1日目 もう1つのセカイ
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ダンッ!ダダダッ!!
「ほら、逃げてばっかりいないでこっちに向かってこいよ!」
縦横無尽に飛び回りながら、ダンテは目にも止まらぬ早さで銃を撃ち続ける。悪魔もまた素早い動きでダンテの銃撃を避ける。
(お…い、…めて、止めて!)
「…っ、また…!」
頭に響く声に、ダンテは顔をしかめる。先程から途切れ途切れにこの声が響いていて、その度に動きが鈍る。それに、この悪魔と対峙していて、ダンテはあることを感じていた。
(こいつ、他の悪魔と違う…)
悪魔なら種族が違ってもどこか似たようなものがあるのだが、今目の前にいる悪魔は、今まであったどの悪魔とも違う。何というか…。
(オレと、似てる…?)
気配が半魔である自分と似ているのだ。似ている、というよりはほぼ同じ感覚、と言ってもいい。
(まさか…オレと同じ、半魔…?)
ダンテは銃を下ろすと、動きを止めて悪魔を見つめる。悪魔も足を止めたが、怯えているのか柱の影に隠れてこちらを見ている。
ダンテは悪魔に近づくと、ゆっくりと口を開いた。
「ほら、逃げてばっかりいないでこっちに向かってこいよ!」
縦横無尽に飛び回りながら、ダンテは目にも止まらぬ早さで銃を撃ち続ける。悪魔もまた素早い動きでダンテの銃撃を避ける。
(お…い、…めて、止めて!)
「…っ、また…!」
頭に響く声に、ダンテは顔をしかめる。先程から途切れ途切れにこの声が響いていて、その度に動きが鈍る。それに、この悪魔と対峙していて、ダンテはあることを感じていた。
(こいつ、他の悪魔と違う…)
悪魔なら種族が違ってもどこか似たようなものがあるのだが、今目の前にいる悪魔は、今まであったどの悪魔とも違う。何というか…。
(オレと、似てる…?)
気配が半魔である自分と似ているのだ。似ている、というよりはほぼ同じ感覚、と言ってもいい。
(まさか…オレと同じ、半魔…?)
ダンテは銃を下ろすと、動きを止めて悪魔を見つめる。悪魔も足を止めたが、怯えているのか柱の影に隠れてこちらを見ている。
ダンテは悪魔に近づくと、ゆっくりと口を開いた。