腰にしっかりと抱きついた。
素肌にコート、そのせいでダンテの腰つきや腹筋の形まで鮮明に手や腕から伝わってくる。
なんだかすごく恥ずかしい。
何から何まで男らしいダンテの体を感じ、真っ赤になって違う涙が眼に浮かぶ。
ディーヴァはその気持ちを悟らせないよう、さらにぎゅうぎゅうとダンテにしがみついた。
「〜〜~ッ!」
ダンテの背に、ディーヴァの胸がダイレクトに当たる。
下着や衣服を通してもわかるむにゅうと潰れるこの肉感。そして形。
嬉しいサプライズだが、下半身が勃ってしまいそうだ。
「あ、あー、えーと……出発するぜ?」
一刻も早く風に当たってこの熱を発散させなくてはならない。
風に当たって、果たして落ち着くかどうかというと、微妙だったが。
「うん。よろしくお願いします」
ようやく出発したバイク。
背後では少しずつ屋敷が遠ざかっていく。
でもさよならなんて言うことはこの先決してない。
「またね」
呟いて軽く微笑むと、何故だか家族が頬笑み返してくれたような気がした。
心外だ、と言わんばかりの表情で肯定したディーヴァに、さすがに12、3歳に見えたとは言えない。
まぁ、それは背丈と顔に関してだけなのだが。
ほかの16歳がどの程度なのかは良く知らないが、一般より背は低く見えるし、顔は童顔。
ただ、体型はすでに成熟していると言っても差し支えがなく、出るところは出て、引き締まっているところはキュッとしているのだ。
おお、なんというロリ巨乳。
なければないでも問題ないが、あるならあったほうかいい。大きいのは好きだ。
これだけ体が出来上がっているなら、オレのを挿れてもすぐに壊れちまうなんてことはな……って何考えてんだオレ…。
ディーヴァの荷物をバイクの後ろにくくりつけながらダンテは悶々と考える。
いくら年齢的に問題がなくたって見た目から言えば、そういうことをするのは十分犯罪レベルの問題だ。
まだまだそういう事に興味津々、大好きなお年頃のダンテ。
考え方そちら方面に行ってしまうのを、どうか許して欲しい…。
そこではたと気がついた。
荷物がやけに少なくないだろうか?
その少なさを指摘すると、足りなくなったら戻って取りに来ると返事が返ってきた。
たった一つのボストンバッグ。
そこには最低限の日用品、服、そしてお金と家族の写真だけが入っているらしい。
いくら悪魔に襲われた屋敷とはいえ、空き巣などごめんだ。
しっかりと戸締りと施錠をしたディーヴァは、ダンテがここまで乗って来たという、道向こうに止まっている赤いバイクに乗せてもらっ……足が届かなくて乗れなかった。
「バイク乗れない」
「ディーヴァがオレに正面から抱きついてくれれば、乗せることができるんだがどうする?」
「意地悪な聞き方……」
ちょっと不服そうに、ディーヴァはダンテに向かって手を伸ばす。
その背に合わせるようにダンテは屈みこみ、柔らかな手を首に回させた。
キスできそうな近さで見える赤い顔のディーヴァからふんわり漂う、甘くて優しいソープの香り。
血を洗い流すのに浴びたシャワーの賜物か。
「んじゃ、腰のあたりを少々失礼」
掛け声もなしに軽くディーヴァを抱え上げたダンテが、バイクのタンデム用の簡易シートへとディーヴァを降ろす。
本当は降ろさずにしばらく抱き合っていたかったらしいが、今はまだその関係ではない。
「ありがとう。でもこれ、何も正面から抱きつかなくてもシートに乗せられたんじゃないかな」
おっと、ディーヴァに気づかれたようだ。
バイクの電源を入れ、エンジンをふかす。
独特の匂いと排気ガスが排出されてあたたまるまで、ディーヴァは背後に佇む自分の生家を眺めていた。
名残惜しい、離れがたい。顔にはそう書いてある。
このままだと、やっぱり家に残ると言い始めそうだ。
「……そろそろ出してもいいか」
「え?ああ、うん……そうだね……。
あたし、バイクに乗るのなんて生まれて初めて。恐いからスピード出さないで、ゆっくり運転してほしいな」
「ハイハイ。わかってますよオヒメサマ。そっちこそしっかりつかまってないと落っこちるぜ」
そう言ったダンテはディーヴァの手を取り、自分の腰に回させた。
ディーヴァも落っこちるのはいやなので、初めて触れる男性の肌に恥ずかしがりながらも仕方ない、とダンテの腰にしっかりと抱きついた。
素肌にコート、そのせいでダンテの腰つきや腹筋の形まで鮮明に手や腕から伝わってくる。
なんだかすごく恥ずかしい。
何から何まで男らしいダンテの体を感じ、真っ赤になって違う涙が眼に浮かぶ。
ディーヴァはその気持ちを悟らせないよう、さらにぎゅうぎゅうとダンテにしがみついた。
「〜〜~ッ!」
ダンテの背に、ディーヴァの胸がダイレクトに当たる。
下着や衣服を通してもわかるむにゅうと潰れるこの肉感。そして形。
嬉しいサプライズだが、下半身が勃ってしまいそうだ。
「あ、あー、えーと……出発するぜ?」
一刻も早く風に当たってこの熱を発散させなくてはならない。
風に当たって、果たして落ち着くかどうかというと、微妙だったが。
「うん。よろしくお願いします」
ようやく出発したバイク。
背後では少しずつ屋敷が遠ざかっていく。
でもさよならなんて言うことはこの先決してない。
「またね」
呟いて軽く微笑むと、何故だか家族が頬笑み返してくれたような気がした。