4日目 誘惑とキス
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「リアラお姉ちゃん?」
ダンテと違う半魔の気配が後ろに立ったことに、ディーヴァが気がついて振り返った。
ディーヴァの天使の部分が『魔』の力に反応し、相手が気配を消さない限りわかるのである。
ちょっと便利だ。
「あ、あれ…リアラお姉ちゃん?…なんか、怖いよ?」
何も言わず佇むリアラ。
その目は瑠璃色ではなく、アイスブルーに輝いている。
そして、その瞳を爛々と光らせていたのだ。
まるで、ダンテが内なる悪魔に支配されて赤い目をしている時のようなそれ。
ディーヴァは少し恐怖を感じた。
と、その時、ゴツゴツとブーツの音を響かせてダンテがキッチンに入ってきた。
「ディーヴァ、怪我は大丈夫か!!」
「あ、ダンテ。ざっくり切っちゃったけど、あたしは大丈夫だよ」
「そうか…ならよかった」
ディーヴァの言葉にほっと安心した表情になるダンテ。
「それよりリアラお姉ちゃんどしたの?なんか様子がおかしいんだけど」
怖がりたくないのに、体は勝手に怖がってしまう。
それは天使ゆえ、しかたのないこと。
「リアラがか?つーか、ホントこの匂いきっついなー…血にあてられそうだ」
ダンテは鼻を袖で覆い、それ以上血の香りを嗅がぬよう気を付けながら、リアラに近寄る。
そしてその肩に手を置いた。
「おい、どうしたリアラ」
その瞬間、ダンテの視界はぐるんと回転。
気がついたら、背中に強い痛みが発生していた。
ダンテと違う半魔の気配が後ろに立ったことに、ディーヴァが気がついて振り返った。
ディーヴァの天使の部分が『魔』の力に反応し、相手が気配を消さない限りわかるのである。
ちょっと便利だ。
「あ、あれ…リアラお姉ちゃん?…なんか、怖いよ?」
何も言わず佇むリアラ。
その目は瑠璃色ではなく、アイスブルーに輝いている。
そして、その瞳を爛々と光らせていたのだ。
まるで、ダンテが内なる悪魔に支配されて赤い目をしている時のようなそれ。
ディーヴァは少し恐怖を感じた。
と、その時、ゴツゴツとブーツの音を響かせてダンテがキッチンに入ってきた。
「ディーヴァ、怪我は大丈夫か!!」
「あ、ダンテ。ざっくり切っちゃったけど、あたしは大丈夫だよ」
「そうか…ならよかった」
ディーヴァの言葉にほっと安心した表情になるダンテ。
「それよりリアラお姉ちゃんどしたの?なんか様子がおかしいんだけど」
怖がりたくないのに、体は勝手に怖がってしまう。
それは天使ゆえ、しかたのないこと。
「リアラがか?つーか、ホントこの匂いきっついなー…血にあてられそうだ」
ダンテは鼻を袖で覆い、それ以上血の香りを嗅がぬよう気を付けながら、リアラに近寄る。
そしてその肩に手を置いた。
「おい、どうしたリアラ」
その瞬間、ダンテの視界はぐるんと回転。
気がついたら、背中に強い痛みが発生していた。