4日目 誘惑とキス
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「なるほどな、だから鏡に映ってるのか」
「はい。なんでそっちの、しかもフォルトゥナの自分の部屋に繋がったのかはよくわかりませんけど…」
「そうか…」
実を言うとリアラがダンテを思う気持ち、ダンテがリアラを思う気持ちの強さゆえ、繋がったのだが今の2人には知るよしもない。
リアラはピトリと鏡に手をあてて呟く。
「ダンテさん…」
鏡に手をやることで少しでもダンテに触れている気分になりたかった。
それでも肌に伝わるのは無機質な冷たさだけ。
「ん?」
「ダンテさんに会いたい…ちゃんと目の前でお話して、直に触れたいです……」
「俺もだ、リアラ……」
そのまま鏡に体を預け、リアラは悲痛な面持ちで正直に話す。
ダンテもリアラに寄り添うようにして、その身を鏡にもたれた。
こんなにも近いのに、こんなにも遠い。
「くそ、邪魔な鏡だな…」
「ふふっ、帰れなくなったら困りますし絶対に割らないでくださいよ?」
「わかってるよ」
「はい。なんでそっちの、しかもフォルトゥナの自分の部屋に繋がったのかはよくわかりませんけど…」
「そうか…」
実を言うとリアラがダンテを思う気持ち、ダンテがリアラを思う気持ちの強さゆえ、繋がったのだが今の2人には知るよしもない。
リアラはピトリと鏡に手をあてて呟く。
「ダンテさん…」
鏡に手をやることで少しでもダンテに触れている気分になりたかった。
それでも肌に伝わるのは無機質な冷たさだけ。
「ん?」
「ダンテさんに会いたい…ちゃんと目の前でお話して、直に触れたいです……」
「俺もだ、リアラ……」
そのまま鏡に体を預け、リアラは悲痛な面持ちで正直に話す。
ダンテもリアラに寄り添うようにして、その身を鏡にもたれた。
こんなにも近いのに、こんなにも遠い。
「くそ、邪魔な鏡だな…」
「ふふっ、帰れなくなったら困りますし絶対に割らないでくださいよ?」
「わかってるよ」